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こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

農家の所得向上が第一 改革推進に意欲 自民・西川氏

2014年07月29日 19時23分35秒 | Weblog
日本農業新聞 e農ネットに「農家の所得向上が第一 改革推進に意欲 自民・西川氏 (2014/7/29)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
自民党の西川公也TPP対策委員長は27日、栃木県矢板市で講演し、中央会制度の見直しなどの農業・農協改革に強い意欲を示した。
農業者の所得向上が特に重要だとし、「(中央会制度などを見直し)経費を節減し、単協の取り分を増やし、農家に還元する。
これが農政の根幹の考え方だ」と指摘した。

自民党矢板市支部主催の講演会で話した。
農家の所得向上に関しては、農業生産額が約8.2兆円なのに対し、食品関連産業の生産額が94兆円もあることを挙げ、「流通や販売、加工などに農家が進出する仕組みをつくりたい」と強調した。

JA全農・経済連の株式会社化については「(JAグループに)自ら決めてもらう」、農協の信用事業を農林中金・信連に譲渡などすることには「選択制にしたい。どちらでもいいと思う」と述べた。

環太平洋連携協定(TPP)にも触れ、「経済連携で日本の経済は飛躍的に良くなる。だが、農業は守る。守れないなら、TPPは反対だ」と強調。
日米間の関税交渉では「米国は自動車の関税撤廃を決めたが、いつ撤廃するか分からない。そんな中で、農業で譲歩するような弱い交渉をする気はない」と述べた。
というもの。

なんだか、節々に、現実とかけ離れている部分があるように思えるのだが。
こんなので、本当に大丈夫なのだろうか。
ただの、地方でのバホーマンスにしか思えないのだが。
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もち米成約伸び悩む 集荷見込みの6割に 14年産契約栽培取引 全農

2014年07月29日 19時18分37秒 | Weblog
日本農業新聞 e農ネットに「もち米成約伸び悩む 集荷見込みの6割に 14年産契約栽培取引 全農 (2014/7/29)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
JA全農は、2014~16年産もち米の契約栽培取引の成約状況をまとめた。
餅・米菓メーカーや米卸など約200社を対象に契約を募ったところ、14年産は今回、提示数量の83%に当たる1万3266トンが成約した。
14年産の提示は前年、前々年に続き3回目で、累計の成約数量は6万5643トンと、集荷見込み数量10万7000トンに対して61%にとどまった。
14年産は、種子配布量が前年比7%減となるなど2年連続で作付けを抑えたものの、累計の成約数量は13年産を5%下回った。

全農のもち米取引は、収穫の2年前、1年前、当年の3回にわたって契約栽培取引で事前契約を結ぶ。
残りを出来秋以降の年間契約取引やスポット取引で販売することで、実需との継続的な取引を図る仕組みだ。

14年産は、消費の減退傾向に加え、もち米を含む加工用米の作付け増が見込まれる影響で、餅メーカーの買い意欲が依然として弱かった。
主食用うるち米の販売が難航していることを受けて、買い控えを強める米卸もあったとみられる。

その中で契約が好調だったのは北海道の4銘柄。
値頃感のある価格帯と、赤飯やおこわに向いた品種特性が評価された。
一方で、高価格帯の「みやこがねもち」や「こがねもち」などの銘柄は苦戦している。

15年産は今回、6191トンが成約となり、成約率は81%。
前年分と合わせると5万4849トンの成約となった。
今回初めて提示のあった16年産は、89%に当たる4万6092トンが成約した。
というもの。

主食用米も売れず、もち米も売れない。
日本人は、今、何を食べているのだろうか。
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超早場米の内金下げ 産地在庫の増加など反映 高知

2014年07月29日 19時11分56秒 | Weblog
日本農業新聞 e農ネットに「超早場米の内金下げ 産地在庫の増加など反映 高知 (2014/7/29)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
国内他産地に先行して収穫が始まった2014年産の超早場米・高知「南国そだち」の60キロ当たりの内金(概算金)が、第2期(23~29日集荷)は8800円(1等)と、前年同期比2600円安に設定されていることが分かった。
消費減少が続く中で販売環境が悪化し、産地在庫が過剰となっていることを反映した。

14年産は全国で19万トン近い過剰米が見込まれている上、生産コストを下回る所得を補償する米価変動補填(ほてん)交付金が廃止された。
生産者の手取り確保のためには、一層の販売強化が必要な状況だ。

JA全農こうちが定めた内金は、「南国そだち」の第1期(出始め~22日集荷)が前年同期比3000円安の60キロ9000円。
同じく早期米の「ナツヒカリ」は第1期(出始め~29日集荷)で60キロ8200円。
前年同期比3400円安だ。

全農こうちは相対取引基準価格も設定した。
「南国そだち」は30日着までで、前年比2700円安の60キロ1万1800円(袋代別、1等、大阪着)。
「ナツヒカリ」は8月6日着までで、前年比3200円安の1万1000円(同)とした。

13年産米は消費の減少や作況指数が102の「やや良」となったことで需給が緩和。
さらに12年産の持ち越し在庫を多く抱えた米卸が多かったため、契約・引き渡しが前年を下回っている。
現状の契約ペースが続けば、米穀機構が過剰米として処理する35万トンを差し引いても、10月末の時点で26万トンが未契約の持ち越し在庫となる見込みだ。

【解 説】 超早場米概算金 通年販売にも影響 過剰背景に安値定着

超早場米の概算金は前年産比60キロ3000円安の水準で始まった。
8月後半から本格化する今年産米の概算金の行方を占うだけに、「予想していたとはいえ、大変厳しい水準だ」と、米産地に強い衝撃を与えている。

2009年産からこの5年間、米相場は乱高下を繰り返し、昨年産の概算金は、前年より2000円安の1万1000円~1万2000円水準だったが、今年産は、直近の最安値だった10年産の9000円~1万円水準を下回る恐れが出てきた。

背景には大幅な過剰がある。
13年産は35万トンを隔離しても26万トン水準の持ち越しが予想される。
またJA全農によると、14年産は3.5万ヘクタールの過剰作付けが見込まれ、平年作なら19万トンの過剰米が発生する見通しだ。

それだけでない。
米卸はこの1年間、12年産の処理に苦戦し、赤字決算を余儀なくされたが、13年産処理でも同様に苦戦する見通しだ。
このため、「先安観の中で、必要な分しか手当てしない」「米はいつでも手に入る」と新米の手当てを始めようとしない。

さらに、この春から、5キロ精米1500円を下回るスーパーの特売が激化し、徐々に定着しようとしている。
この水準をベースに14年産の取引も行われると、米流通業界は見る。
この小売価格から逆算すると、産地から卸に渡る相場は60キロ1万円となる計算だ。

14年産の9月の出荷本番を前に、8月下旬には北陸、関東「コシヒカリ」の概算金が決定する。
どの水準にするか産地は厳しい判断を迫られる。
一方で、主食用から飼料用への転換など、米の需給安定へもう一段の努力が必要だ。

ただ産地の努力だけでは限界がある。
政府は、米の需給操作から撤退を表明しているが、米は国民の主食である。
米の需給安定は、生産者、米業界だけでなく、消費者にとっても重要で、需給調整を含めて、国の安定策が強く求められる。
というもの。

一般の消費者に、これを説明したとしても、何も変わらない。
一つも理解されない。

産地の限界を理解している自分としては、価格を守ってあげたいと思っているのだが、現実は、そうも言っていられない所にまで、行ってしまうかもしれない。

こういう状況を作ってしまったのは、誰なんだろう。
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ぐえー疲れた

2014年07月29日 18時23分57秒 | Weblog
某メーカーから、原稿の修正が送られてきた。
少し前の記事が添付されていたので、情報を最新に修正して送り返してあげた。

それで終わったと思っていたら、今度は違うメーカーからアンケート用紙が届いて、それに答える事に。
ところが、これが、答える項目が多く、1つ1つ答えていたら、なんと2時間もかかってしまったし、全く予定になかった事なので、変に疲れ気っしまった。

夜は、ブランド化計画を作る予定だったのだが、もう頭が回らないので、今日の夜はのんびりしてみようと思う。
しかし、性格として、のんびり出来ないのだが・・・・
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やぱりバラツキがある

2014年07月29日 14時09分59秒 | Weblog
今日の朝、JAさがに対して、城田西「天使の詩」、伊万里「深山夢しずく」、佐賀松浦「逢地さがびより」、天川「天川コシヒカリ」の生育の違ったり、タンパク値が違う水田の、土質データを貰いたいという要請をしていた。

そこで、土質データをシッカリととっていた、城田西の「天使の詩」の水田10か所の土質データが送られてきた。


(サンプル地域については、確認中)

農業などの知識を持っていないと、何を書いてあるのか判らないと思うが、やっぱり水田ごとに土質成分にバラツキがある。

土質成分にバラツキがあるのに、水田の下にあるクリークについても大小があるのだから、品質が安定しないというのは、当然の結果と言える。

お金と時間がたっぷりとあるのであれば、それこそ水田を作り直してしまいたいと思うのだが、そんな事をすることは100%出来ない。
水田の下のクリークに地力が逃げないようにする実験は始まっているので、それと並行して、水田ごとの土質成分の違いを少なくする実験も必要だろうな。

クリークがある水田なのに、お米の品質が安定している土質成分が判れば、それと同じ土質成分にすることで、安定しなかった水田でも、お米の品質が安定する可能性があるからだ。
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