Zermattはあいにく雲が低く湿っぽい感じだった。駅前で果物や飲物を買ってゴルナグラード登山電車に乗る。森林限界線を越えると頂上を雲に隠したマッターホルンが見え隠れしてきた。やはり感動モノである。晴れた空をバックにしたらどれほど素晴らしいものが見られるのか。
氷河急行からゴルナグラートの山岳鉄道に乗り換えリッフェルベルグで降りてホテルへ行く。ポントレジーナから電話でマッターホルンの見える部屋をと頼んであった、つたない英語それも電話での予約だから上手く通じたかどうか不安だった。しかし渡された鍵の番号を頼りに部屋へ行き窓を開けるとなんと額の中の絵のようなマッターホルンが見えた。
夕食まで少し時間があったので散歩する。ホテルから5分ほど登ったところに小さな教会が建っておりそこからの景色が美しい。頂上付近にはまだ雲がある。雨が降ったのか牧草は露が降りたように濡れた感じだ。明日の天気を期待する。
夕食はちゃんとしたディナー風だった。ビールを飲みながらこれまでの行程を思い出し明日の期待に胸が弾む。日本人の団体・個人旅行客も多い、シーズンになるとこのディナーの場も満席になるのだろう。
マッターホルンは是非見たかった。スイスの名山といえばやはりマッターホルンが筆頭になる。これまで通ってきたベルナーオーバーランドのアイガー・メンヒ・ユングフラウやベルニナ山群も素晴らしかった、でもマッターホルンは見たかった。
今回のスイス旅行のお膳立てをした先輩の予定に入っていなかったので独自に日程を組んだ。
これほど期待したMatterhornなのでしっかり目に焼けつけたかった。
当初の予定はRiffelbegは1泊だけで翌日はチェルマットに降りるつもりであった。チェルマットやスネガとかの散策はその方がいいと思えたからである。それに話に聞いたサースフェーまで足を伸ばすかもしれないとも考えたからです。
夕食後Coopで買って窓辺に置き冷やしてあった缶ビールを飲みながら、これからの行動を考えた。Saas-Feeまで行くのは無理のようだ。ZermattからはMatterhornが見える場所は限られているようだ。しかし観光するのにここからでは下ったり登ったりで交通費が余計に掛かる。あれこれ思案するも、街中で泊まるよりも山の上が気持ちが良いだろうと思い、財布の事はムリに忘れて分不相応なこのホテルにもう1泊することにした。
フロントに行くと明日までは空き室がありOKとのこと、その翌日日曜からはいっぱいと言われた。いよいよシーズン到来なのか。
Zermattという表題にしたが、Zermattはロープウェイへの乗換のためにメイン通りを歩いただけだった。絵葉書やガイドブックに掲載されている写真の場所は見たので、知らない人にはツウで通るでしょう。(笑)
ブランドの店はガラス越しに、おみやげ品屋中まで入って値段を確認して買うのは駅前のCoopで済ませた。包装紙の違いは価格の違いに直結している。このスーパー日曜日に閉まっていた。たまたまなのか毎日曜が休日なのかは知らない。
それと象の看板(?)、大きなブルーの象、あれは有名なのかな。写真を撮っている人が大勢いたけど。
Zermattは日本人が多い。観光客の半数以上が日本人だ、我々もその一員だが・・・
夕方の駅前に数百名の日本人が集団となって固まっている姿は異様な光景だ。店も、特におみやげ品屋では日本人の店員がいるし、やり取りを聞いていてそこら辺の温泉町と変わらない雰囲気た。
団体旅行なら重い荷物を持つことなく目的地まで快適な旅が楽しめるだろうに、私たちは土産品がいっぱい詰まった40Kg を超えるスーツケースをガラガラ引っぱっていた。
ちなみに中には、三角の一口チーズが12Kg(300gの40個)、チョコレート3Kg(60gの50枚)、ホンジュの素4Kgその他のおみやげ類がギッシリ詰められていた。
チェックアウトするとき荷物を駅まで運んでもらえるという事だったのでお願いした。すると電気自動車のキーが見当たらずにボーイに運ばせるとのこと。駅までは上り坂で3~5分の道のり。私もスーツケースに入らない分のダンボール箱を抱えている。息が切れた。ボーイはフウフウ言うているが休むと尚キツクなるのでムリして休息なしに歩いている。それに汽車の時刻も迫っていた。駅に着いたときはあまりの疲労・キツサに笑う以外はなかった。
ボーイも笑っていた。とにかく声も出ないので大声で笑うしかなかった。キスリングの40Kgならなんとか担げるけど、その重さのスーツケースを肩で運ぶのはタイヘンだ。舗装されておればガラガラ引っぱれたが、あいにく土、石、どろ、草の自然な道なのでしょうがない。
苦しさは笑いで誤魔化す、これも自然かな。
スイスで初めてのチップを出した。朝っぱらから5フランでは合わない仕事だっただろう。
氷河急行からゴルナグラートの山岳鉄道に乗り換えリッフェルベルグで降りてホテルへ行く。ポントレジーナから電話でマッターホルンの見える部屋をと頼んであった、つたない英語それも電話での予約だから上手く通じたかどうか不安だった。しかし渡された鍵の番号を頼りに部屋へ行き窓を開けるとなんと額の中の絵のようなマッターホルンが見えた。
夕食まで少し時間があったので散歩する。ホテルから5分ほど登ったところに小さな教会が建っておりそこからの景色が美しい。頂上付近にはまだ雲がある。雨が降ったのか牧草は露が降りたように濡れた感じだ。明日の天気を期待する。
夕食はちゃんとしたディナー風だった。ビールを飲みながらこれまでの行程を思い出し明日の期待に胸が弾む。日本人の団体・個人旅行客も多い、シーズンになるとこのディナーの場も満席になるのだろう。
マッターホルンは是非見たかった。スイスの名山といえばやはりマッターホルンが筆頭になる。これまで通ってきたベルナーオーバーランドのアイガー・メンヒ・ユングフラウやベルニナ山群も素晴らしかった、でもマッターホルンは見たかった。
今回のスイス旅行のお膳立てをした先輩の予定に入っていなかったので独自に日程を組んだ。
これほど期待したMatterhornなのでしっかり目に焼けつけたかった。
当初の予定はRiffelbegは1泊だけで翌日はチェルマットに降りるつもりであった。チェルマットやスネガとかの散策はその方がいいと思えたからである。それに話に聞いたサースフェーまで足を伸ばすかもしれないとも考えたからです。
夕食後Coopで買って窓辺に置き冷やしてあった缶ビールを飲みながら、これからの行動を考えた。Saas-Feeまで行くのは無理のようだ。ZermattからはMatterhornが見える場所は限られているようだ。しかし観光するのにここからでは下ったり登ったりで交通費が余計に掛かる。あれこれ思案するも、街中で泊まるよりも山の上が気持ちが良いだろうと思い、財布の事はムリに忘れて分不相応なこのホテルにもう1泊することにした。
フロントに行くと明日までは空き室がありOKとのこと、その翌日日曜からはいっぱいと言われた。いよいよシーズン到来なのか。
Zermattという表題にしたが、Zermattはロープウェイへの乗換のためにメイン通りを歩いただけだった。絵葉書やガイドブックに掲載されている写真の場所は見たので、知らない人にはツウで通るでしょう。(笑)
ブランドの店はガラス越しに、おみやげ品屋中まで入って値段を確認して買うのは駅前のCoopで済ませた。包装紙の違いは価格の違いに直結している。このスーパー日曜日に閉まっていた。たまたまなのか毎日曜が休日なのかは知らない。
それと象の看板(?)、大きなブルーの象、あれは有名なのかな。写真を撮っている人が大勢いたけど。
Zermattは日本人が多い。観光客の半数以上が日本人だ、我々もその一員だが・・・
夕方の駅前に数百名の日本人が集団となって固まっている姿は異様な光景だ。店も、特におみやげ品屋では日本人の店員がいるし、やり取りを聞いていてそこら辺の温泉町と変わらない雰囲気た。
団体旅行なら重い荷物を持つことなく目的地まで快適な旅が楽しめるだろうに、私たちは土産品がいっぱい詰まった40Kg を超えるスーツケースをガラガラ引っぱっていた。
ちなみに中には、三角の一口チーズが12Kg(300gの40個)、チョコレート3Kg(60gの50枚)、ホンジュの素4Kgその他のおみやげ類がギッシリ詰められていた。
チェックアウトするとき荷物を駅まで運んでもらえるという事だったのでお願いした。すると電気自動車のキーが見当たらずにボーイに運ばせるとのこと。駅までは上り坂で3~5分の道のり。私もスーツケースに入らない分のダンボール箱を抱えている。息が切れた。ボーイはフウフウ言うているが休むと尚キツクなるのでムリして休息なしに歩いている。それに汽車の時刻も迫っていた。駅に着いたときはあまりの疲労・キツサに笑う以外はなかった。
ボーイも笑っていた。とにかく声も出ないので大声で笑うしかなかった。キスリングの40Kgならなんとか担げるけど、その重さのスーツケースを肩で運ぶのはタイヘンだ。舗装されておればガラガラ引っぱれたが、あいにく土、石、どろ、草の自然な道なのでしょうがない。
苦しさは笑いで誤魔化す、これも自然かな。
スイスで初めてのチップを出した。朝っぱらから5フランでは合わない仕事だっただろう。