OP観てて思ったんですけど、あの電車って千葉都市モノレールなのでは・・・?
SOGOとかめっちゃ見覚えあったんで
検索してみたら、ホントにそれっぽいですね。
まさかあんな近所がモデルになってるとは・・・。 思わぬ嬉しさが!
先週の時点で疑ってたんですけどね。
なるほど、地元がネタにされるとこんな感じなのかあ。
しかし、それを抜きにしても、本当に面白かった。そんな「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の感想です。
冒頭。
桐乃のモデルとしての側面が描かれます。
いかにもオシャレ~な人たちとの会話。
の、一方で、オタク男子の会話に耳を傾ける桐乃。
でも、そいつらを見て「キモい」と吐き捨てる桐乃の友達。
う~ん、こりゃ確かに本当の自分は出せないわな。 年代も年代だし。
そういうストレスもあってか
兄をオタク化させようと必死な桐乃。とにかくオタク的な事を話せる人が欲しいんでしょうか。
しかし「3日でフルコンプリート」は一般人にはキツいよね(笑)。
いくら学生とは言ってもね。
自分が学生の頃でも、3日は無理だったよね。人それぞれペースもあるだろうし。
「あんたのエロゲ道はまだ始まったばかり~」
俺たちの戦いは、みたいに言うな(笑)。てか何勝手に人の道決めてんだ。
そんな無理矢理我が道に引きずり込もうとする桐乃に対して
兄である京介は率直な疑問を語るんですけど。
「オタクの友達いないの?」的な。
が、いないらしくて。
学校とかでは、あくまでモデルである自分でいたいと。何故ならば、女子中学生とは桐乃曰く
「日本で一番オタクを毛嫌いしている人達」、らしいので。
何となく言いたい事は分かる。
確かにそういう雰囲気はあると思う。
しかし桐乃にとってアニメや漫画、ゲーム等は「愛しているもの」らしい。
だからこそ、結果的にとはいえ、ようやくカミングアウト出来た相手である京介にぶつけてた訳だと思うんだけど。
そこで京介は「オタクの友達を探そう!」と。
学校で幼馴染に聞いたアイデアを参考に、WIXI・・・まあmixiですよね(笑)。
そこでオフ会の募集に応募し
実際に会って作ってみよう、と。学校とは関係のない場所で。
ちなみにここら辺の桐乃の会話は、いかにも生意気な女子中学生、って感じで大変よろしかった。
こういう生々しい描写とか、何気に凄いなあ。
視聴者に対して容赦がない感じ。
「デレデレしてんのが~」ってセリフは、今後の色々な展開を期待しちゃってもいいんですかね?(笑)。
当日!
はじめて来た、という秋葉原。
ここもまたリアルで、千葉だと千葉でそっち系の店はそこそこ充実してるので
意外と来ないんですよね。
津田沼もあるし。
まあ、それはいいとして秋葉原の描写のリアルな事よ。
しょっちゅう行く訳でもない自分でも、「ああこれは!」って感じでいちいち感動してしまった。
千葉都市モノレールといい、中々にリアルを盛り込んで来るな~。
それはそれとして
桐乃が友達を作る為の大切な行事、お茶会もといオフ会ですよ。
桐乃は兄に甘え「一緒に来てよ」と言いますけど
不安な気持ちがあったにせよ
そこはお前一人で行け、と。女子限定だし。俺は陰から見守っててやるから、と。
それを桐乃は了承し、運命のオフ会開始です。
・・・が、ビックリするほど打ち解けられない桐乃(笑)。
いや、この気持ち分かりますわ。
まあ喋り云々よりも、モデル然とした服装が原因だった訳ですけどね。
突然話しかけられても全くいい反応が出来ない桐乃。
ここら辺はなんか変なデジャヴ感じて面白かったね。本人にとっては悲しいことですが。
結局、オフ会ではまともに話せずに、終始浮いたまま終わってしまった。
励ます京介
いじける桐乃。
初めてのオタ友作りはこれで失敗か--
と、思いきや。
ここから第2次オフ会スタートです。
なんと主催者である沙織さん(背の高いメガネ女性)が
あんまり喋れなかった方と、という事で桐乃を誘ってくれたのです。
しかも、京介も。
最初彼氏と間違ってたけど(笑)。ここで桐乃が思いっきり顔を赤らめたりしなかったのもプラス。
それに、もう一人の浮いていた人も集めて4人で。
今度こそ成功なるか?
が、またも衝突!
そのオフ会に参加したもう一人の浮いていた人、HN黒猫って人がもの凄い毒舌で
誘ってくれた沙織さんにまで毒を吐くくらいだったんですよね。
「何年前のキモオタだよ!」って、折角誘ってくれたのに・・・。流石に怒る京介。
しかし沙織さんは至って冷静に場をなだめる。
うーんつくづく良い人だ。
容姿と口調は際立ってるけど(笑)。
そんな奴が、若干ひねてる桐乃と会えばどうなるか・・・ってのはもう書くまでもない。
桐乃「オサレ系中二病アニメか」
黒猫「男性向けキモオタ豚云々~の駄作」
だとかお互いの好きなアニメを真っ向から否定しあう二人。
その下らないののしりあいは・・・
若干ピリリと胸に来るものがございました(笑)。まあ、桐乃も挑発されなければあそこまでは言わない
って思うけども。
京介が「たかがアニメで・・・」って仲裁しようとするも
この二人に、視聴者的にもそのセリフは禁句っすよ(笑)。火に油を注いだ形に。
ただ。
さっきと違うのは、誰とも話せなくて終始浮いてた二人が
この2次会では、罵倒中心とは言え
しっかりと話せていた事なんです。「お互いが本当に好きなもの」を。
それだけでも大きな収穫じゃないか、と。
その後の初めてアキバ巡りとか、そういう場面でも、いちいちつっつき合う二人。
ああ、これはもう「喧嘩するほど仲が良いパターン」ですね。
やっぱり沙織さんの言うように
普段人前では出せなかった本当の自分を出せた事によって、多少通じあえた部分もあったのかと。
それに、こういうオタショップ巡りは楽しいですよね(笑)。
なんだかんだいって、成功っちゃあ成功だったのかな?
その後アキバを後にする桐乃と京介。
家に帰って食事の時間。
厳格な父親の、キツめの言葉。
この親父のこともあって、桐乃はオタク、って事に対して劣等感を抱いたのかもしれない。
要は今回の一連は、彼女の捌け口探しだった訳ですね。
ある意味。
その捌け口の一端である兄との会話。
京介は無事に友達を紹介出来た?って事で「人生相談終了」と呟きますが
何気に桐乃は兄の事を気にし始めてるみたいだし
ようやくフルコンプしたエロゲーの感想を云ってもらって、満足気味だった事から
まだまだ干渉は続くんではないかと。
それによる関係性の変化にも注目です。って事で今週は終わり。
総評としては、桐乃がめっちゃ可愛かったですね(笑)。
先週の時点である程度可愛いなあ、って思ってたんですけど
今週はそれ以上でした。
生意気な部分も、記号的から遠ざかってる感じで、個人的には可愛いと思えました。
ギリギリのライン狙ってる、っていうか。
オタクである、って事以上に
自分らしくある、ってテーマもあるような気がしてきた。
いつかモデルとオタク、両方おおっぴらにする時とか来るんだろうか?
まあそれはそれとして
この先彼女のオタク道がどう変化していくのか、どう描かれていくのかにも注目です。
で、今回思いっきり尽くしてくれた兄貴!
何気に頑張ってくれたなあ、って思うけど
食卓でのシーンを見る限り、妹に対しての劣等感はやっぱりあるようで。
それについてもまた、今後の展開に期待です。
なんか今週無性に面白かったなあ。
すごく好きな作品になりそう。 期待しています!頑張れっ。
余談ですが、東京MXテレビの前番組「Angel Beats!」再放送と毎週予告でコラボしてるのも面白い。
こういうのいいよね。