死海文書とナグ・ハマデイ文書はキリスト教の最古の記録なのだが、現在の福音書と一致しない箇所がある、
「そして、主の連れとはマグダラのマリアである」
ダ・ヴィンチ・コードの著者・ダン・ブラウンは、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」でイエスの左の脇に描かれた人物がマリアで、二人の間には、大きなⅤが形成されているのだが、これは、聖杯を意味しているらしい。
「キリストは、どの弟子よりも彼女を愛し、しばしば唇に接吻した」
これは、今の福音書にはない、ほかの弟子たちは苛立ち、非難の意をあらわにする、
「なぜ、わたしたちよりも彼女を愛するのか」
キリストが彼女を愛するのは、それは妻であったから、まさに驚くべき意見である。