「僕にはアナタの言ってる事がひとつも分かりません」
という訳で今週出たモーサムのアルバムをずっと聴いてます。
久々にやりたい放題、って感じの作品でとっても気持ちが良いですね。
音もガンガンに攻めてるので、カタルシスも抜群。
これぞロックンロールの見本、とも言うべきアルバム。
ただ、それだけで済まされないのは
きちんとそれ以外の楽曲も入っているからで
例えばこの時期にもフィットしそうな「けだるいDays」の温かさだったり
最後の「Kingdom Come」は不協和音が中心の変わったバラードだし(その前のインスト曲も秀逸!)
2曲目の「youth」なんて、
これまた久っ々のモーサム流キラーチューンですよ。一気に突き抜けていく感じの。
この曲はこのアルバムでも特に好きでね、初めて聴いた時かなり嬉しい、っていうか、こういうの待ってたよ!
って思ったんですよね。
そういう意味でも復活感の高いアルバムです。
他にも「教祖様はスレンダー」とか「Black In、Black out」も非常にアガる。
何というか、なりふり構ってない感じが、ね。
でも別に原点回帰、って印象でもなくて
1曲目は前々作に入っててもおかしくないし、「けだるいDays」は前作に入っててもおかしくないし。
すっごくダークで尖りを見せているアルバムなんですけど
その中にもこれまでの要素があったりなんかして、その意味では延長線上的な部分もあったり。
要はきちんと2年前からの続きになってる感じがある・・・のかな。
その上で暴れまわってるアルバム。
めちゃめちゃにやってやればいいんだよ!ってメッセージを感じつつも、アルバムの構成はきちんと練られてる、
って感じるのもまたプラスですね。
復帰作としてはバッチシだと思います。単純に格好良いし。
過去作もまた聴きなおしたりしてますが
モーサムは本当いい曲ばっか作ってきてますね。
インディー時代から好きなバンドなので、その当時の事なんかも思い出したり。
この時期だと「ペチカ」「片っぽメモリーズ」が特にオススメ、かな。
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