日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

Atticoの「フレスコ画教室」で生まれて初めてフレスコ画を描きました(2012.5.6)

2012年05月18日 | イタリアスケッチ
Atticoの「フレスコ画教室」に参加しました(2012.5.6)




日伊文化交流サロン アッティコ主催の「フレスコ画教室」で 生まれて初めてフレスコ画を描きました(2012.5.6)

日伊文化交流サロン アッティコ主催の「フレスコ画教室」に参加してきました

フレスコ画(Affresco)を描くなんて生まれて初めて!! という方ばかりがこの日集まり フレスコ画キットを開発された方と フレスコ画の先生に制作方法を丁寧にご説明いただき 皆で思い思いの下絵を選んで描き 緊張とわくわく感でいっぱいの一日でした:


まずはキットの中から漆喰(intonaco)の粉を取り出し 適量の水とまぜてよくこねます(ケーキやクッキー作りの要領) そしてあらかじめ水につけておいた台の上にのせて  こてを使って平らにならします 左官屋さんになった気分(*^_^*)

乾燥を待ちながら 下絵をトレーシングペーパーに描き移して それを載せて鉛筆でなぞります(実際に線は引きません) 
「人物画は難しいですよ」と言われたのですが~ 私はついつい人物画を選んでしまい(;^_^A
下描きに成功したところまでは順調にいったのですが…彩色は難しかったです!!

顔料を水で溶いて 最初は薄い色で全体を薄く塗り 乾かしながら影や陰影を塗り重ねてゆくのですが 乾くまでに仕上げないとあとからでは修正がきかないとあり 最初はあせっていましたが でも実はtempo d’oro(ゴールデンタイム)と呼ばれる 顔料がすーっとしみ込むタイミングが来ると2,3時間は持続するとあり少し安心
実際は一日の仕事量しか漆喰を塗らない それをgiornataと言うとのこと

水彩と似て異なり 私は顔の陰影をつけるのに四苦八苦しました 黒は殆ど使わず色々な色を混ぜて陰影をつける その色の選び方が参考になりました
失敗しても 最後の手段は削り落して余った漆喰をつけ足すのですが 私は顔のラインをはみ出さないように細心の注意を払いながら塗ってゆきました 

完成したら ビニール等でくるんで2日間は湿気を保ち 乾いたらイーゼルに立てかけて飾れるとのこと 小さい作品ですが一期一会と思って完成させました(ほんとはもっと手を入れるべきですが 初めての体験ということで…) 

先生の作品はわざと気泡を生かしたものや 廻りに同系色の小さなタイルをはめ込んだ作品など ステキでした!!

フレスコ画キットはなかなか手に入らないものだそうですが イタリアでは日常的に壁の補修などで漆喰は使うそうです 日本にも漆喰の壁ってありますよね

以前参加したクラブツーリズムカフェ練馬店の「スペインの陶器絵付け体験講座」では陶器がすーっと一瞬で水を吸ってしまうので 色をのばせずに描きづらかった記憶があるんですが (焼けば表面はつるつるになります) 今回はその点は描きやすかったようです 

三越イタリアフェア等でも時々 フレスコ画の実演をやっていますよね!!

珍しい体験ができてとてもステキな一日を過ごすことができ Atticoさま そして先生方にこの場を借りましてお礼申し上げます 
ここは浅草橋にあり(屋形船を見ながら歩く) いろんな講座をやっています 
ひさびさに行きましたが懐かしく楽しいひとときを いつもメルマガを送ってくださる方たちと持てて幸せでした(*^_^*)

Atticoはこちら 

6月3日(日)にも第2弾をやるそうです!!(残席僅かとのこと) 詳しくは こちら 



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