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The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

Chinese capitarism and the primitive Taoism 26

2020-02-19 13:40:11 | 世界経済
  1960年代の前半は、北朝鮮への帰還事業で盛り上がった、ニイガタの港はお祭り騒ぎ、見送りに来た女性が、コーフンして船に飛び乗ってしまって、そのまま北朝鮮に運ばれた。 

 この運動を遂行していた役員が、半島出身の老人が栃木の山奥で炭焼きをやっているのを知って、 
 「なんとか 救ってやろう」 
 そこで、重たいスライド機を背負って、その山奥の小屋を訪ねる、スライドを見せて、
 「お国は たいへんな発展です」
 「千里の馬の勢いなんですよ」
 「早く帰って 祖国の建設に参加しましょう」  

 すると、老人は、
 「これは いいシーンだけを集めたもんだ」
 「あの国が そんなにうまくいくわけがない」
 「・・・」  
 「自分勝手な人々 それ以上に狡猾で冷酷な指導者たち これからどれだけの血と涙が流されることだろう」   
 「・・・」 
 「おまえたちは みーんな だまされているんだ」     
  
 「ここでの暮らしは貧しいが 時々 町に行って甘いものを買うことができる」 
 「そして 夜になれば だれにも気兼ねしないで 安心して ぐっすりと眠ることができる」  

 なんてひねくれてジジイだ、「相手にできない」、そして、1年・2年・・・ 終に、
 「彼の言うコトの方が 正しかった」