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The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

スクランブル交差点の白鳥

2015-05-22 09:38:37 | 世界経済
          
 スクランブル交差点に白鳥が舞い下りた、その白鳥、実は、破れていたんだね、「破れた白鳥」はおかしい、「傷ついた白鳥」ではないかって、まあまあ、お聞きあれ、ちょっとしたアクシデントね。
        
 Tokyoを訪れる外国人観光客のイチバン人気、それは、渋谷のスクランブル交差点、連日、いろいろなことが起きる、今でも信じられないが、あれは夢か、いや夢ではない。
 
 晩秋、金髪の長身女性を中心にした白人のグループ、ヒゲモジャの男がテレビカメラを抱えている、目を上げると、あの巨大スクリーンでは、シブヤおじさんが、「ハッー」と息を吹きかけてスクリーンをふいていた、信号が青になる。

 ゾロゾロと人のムレ、その一行は、交差点の真ん中でストップ、ヒトが少なくなった、すると、180センチ以上の上背のキンパツ女性が、「パッ」とコートを脱いだ、その下は、なんとバレリーナ、タイツ・長い脚・真っ白なコカン、
 「アン・ドウ・トワ」
 「アン・ドウ・トワ」
 交差点の真ん中で「白鳥の湖」、
 「・・・」
 まわりの人々、あっ気にとられて声も出ない。

 長い足をアタマよりも高く振りあげた、そのシュンカン、
 「ビリッ」
 「ピカッ」

 カイセツしなければいけないね、「ビリッ」はあの布地が破れたんだ、そして、ミゼラブルなことに2枚目もほころびた、だから「ピカッ」、これがモンダイなんだね、つまり、タイヘンに言いにくいのだが、ヒヒヒ、上が金髪なら下も・・・

 交差点の数百人が吠えた、
 「ウオッー」
 「Wow!」
 アラブの若者、台湾の女の子、スケベそうなフランス人、浅黒い顔はタイのみなさん、190センチのスェーデンのカップル、おっと、緑と黒のファッションのアフリカのグループ、
 「そうだ インタビュー・インタビュー」
 〝How do you think about it?" 

 世界の声ね、
 「すごいもんを見た」
 「やっぱりニッポンだな」
 「一生の思い出になった」
 「おらーの まご(孫)に話してやるべえ」
 「韓国や中国じゃあ こうはいかないだろー」
 「パクさん くやしかったら おまんもやってみんしゃい」

 カナダの男の子、
 "Good Job!"
 "Splendid!”
 とんでもない展開になった、
 「地球の地軸が ちょっとずれたかな」

 おつきがさっとコートを手渡し、なにごともなかったかのように信号は「赤」。

 そんなことは信じられないって、私だって信じられないさ、あれは夢だったのか、まあー 白日夢っていうのもあるからね、これっ、ネットに流れたのか、まあー、ムリだろう。

 Tokyoのイチバン人気は、シブヤのスクランブル交差点、これは、ホントー、ねっ。