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超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第2話「俺が妹とオフ会に行くわけがない」 感想

2010-10-11 00:56:07 | 俺の妹がこんなに可愛いわけがない



OP観てて思ったんですけど、あの電車って千葉都市モノレールなのでは・・・?
SOGOとかめっちゃ見覚えあったんで
検索してみたら、ホントにそれっぽいですね。
まさかあんな近所がモデルになってるとは・・・。 思わぬ嬉しさが!
先週の時点で疑ってたんですけどね。
なるほど、地元がネタにされるとこんな感じなのかあ。

しかし、それを抜きにしても、本当に面白かった。そんな「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の感想です。




冒頭。
桐乃のモデルとしての側面が描かれます。
いかにもオシャレ~な人たちとの会話。
の、一方で、オタク男子の会話に耳を傾ける桐乃。
でも、そいつらを見て「キモい」と吐き捨てる桐乃の友達。
う~ん、こりゃ確かに本当の自分は出せないわな。 年代も年代だし。

そういうストレスもあってか
兄をオタク化させようと必死な桐乃。とにかくオタク的な事を話せる人が欲しいんでしょうか。
しかし「3日でフルコンプリート」は一般人にはキツいよね(笑)。
いくら学生とは言ってもね。
自分が学生の頃でも、3日は無理だったよね。人それぞれペースもあるだろうし。

「あんたのエロゲ道はまだ始まったばかり~」

俺たちの戦いは、みたいに言うな(笑)。てか何勝手に人の道決めてんだ。


そんな無理矢理我が道に引きずり込もうとする桐乃に対して
兄である京介は率直な疑問を語るんですけど。
「オタクの友達いないの?」的な。
が、いないらしくて。
学校とかでは、あくまでモデルである自分でいたいと。何故ならば、女子中学生とは桐乃曰く
「日本で一番オタクを毛嫌いしている人達」、らしいので。
何となく言いたい事は分かる。
確かにそういう雰囲気はあると思う。

しかし桐乃にとってアニメや漫画、ゲーム等は「愛しているもの」らしい。
だからこそ、結果的にとはいえ、ようやくカミングアウト出来た相手である京介にぶつけてた訳だと思うんだけど。


そこで京介は「オタクの友達を探そう!」と。
学校で幼馴染に聞いたアイデアを参考に、WIXI・・・まあmixiですよね(笑)。
そこでオフ会の募集に応募し
実際に会って作ってみよう、と。学校とは関係のない場所で。

ちなみにここら辺の桐乃の会話は、いかにも生意気な女子中学生、って感じで大変よろしかった。
こういう生々しい描写とか、何気に凄いなあ。
視聴者に対して容赦がない感じ。
「デレデレしてんのが~」ってセリフは、今後の色々な展開を期待しちゃってもいいんですかね?(笑)。


当日!
はじめて来た、という秋葉原。
ここもまたリアルで、千葉だと千葉でそっち系の店はそこそこ充実してるので
意外と来ないんですよね。
津田沼もあるし。
まあ、それはいいとして秋葉原の描写のリアルな事よ。
しょっちゅう行く訳でもない自分でも、「ああこれは!」って感じでいちいち感動してしまった。
千葉都市モノレールといい、中々にリアルを盛り込んで来るな~。

それはそれとして
桐乃が友達を作る為の大切な行事、お茶会もといオフ会ですよ。
桐乃は兄に甘え「一緒に来てよ」と言いますけど
不安な気持ちがあったにせよ
そこはお前一人で行け、と。女子限定だし。俺は陰から見守っててやるから、と。
それを桐乃は了承し、運命のオフ会開始です。

・・・が、ビックリするほど打ち解けられない桐乃(笑)。
いや、この気持ち分かりますわ。
まあ喋り云々よりも、モデル然とした服装が原因だった訳ですけどね。
突然話しかけられても全くいい反応が出来ない桐乃。
ここら辺はなんか変なデジャヴ感じて面白かったね。本人にとっては悲しいことですが。

結局、オフ会ではまともに話せずに、終始浮いたまま終わってしまった。
励ます京介
いじける桐乃。
初めてのオタ友作りはこれで失敗か--

と、思いきや。


ここから第2次オフ会スタートです。
なんと主催者である沙織さん(背の高いメガネ女性)が
あんまり喋れなかった方と、という事で桐乃を誘ってくれたのです。
しかも、京介も。
最初彼氏と間違ってたけど(笑)。ここで桐乃が思いっきり顔を赤らめたりしなかったのもプラス。
それに、もう一人の浮いていた人も集めて4人で。
今度こそ成功なるか?

が、またも衝突!
そのオフ会に参加したもう一人の浮いていた人、HN黒猫って人がもの凄い毒舌で
誘ってくれた沙織さんにまで毒を吐くくらいだったんですよね。
「何年前のキモオタだよ!」って、折角誘ってくれたのに・・・。流石に怒る京介。
しかし沙織さんは至って冷静に場をなだめる。
うーんつくづく良い人だ。
容姿と口調は際立ってるけど(笑)。

そんな奴が、若干ひねてる桐乃と会えばどうなるか・・・ってのはもう書くまでもない。
桐乃「オサレ系中二病アニメか」
黒猫「男性向けキモオタ豚云々~の駄作」
だとかお互いの好きなアニメを真っ向から否定しあう二人。
その下らないののしりあいは・・・
若干ピリリと胸に来るものがございました(笑)。まあ、桐乃も挑発されなければあそこまでは言わない
って思うけども。
京介が「たかがアニメで・・・」って仲裁しようとするも
この二人に、視聴者的にもそのセリフは禁句っすよ(笑)。火に油を注いだ形に。

ただ。
さっきと違うのは、誰とも話せなくて終始浮いてた二人が
この2次会では、罵倒中心とは言え
しっかりと話せていた事なんです。「お互いが本当に好きなもの」を。
それだけでも大きな収穫じゃないか、と。
その後の初めてアキバ巡りとか、そういう場面でも、いちいちつっつき合う二人。

ああ、これはもう「喧嘩するほど仲が良いパターン」ですね。
やっぱり沙織さんの言うように
普段人前では出せなかった本当の自分を出せた事によって、多少通じあえた部分もあったのかと。
それに、こういうオタショップ巡りは楽しいですよね(笑)。
なんだかんだいって、成功っちゃあ成功だったのかな?
その後アキバを後にする桐乃と京介。


家に帰って食事の時間。
厳格な父親の、キツめの言葉。
この親父のこともあって、桐乃はオタク、って事に対して劣等感を抱いたのかもしれない。
要は今回の一連は、彼女の捌け口探しだった訳ですね。
ある意味。

その捌け口の一端である兄との会話。
京介は無事に友達を紹介出来た?って事で「人生相談終了」と呟きますが
何気に桐乃は兄の事を気にし始めてるみたいだし
ようやくフルコンプしたエロゲーの感想を云ってもらって、満足気味だった事から
まだまだ干渉は続くんではないかと。
それによる関係性の変化にも注目です。って事で今週は終わり。






総評としては、桐乃がめっちゃ可愛かったですね(笑)。
先週の時点である程度可愛いなあ、って思ってたんですけど
今週はそれ以上でした。
生意気な部分も、記号的から遠ざかってる感じで、個人的には可愛いと思えました。
ギリギリのライン狙ってる、っていうか。
 オタクである、って事以上に
自分らしくある、ってテーマもあるような気がしてきた。
いつかモデルとオタク、両方おおっぴらにする時とか来るんだろうか?
まあそれはそれとして
この先彼女のオタク道がどう変化していくのか、どう描かれていくのかにも注目です。

で、今回思いっきり尽くしてくれた兄貴!
何気に頑張ってくれたなあ、って思うけど
食卓でのシーンを見る限り、妹に対しての劣等感はやっぱりあるようで。
それについてもまた、今後の展開に期待です。

なんか今週無性に面白かったなあ。
すごく好きな作品になりそう。 期待しています!頑張れっ。


余談ですが、東京MXテレビの前番組「Angel Beats!」再放送と毎週予告でコラボしてるのも面白い。
こういうのいいよね。




俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第1話「俺が妹と恋をするわけがない」 感想

2010-10-04 00:50:00 | 俺の妹がこんなに可愛いわけがない



エロゲーの兄妹同時プレイ・・・。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」初回の感想です。


パッと観、「神様家族」っぽいと思いきや
モノローグが入った「げんしけん」でしょうか?
取り合えず何気に面白かったのでちょこちょこ書いてみる。






アバンでは、それこそタイトル通り?と思わせる可愛い妹の登場、
かと思いきや夢だった。
ま、髪の色が違うんでハナから分かってた訳だけれども。
実際はどうなのか、というと。


主人公は京介って言うんですが、まーどこにでもいる普通の人みたいで。
平たく言えば凡人?
って自分も人の事言えないがね(笑)。
「ミス・普通コンテスト」に出たら優勝するよ、と若干失礼な事を言っても怒らない
既に主人公に惚れてるっぽい女友達が居る時点で
ある程度充実してると思うけど。
ま、本人が気づいてなきゃ意味ないか。

そんな普通の人である主人公と比べて、妹である桐乃は町内でも有名なくらい成績の良い子、らしい。
優等生って言うか。
比べられるのが嫌なのか、不仲なのが響いてるのか
授業中妹の話題が出てると不機嫌になる京介。
・・・というか「小野妹子」とかにも反応すんのか(笑)。若干ベタやね。

で、当然帰宅しても挨拶すらしない妹。
この年代ってのは色々と難しいから・・・。
麦茶を台所に出しっぱなしにしてた事を忘れて、戻った時に妹とゴッツンコ。
バッグ拾おうとしたら、触らないで、とキレられて更に険悪なムードに。
とにかく、この兄妹は馬が合わなくて
非常に仲がよろしくない、と。
表面上ではね。


が、ここからちょっと事態は変わってきまして。
玄関に落し物があるんです。
それは、魔女っ子アニメのDVD。・・・と思ったら中身はエロゲーだった。しかも妹もの。
取り合えず動揺する京介、ですが
すぐに犯人を突き止めようとします。母か父か、妹か。

晩御飯の時にアニメの会話。
したら、母親も父親も、いかにもそんな悪影響なものを、って態度。
清清しいくらいに古典的だな(笑)。
両親はシロ、となると残されているのは、もちろん。

コンビニに行ってくるわ、と言い残して家を出る京介
ふと自分の部屋の窓を見てみると
パッと明かりが点き、人影が。
や、ここは素直に面白かったッス(笑)。 バレバレやん。

そこに居たのは、当然桐乃。
普段はツンケンしている兄の部屋に入ってくる、って事は
何かを探してる、ってこと。
もう既にバレバレなんですが、「探してるのはこれだろ」と京介は桐乃に言う。
それを見て慌てる桐乃、
返して、と言ってるのにそれは私のじゃないわよ、と。ものすごい今さら感(笑)。

明らかにアニメ、っていうかエロゲーは桐乃のもので、オタクだって事もバレバレなんですが
京介はそれを分かってて
捨てといてくれよ、とエロゲーを妹に渡す。
うーん気が効いてるね。

が、部屋を去るとき桐乃がこういうのおかしいと思う?って訊くんですよね。
それに京介が別に、って答えちゃって。
それは本心だったと思うんですけど
それきっかけでディープゾーンに入っていく展開になる訳です。



夜中、寝てたらいきなり妹に起こされる京介。若干役得じゃないか。
部屋に来て、と言われる。
不仲だったはずなのに、一体何が?

で、そのまま妹の部屋に付いていった京介
そこで彼が観たものは・・・押入れの中に隠してあった大量のオタクグッズ。
なんと、妹はオタクだったのだ!!
ってもうバレバレですね(笑)。
ま・・・大体ヤバ目なものを隠すならそこよねー。
しかし中学生であのエロゲーの多さは、猛者としか言い様がない。
というか年齢制限・・・。
何気に「あけるり」とかありますね。

何故急にこれを見せたのか?といいますと
どうやら例のエロゲーの件である種ふっ切れたといいますか
京介が別にいいんでない
と言ったのも後押しになって、いっそカミングアウトしちゃえ的な?
いい加減隠してるのが辛くなったのかもしれないね。
それと人生相談という意味合いもあって。
一般人である兄に意見を乞う、と。
こういう趣味おかしくないかな?と。

まあ、普通に考えて中学生が、モデルで稼いだ金とは言え
あんな量のエロゲー買ってたり
お布施と称して同じ作品のDVD複数買いしてたら、ドン引きする可能性のが高いわけですが
そこを京介は
「人の目なんか気にすることはねぇよ」と思いっきり肯定します。
や、年齢は気にして下さい(笑)。
それがきっかけで、両親に隠している事を手伝うってハメになった京介。
 これで少しは不仲が解消されたり
或いは恋とかに発展するんだろうか?とはいえ実妹な訳だけど。

とか、思ってたら妹ものばかり買っている桐乃に対して
「他意はないんだな?」とストレート過ぎる質問をする京介。
そしたら「キモい!」とキレられてしまいました。
現実に兄のことが好きな妹なんて居る訳ないでしょ!と。きっつ~い。当然か?
でもまあ、この時点では
別に好きじゃなくて、本当に単なるカミングアウト、相談役って感じなのかな。桐乃にとって京介は。

ちなみに、この後また起こされて
エロゲーの攻略を手伝わされていました。しかも、妹もの(笑)。
これは何のプレイなんでしょう?
したら、「じゃあ全年齢版で・・・」って、最初からそうしろっつーの。
微妙にある程度の好意があるような気がしなくもないが。
それとも、カミングアウトするだけじゃ足りなくて
やっぱ同類になって欲しいんですかね。
そこら辺の流れは、原作を読んでないのでこれからの展開に期待する事にする。
果たして兄がマジで、その道に引きずり込まれるかどうか、もね(笑)。
 来週までに全キャラコンプリート、とか何気に難題だな。

余談ですが、桐乃の「いつの間にか好きになってた」ってのは斑目の某セリフに通じるものがありますね。
ま、なろうと思ってなる人なんていないと思いますよ。うん。






ええと、原作読んだ事ないし、知識も一切入れずに、何の情報もなしで観たんですけど
タイトルからしてもっと記号的な話なのかな、と思いきや
意外に地味でしたね。
意外に地味ね。
でも、それが好きかもしんない、って事で。なんか思ったよりも雰囲気良いな、って。
観るのは止めないし、感想も書いていくつもりです。
来週以降のキャラの心情の流れにも注目です。
 元々疎遠になってた兄と妹が、秘密を共有する事で、不仲を解消する的な?
それに加えて、オタクでいるっていうこと、についてもテーマがあるような。
初回なのでちょっとじっくり書いちゃったけど
予想してたよりも面白そうですね。 ここからの加速にも期待するし、地味なままでもそれはそれで良い気もする。
ではこれにて〆です。