どこ吹く風

旅のことを主に書く。

もう旅立ちの日になった

2008年10月09日 10時30分10秒 | 天空への旅
 なんやかんやと何かをしているようで、何もしないまま出発当日となってしまった。
さて持ち物をスーツケースとリュックに詰めるうちに忘れ物に気づくだろう。気づかなければ後で後悔するだけ。
飛行機に預ける荷物の重量が厳しくなっている。1個20Kgというのが標準化されつつあるようなので、これまでの大きなスーツケースに二人分いれて40Kg以内ですということはダメのようなので新たに小さなヤツを買った。中国行きもそうなのかどうかハッキリしないけどこの際ということで買った。各人専用になるおかげで自分のものは自分で責任を持って準備する羽目になった。

 オキナワー香港ー成都往復のチケットはOKだが、成都で手配した宿、航空券の手配状況のResが来ない。催促のメールを出したけどこれにも返事が無い。電話で確認すべきか・・・
香港から連絡を入れてみるかな。近くまで行けば通話料も」安くなるだろう。(笑)

 というわけで成都入りしてからの行動の予測が立たない。着いた翌日に九塞溝へ飛び立てるものなのか。ダメならダメで方法を考えねばならない。どういう方法があるのかもあと数時間で考えられるのか疑問はある。飛行機の中でガイドブックとする地球の歩き方を読んで参考にしよう。
それとお気に入りに登録してあるサイトの資料もプリントアウトして持参しよう。

 なんとも泥縄式の間が否めないけど行けば行ったで何とかなるものだ。筆談用のメモ帳とサインペンも持って行こう、準備じゅんび。
家族に残しておく日程表(完全に予定表だが)もプリントの必要あり。
飛行機は17時発なので家を出るのは3時ごろでいい、あと5時間弱なのでマジメに取り掛かろう。いつもの出発より時間があるので助かる。

 というわけで次の書き込みは月末になるでしょう。初っ端から予定が狂っているようなので何処まで行けるか、出来るか自分でも予想がつきません。何があっても”遊び”なのでカリカリせず心を広げて楽しむことに専念します。

それではこれから準備に取り掛かります。

準備での重大な手抜かり

2008年10月01日 16時06分12秒 | 天空への旅
 出発が目前に迫ってきた。来週の末には成都にいることになっている。
振込みを済ませた香港のHISから所定の金額を受領したとのメールが先日届いている。
昨日ここオキナワのHISで香港往復の旅費の支払を済ませた。そのとき「チケットを受け取りに後日窓口まで来るか、Eチケットにするか。」と問われた。
実は私はEチケットなるものを理解していなかったので詳しく説明してもらった。結論から言うと、何てことは無くEメールで送られてきたものをプリントアウトして飛行場の窓口で見せるだけという。な~んだ、Eチケットとは電子機器対応の磁気付きのチケットを想像していたのに少しガッカリ。

 香港から郵便が来ないと思っていたらメールに添付されていたモノがそうだったのだ。郵便が届かないので確認のメールを入れようと思っていた、説明を受けて余計な手間が省けた。ホントに現代のシステムに慣れていないオジサンいやジーサンになっている。

 さあ後は成都の旅行社に頼んだラサ行きの青蔵鉄道のチケットだけだと悠然と構えていたのに、MLのメンバーからビザの指摘を受けた。そういえばチベットに入るにはビザが必要だった。計画した頃読んだサイトにも書かれていた、それなのに手続をしていない。アホだナ~。
中国旅行は15日以内ならノービザというのと、チベットへの入境許可証の取得というにの目を奪われて肝心のビザのことを忘れていた。今からビザを取るのは時間的にムリだろうから成り行きに任すことにした。何とか行けたら行く、行けなかったら別の場所を観光することにした。

 四川省およびその周辺を調べると見どころがイ~ッパイある。1・2回行ったところで廻れないほどある。仮にラサへ行けなくとも代替地は幾らでもある。負け惜しみではない。今回のチベットは青蔵鉄道に乗るのが主目的で、ラサのような高地で私が歩きまわれるかどうかを確認するのが第二の目的である。それ故ラサではポタラ宮の観光も予定していなかった。ただ行ってみるのが目的だった。その理由については別に書くこともあるだろう。

 青蔵鉄道に乗れない場合の代替地を考えなければならない、でも10月に入りチケットも手に入ったので気分は高まっている。
持ち物の点検をはじめよう。

計画煮詰まる

2008年09月14日 08時54分56秒 | 天空への旅
 九塞溝観光と青蔵鉄道乗車は別々に思いついたけど何時しかそれが合体して一度に行く気になった。オキナワから行くとなると九塞溝は成都経由の便が良い。一方青蔵鉄道は西寧始発だけでなく北京や成都からも出ている事が分かった。それで今回は成都を起点に動くことにした。

 それで成都について調べていくと、四川省の州都で近くには多くの観光地がある事も分かり益々気分が高まってきた。三国志の蜀の国で劉備元徳や諸葛孔明が活躍した地なのでその関連の施設・場所も多いけど今回は歴史的に有名な場所は意識的に避けた。自然の景観を見ることを主体にしたい。
というのは歴史的なこととその場所を結びつけるのにはある程度の知識が必要となる。今さら勉強や復習をしたくないというのがホンネです。美しい自然を心置きなく眺めるのを目的とします。

 調べているうちに
海螺溝をしり聞いたことがあるミニヤコンガと結びついた、大きな収穫だ。成都から300Kmしか離れていない、3日間あれば行けそうだ。そこでラサへの出発を後ろにずらして日にちを確保した。
日程については私の希望であり、いま現地旅行社と打ち合わせ中です。香港の旅行社からは16日までに入金せよと連絡が来た。成都には再々問い合わせ中なので未だ流動的。四川省は見るべき場所が多々あるので臨機応変に対応すれば代わりの場所は見つかる。さほど心配はしていない。

 旅に出かける前はいつもそうだが私は今を楽しんでいる、今も楽しんでいる。計画段階でも楽しいものだ。
 私なりの計画は次の日程表のようになった。

   --------
9日(木) 那覇発     香港泊
10日(金) 成都へ 
     中国国際6502 香港→成都 1020 1250 成都泊
11日(土) 成都から黄龍見物後九塞溝へ 九塞溝泊
12日(日) 九塞溝見物     九塞溝泊
13日(月) 九塞溝見物     九塞溝泊
14日(火) 九塞溝から成都へ  成都泊
15日(水) 
16日(木) 海螺溝
17日(金)           
18日(土) 夕方 青蔵鉄道でラサへ  
19日(日)        車中泊
20日(月) 夕方 ラサ到着   
21日(火)   ラサ市内観光
22日(水)   ラサ市内観光
23日(木) 空路成都を経て  香港へ 
        成都→香港  中国国際427 1600 1825
24日(金) 香港発 オキナワへ

天空への旅  (助走)

2008年09月12日 14時00分38秒 | 天空への旅
 このカテゴリー名を「天空への旅」としたのは、西寧からラサまで運行している列車に乗り、テレビで流された風景をこの目で見たい味わいたいと思ったからです。高原を行く汽車は将に天空に向かって走っていくように見えた。それに天空という言葉がいい、格好をつけ過ぎる感もあるがそれだけ期待しているということです。

 その青蔵鉄道のステップが近くなりつつある。年明けから今年は北京オリンピックがあるので中国旅行はひかえ、来年に延ばしたほうがスムーズに行くのではと考えもした。するとあのラサでの暴動発生、それに追い討ちをかける様に四川大地震の発生と状況は悪くなるばかり。
しかし”さすが中国”と言うべきか”やはり中国”と表現すべきか予想以上のスピードで混乱が収まりつつある。大きな国の一つの出来事として飲み込まれたのか、良くも悪くも大きな国の巨大なる権力で意識的に一定の方向へ突き進めて納めたのか。しかし観光旅行へ出かけることが出来るまでに現地は落ち着いたと私は判断している。

 また今回の旅のもう一つの柱である九塞溝は成都からの陸路に問題は残っているものの九塞溝の地域には地震の直接被害は少ないとのことなので安心している。あの美しい風景はほぼ無傷で見ることができるようだ。
大きく迂回するルートしかとれないが通ってみたい。天空への旅と銘打っているものの成都から空路で往復するのは勿体無い気がする。この目で地形風景を見るのが観光なのだから目的地までの途中とはいえ眺めたい。でも10時間以上もバスに揺られなければならない。私はそれでも良いと思っているけど財布および全ての決定権を持っている妻が納得するかは地震並みの問題だ。

 また四川省の観光についてインターネットで調べていると素晴らしい場所を発見した。海螺溝という場所だ、ミニヤコンガと言う名前のほうが通りが良いかもしれない。ミニヤコンカは7556m高峰で海螺溝はミニヤコンカを目の前に見渡せる展望所のある場所のようだ。また海螺溝へ行く途中には途中には瀘定橋(大渡河)という中国革命の記念すべき場所もある。学生時代に中国の赤い星を胸をワクワクさせて読んだときの事を思い出した。大渡河、長征のクライマックスとも言うべき場所がそこにあったのだ。成都から僅か300Kmしか離れていない。行ってこの目で見たい、多少ムリしてでも行くべきだろう。

 成都付近のことを調べていくと素晴らしい場所が次々と出てくる。日程を勘案しながら強行軍になろうともアチラこちらと廻りたい。それに川劇も見たい。

夢・希望が湧き上がってくる今日この頃です。

九塞溝 準備を始める

2008年09月03日 07時40分41秒 | 天空への旅
 国慶節の10月1日は水曜日、3日間は休みなので土日に続き第1週は大型連休だろう。九塞溝へ行くとしたら第2週に出発するのが無難だ。
HISで上海と香港までの航空運賃を調べてたら次の通りだった。

 香港    上海
航空券代金     50000 64000
空港施設使用料     0 0
出入国税等     1740 1500
燃油サーチャージ  4800 17940
 ------ -----
合計   56540 83440

往路  香港    上海
出発時間     17:00    13:30
到着時間     18:25    14:30

復路
出発時間     16:40 9:30
到着時間     20:00 12:30

 上海が予想以上に高い。上海便は中国東方航空、香港は香港エクスプレス航空が就航している。いずれも単独路線なので程度の料金になるのだろう。地方の悲哀ということか。
 料金と便数の多さから香港経由で成都へ行こうと思う。ただ香港便は曜日によって運行時間が昼になったり夜になったりするので乗り継ぎに影響する。その辺りも勘案して出発日を決めなければならない。今のところ10月9日出発することにしよう。

となると香港で1泊し翌日成都入りとなる九塞溝へは何時行こうか、着いた翌日出発すると土曜日になる、チケットは手に入るか。片道はバスにしたいけど妻は10時間以上もバスに揺られるのはイヤだと拒否している。しかし飛行機だと日程が縛られるので九塞溝から成都へ戻るのはバスが良いのだけど。

 その前に香港から成都までの航空チケットを手配せねばならない。これまで具体的に何も手をつけていない。これから頑張ろう。

写真は雨の中を九塞溝入口へ向かう大勢の観光客

情報収集 MLに加入

2008年08月20日 07時12分23秒 | 天空への旅
前回の書き込みから長い間ご無沙汰して、日付を見ると約2ヶ月になろうとしている。少しサボり過ぎた。この間も情報収集を続けていた。

 九塞溝観光は航空機利用なら問題なく行なえるようだ。しかし片道だけでも陸路を利用したいと考えているので、中国の旅行社のサイトを見たり検索をしたりしている。中国語の壁があるので詳しいことはあやふやな解釈になってしまい、得てして自分に都合の良い解釈になってしまう。

 もっと詳しく新しい情報が欲しくて検索していると或る掲示板に”「中国旅行メーリングリスト」のメンバーからの情報によると”という記述がある。このようなMLがあると知って又検索をかけてMLの説明があるサイトに辿り着いた。
即加入申込をしたらその日から配信されるようになった。

 活発にやり取りされているMLでたくさんの書き込みが配信されてくる。これほど量が多いとは思わなかった。私の中国歴なんてほぼ初心者コースのみなので話題になっている地域は知らないところばかり。たまに上海とか北京のことが書かれていても所謂上級編という感じである。一般的なツアーで廻っただけの私には知らないことだらけ、次の機会の参考にしよう。

 それで早速九塞溝について質問したところ管理人から質問やり方に関するアドバイスがあった。MLにはそれぞれのスタイルがあるので加入したばかりの私にはありがたいアドバイスでした。管理人の気配りに感謝多々。

 陸路に関する情報も届きました、参考になる。これからも具体的な質問をしてアドバイスや情報を手に入れよう。MLは情報を得るだけではダメなので乏しい経験でも発信するツモリです。
 いま横綱級の話が飛び交っているところに如何にして割り込んでいくか思案中というところ。

嬉しいニュース

2008年06月28日 07時51分35秒 | 天空への旅
 「中国チベット自治区の観光局は24日、外国人観光客の受け入れを25日から約3か月ぶりに開始すると発表した。」とのニュースがあった。
嬉しい。

 諦めかけていた「天空の旅」にまた陽射しが見えてきた。先日のメールにも書かれているように夏場はムリとしてもオフシーズンになれば青蔵鉄道のキップが手に入るかもしれない。
トラピックス倶楽部という旅行情報誌が阪急交通社から毎月届く。盛り沢山のツアー中からトルコとエジプトでお世話になった。読んでいて気づいたのだがこの何ヶ月か中国本土へのツアーが丸っきり載らなくなっている。毒入り餃子の影響か、オリンピックの影響なのか、それとも阪急と中国との間の特殊な問題なのか私には分からない。異常とも思える中国排除である。
中国とは歴史文化地理的に切っても切れない縁のある国なので客がいないわけではないだろうに。理由はともかく1社とはいえツアー客を送り込まないということは私にとっては少々有利に働くのでは無いだろうか、青像鉄道のキップ争奪戦の分母が減る・・・あまり関係無いかな。

 大きく立ちはだかっていた壁がなくなった、とても嬉しい。私の場合はチベットへ行くのが目的ではなく、青蔵鉄道に乗っていくのが目的である。それ故にチベットへの外国人観光客の受け入が再開されても関門の一つが開いたに過ぎない。乗車券を確保するのはオフシーズンが確率が高いだろうから、国慶節の行楽シーズンが終わった頃の10月2周目あたりに出発ということで話をすすめよう。

 買ってきたガイドブックはチラッと捲っただけでなのでジックリ目を通してみよう。Good news、Big news に心が弾む。先のこととはいえ楽しいですね。

天空の旅 その後

2008年06月22日 15時09分04秒 | 天空への旅
 久しぶりに天空の旅について。
 チベット暴動、オリンピックの聖火リレー妨害などの影響でチベット旅行に暗雲が垂れ込めてきたので様子見をしていた。ところが追い討ちを掛けるように四川大地震が勃発して状況は益々悪い方向へ動いてしまった。それでも諦めきれず復興状況やチベット情勢を眺めている、ただ傍観するだけでは物事は前に進まない。そこで成都で宿を開きツアー案内を手掛けているSim's Cozy Travel 
http://gogosc.com/jply_HOME.asp 
へ問い合わせのメールを送った。

 返事がきました、やはり悲観的な内容でした。抜粋すると

---------
1.外国人のチベットへの旅行はどうなっているのでしょうか。

現時点で外国人旅行者はチベットへ旅行できません。ラサでの暴動以来、外国人のチベットへの入境禁止が続いています。ある情報ではラサでのオリンピック聖火リレーが終わる6月末頃には、外国人もチベットへ行けるようになるということですが、不確定な情報です。私の個人的な見解ですが、オリンピックが終わるまではこのままの状況が続くのではなかろうかと思います。ですので、9月にはチベットへ行けるようになる可能性があると思います。

2.できることなら往復とも青蔵鉄道を利用したい。往路は成都ーラサ、復路は西安までと考えています。

成都では成都→ラサの列車チケットしか購入できません。ラサ→西安の列車チケットはラサでしか購入できません。また、例年夏の時期、このラサ行きの列車チケットの入手はほとんど不可能です。今年の場合、このような特殊な状況ですので、チベットへの旅行が解禁になった後、どうなるのかよくわかりません。チケットを入手できるという確約はできませんし、可能性は低いと思われます。

3.入境許可証取得に時間が掛かると思いますが、その期間は成都を起点に観光し
たいと思います。

通常ですと、入境許可証取得に平日2日間かかります。地震の影響で九寨溝を除いて、アバ州へは行けませんし、ガンゼ州へも行けません。この二州はチベット人がたくさん住んでいます。成都から観光に行くとすれば、成都パンダ繁殖研究基地や楽山の大仏や峨眉山等があります。
-------

 先日1週間ほど放っていたのを読み返した。すると”地震の影響で九寨溝を除いて、アバ州へは行けませんし、”との記述がある。Resを貰った当時は気づかなかったけど、九塞溝観光はできるということなのだ。地震であの付近は壊滅的打撃を受けたであろうと早とちりをしてしまった。

 もう一度問い合わせして詳しい状況を聞いてみよう。実は九塞溝はムリだろうと、ナポリでポンペイと青の洞窟を見た後モンブランへ行こうかと考え始めていた。待てまて・・もう一度九塞溝を中心とした計画に戻ろう。
紆余曲折はまだ続くだろうが、行くとしても9月か10月なので検討する時間はたっぷりある。
天空の旅ーチベットへ清蔵鉄道の旅ーは厳しいと思われるけど、それに匹敵する楽しい場所を見つけよう。

四川省で大地震発生

2008年05月14日 14時17分14秒 | 天空への旅
 四川省のwenchuan(さんずい+文川)を震源とするマグニチュード7.9の地震が発生した。テレビで成都とか重慶という聞き覚えのある地名を言うので画面をみると地図は四川省を映し出して成都の直ぐ横にバツ印がついていて、其処が震源地という。都江堰(doujiangyan)という地名と共に温家宝首相の映像がでてきて対策の陣頭指揮に当たっているという。被災者は百万人単位だろう、死者が万余となる災害という。日を追うごとにその規模が明らかになり被害も増えていく、自然現象とはいえ心が痛む。中国政府のことだからこれからの対策はシッカリ取れると思うので期待したい。

 チベット問題はそのうち収拾して観光旅行が出来るだろうと高を括って、「地球の歩き方 チベット」を飼ってきたその日の大地震勃発には、ラサでの暴動発生以上にショックを受けた。今年の中国旅行はツイテない。成都はチベットへの入口と位置づけ九塞溝巡りをしている間にチベットへの入境許可証の手続をし、戻るとラサへ汽車の旅ができると考えていた。万一チベットが難しければ四姑娘山や梅里雪山とかの景色を楽しんでもいいと気楽に考えて、そろそろ具体的なプランを練ろうとしていた矢先だった。

 天災は人災よりも手ごわい、交通網や宿も相当な被害を受けただろう。復旧するには相当な時間がかかるものと思われる。この際中国の他の地域にしようか、それともまったく別な場所を考えようか・・・
もともと今年はオリンピックイヤーなので中国観光は控えようとも考えたけれど、四川省あたりは北京から離れているの観光関連のオリンピック便乗値上げの影響も少なかろうと計画したのだ。それがチベット問題で若干の影響を受けて更に地震が決定的なダメージを与えた。
やはり今年の中国は諦めるか・・・

 未だ何処へ行くのか分からないミステリーツアーだけで今年の旅はオワリとなると侘しい。アタマを切り替えて探そうかな~。
でも行けなくなると思うと未練が出てきた。せっかくガイドブックを買って勉強しようとしたのに。又ラサまで往復とも清蔵鉄道に乗るツアーを探したのにザンネンだ。
この地震の私への影響は”震度5強”というところか。

民族問題 

2008年04月30日 09時47分09秒 | 天空への旅
 数年前始めて中国へ行った時桂林でのガイドの説明に感動したことがある。
広西壮族自治区は漢民族より少数民族の人口が多い、しかし少数民族は教育水準が低いので区を管轄する政府は教育に力を入れている。自分達も奨学金を給料から寄付している、自分たちの寄付金総額と同額を会社も拠出し、それが小学資金となっているとの説明に感心した。
その外に国家にたいする考え、改革開放路線についての説明に、若い中国の代弁者としてのガイドを見た思いだった。上海の建築ラッシュ風景と合わせて躍進する中国の将来は明るいと感じた。

 少数民族に配慮する漢民族という面は理解できた。しかし民族問題は難しいもので、施す側と受けて側とのギャップが生じる。与える側が相当配慮しないとせっかくの善意が無駄になる。押し付けは良くない、こうすれば良いのにということを受け手が理解しないと逆効果を招くこともある。

 私たちウチナーンチュは長い間異民族アメリカーに支配されていたのでその気持ちが分かるツモリだ。
いま起きているチベットの自治拡大要求或いは独立問題も中央政府からするとこれだけやっているのにナゼ?という気がするだろう。気持ちのズレがあるのだ。中国がチベットに進駐?侵攻?した経緯は知らない。ダライラマの治世下のチベットはヒドイものがあった。今のダライラマと亡命以前のダライラマとは違うと思う、同じ人だったとしても。

 今のところどちらかの側に立つほどの判断材料が無いので様子見と決め込む。国境無き記者団というのも胡散臭さを感じる。捕鯨反対のグループを連想させる。マスコミは問題が起きた方が報道し易いのか煽る立場にあるようだ。
私はヒジョーに矮小化して、チベットへの個人旅行がどうなるかという視点から見ている。
 マジメに言えば、自治とか人権民意なんてことをニッポンの俄かフリーチベットの皆さんが騒ごうとしているけど、足元ウチナーにも目を向けて!と言いたい。
辺野古にアメリカ海兵隊の基地を新設しようとこの10年政府は画策している。そして終に海上自衛隊の特殊交錯部隊や海上保安庁まで動員して市民の反対運動を力づくで押さえ込もうとしている。このニッポンで軍事力ー自衛隊の力ーを行使してまでアメリカ軍の基地を造ろうとしているのにナゼ何も反応しないのだ。チベットで解放軍の実力行使に過激に反応するクセに、自国の軍事組織である自衛隊が同じ日本国民であるウチナーンチュに実力行使している姿には目を瞑っている。
当事者としてハラがたつ。蛇足ながら、当事者とはウチナーンチュであるという意味です。

 天邪鬼と思われてもしかたが無いけど、チベットに関することは判断停止です。そのうちもう少し書くこともあるでしょう。

状況の変化

2008年03月26日 00時04分56秒 | 天空への旅
 一、チベットで暴動発生
 一、旅行へ行くのが7月に伸びた

 この10日ほどの間に起きた状況変化です。
旅行日程が7月になったのは止むを得ない理由とは言え悪い方向へ流れてしまった。7月初旬に出発となれば、北京オリンピック開幕一月前なので当初予定の6月よりもザワついているだろう。中国は広いけど九塞溝は今ではナンバーワンの観光地となっているので影響はかなりあるだろう。しかしこの事は織り込み済みとして対処できる。

 チベット暴動については未だ収まっていないし、収まる見通しも予測できない。あと3ヵ月あるのでそれまでには収拾するだろう。しかしチベット入域に際しては厳しい管理が行なわれそうだ。チベット旅行先達のサイトを読むと取り締まりは緩いような書き方をしているものも結構見られる。それが厳しくチェックされるだろう。チベットからの帰路はあわよくば茶馬古道、川真蔵公路を利用したかったが単なる思い付きになるでしょう。
チベットに行けなければ四姑娘山やシャングリラを廻るルートに変更することもできるし、遙か遠くへ飛んでイタリアなんてことも選択肢としてある。

 ここでチベット問題について私の立場を述べておきたい。
チベット人民が独立を望むならそれを支持する。理由はカンタン明瞭、私はウチナーの独立を希望しているそれ故チベットとウチナーはユヌムンとオナジ。ヤマトゥンチュもチベット人民を支持するなら同じように私たちにもご理解下さい。(笑)

笑い話と思われるでしょうが、いたってマジメですヨ。

最近のニュースから

2008年03月15日 14時40分31秒 | 天空への旅
 4月カら香港便が就航するとのテレビニュースがあった。香港のドラゴン航空で週2便運行し、4月末からは4便に増便するようだ。ということは上海経由でしか考えられなかった中国へのルートが増えたことを意味する。
地図で成都を見ると上海からでも香港からでも距離的に変わらないような気がする。ということは日程を組む際に自由度が増え木・日だけでなく他の日も選べる。これは大きなニュースだ。

 ドラゴン航空の事務所が何処にあるか未だ知らない、タイムテーブルは発表されたのかな。そのうち新聞に詳しく載るだろう、その日を楽しみに待っておく。

 ドラゴン航空は良い話だが、昨日からチベットで暴動のニュースも流れている。これはマイナスのニュースだ。6月までには収まるだろうが観光への影響を把握しかねている。中国国内ならそれほど問題ないと考えるが、チベットとなると別問題だ。チベットへは中国のビザとは別にチベット入境許可証が必要となる。観光客のそれらの拐帯も大目に見るとか黙認とかで割りに緩やかな規制だったようだが、これを機に厳しくならないだろうか。正規手続を得て清蔵鉄度に乗るつもりだが手数料が値上がりしたり突然発行停止になったりするのを恐れる。

 チベット入りするのを止めて他の地域に振り向けるか、どうするかは暫らく様子見になりそうだ。

中国天空への旅 素案

2008年03月09日 15時01分27秒 | 天空への旅
 今回予定している九塞溝・黄龍および青蔵鉄道乗車の旅行を、中国天空への旅とたいそう仰々しい名前をつけてしまった。改めてその文字を見ると気恥ずかしくなる、しかし大見得を切って大上段に振りかぶったのを引っ込めるわけにも行かないので押し通すことにしました。
名前負けしない計画が立てられるのか・・・

 インターネットで検索したり、旅行社で調べたり、又、妻の仕事都合、娘の出産など諸事情を勘案すると6月中旬となりそうです。沖縄ー上海便が日・木の週2便なので次の日程になります。

 6月12日 沖縄 MU288 13:30   上海 14:30
 6月26日 上海 MU287  9:30 沖縄 12:30

出発日時が決まったので九塞溝と青蔵鉄道をはめ込んでみた。大まかな日程としてはこれで良いけど、週末に九塞溝へ出発となる、交通機関のチケットは大丈夫か。園内の混雑も気になる。又成都発のラサ行きは一日越しの運行だと思うので、予定している日が運航日なのかどうかの確認はしていない。


1日目 沖縄ー上海ー成都
2日目 成都市内見物
 3日目 成都ー九塞黄龍空港ー黄龍見物ー九塞溝まで
 4日目 九塞溝見物
 5日目 九塞溝見物
 6日目 九塞溝ーバスにてー成都
 7日目
8日目 鉄道にて西寧へ車中泊
9日目  車中 西寧にて青蔵鉄道へ乗り換え 車中泊
10日目 車中 夜ラサ着
11日目 ラサ滞在
12日目 ラサ滞在
13日目 
14日目 ラサー上海
15日目 上海ー沖縄

 第一回目の叩き台としてはヨシとしよう。成都で時間があるなら都江堰や四姑娘山も廻りたい。もし全体的に余裕があるならラサから陸路で茶馬古道を通って帰りたい。陸路からの入域はムツカシイけど出る分には出られそうな雰囲気も見られる。
全ては今後の課題です。第一回目の叩き台としてはヨシとしよう。成都で時間があるなら都江堰や四姑娘山も廻りたい。もし全体的に余裕があるならラサから陸路で茶馬古道を通って帰りたい。陸路からの入域はムツカシイけど出る分には出られそうな雰囲気も見られる。
全ては今後の課題です。