仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

JR三江線の思いで

2018年04月01日 | 日記
昨日(30.3.31)「島根県江津市と広島県三次市を結ぶJR三江線が31日、営業運転を終えた。記念のセレモニーも行われ、多くの住民や鉄道ファンらが別れを惜しんだ」というニュースが放映されていました。わたしは三江線の粕淵(島根県)という駅を中心とする町で6歳まで育ちました。

父が30歳の時、母と兄と私を粕淵に置き、一人で東京へ進出しました。昭和32年のことです。3年後、食べていけるという確信を得て、親せきから借金をして、千葉県松戸市に移住したようです。

今と違って、一人で東京にいる父は、年に一度くらい島根に帰郷したのでしょう。その粕淵の駅から父が家に帰ってくる姿が、思い出のひと場面にあります。

わたしが松戸に移住したのはわたしが幼稚園年長でした。その後、家族で島根に帰郷したのは、わたしが中学一年でした。その7年間は、おそらく島根に帰る余裕もなかったのでしょう。当時は、東京駅から島根県大田駅まで、出雲号という夜行列車が走っていました。行きはその出雲号で行き、帰りは、三江線で広島県三次経由にて千葉へ帰ってきました。島根県から三次へ入ると、三次がすごく大きな町に感じられたことをおぼえています。三江線は廃止で思ったことです。

コメント
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