駅前の湖上遊覧船の待合室で待っていると、ほどなく船が着いた。
二階デッキが見晴らしが良さそうなので上がりベンチに坐りルチェルンの街を見ているうちに出航した。入り組んだ湖なので広さは感じず水辺から急な角度で伸びていく稜線が美しい。風景を楽しんでいると検札があり二階は一等席というのでスゴスゴと下へ移る。
入り江には集落があり、そこへ寄港するがほぼ時間通りだった、観光船の役割だけでなく生活路線なのだ。対岸の集落をジグザグに寄港しながら進み、リギ登山電車が出るフィッツナウ Vitznau に着いた。船尾にスイス国旗を靡かせた船は揺れも感じさせずに滑るような1時間ほどのクルージングでした。
スイスの湖上遊覧は是非体験したいと思っていたので組み合わせたが良かったと思っています。しかもスイスパスでの旅ではタダなのもいい、ただし二等のスイスパスなので船も二等席だったが。(笑)
たった1時間とはいえ、直射日光は強いが心地よい湖の風に頬を撫でられながらの至福の時間を過ごしました。
フィッツナウの船着場は目と鼻の先に登山電車の駅がある。最終電車の時間まで数分しかないので焦ってキップを買いに走るが、係員はまったくのんびりスローモーで応対する。電車に乗り込むが誰もテキパキ必死という態度をする人は見受けられない。時間になっても出発しない、向こうから手を振り急ぎ足の人がいる子供づれだった、駅員は分かっているという風に鷹揚に構えてお客が乗り込んでから出発の合図をした。
ここは田舎なのだ、観光と生活が両立している地域なのだ
乗客も地元の人が多い、多いというのは観光客に比較してのことで、その観光客も私たちだけと思われる、つまりガラガラの状態だった。運転士と話しこんでいる人、乗ってくる人降りる人はキップを持っているかどうかも疑わしい感じだ定期券があるのだろう。
一番ビックリしたのは高校生風の女の子が降りる準備をして、電車が減速したら飛び降りた、そこには鉄製の個人用プラットフォームと思われる小さな台があった。朝夕はそこから乗降しているのでしょう。
また野原の真ん中で停車するとミルク缶の積み込みが始まった、先頭に付けた台車に乗せている、牛乳の出荷なのか加工場まで運ぶのか・・我々の目か見ると観光路線を生活とが密着したほのぼのとしたものに見えた。会社と地域住民とのふれ合いを感じる面白い光景だった。
電車は喘ぎながら登る、登るにつれて変化していく湖や対岸の山々、遙か遠くの峰々に近くの牧場と何処を見ても絵になる中を頂上ホテルに着いた。
山岳ホテルは夕食も付いている、スープ、サラダ、メインなどを数種類の中から選ぶようになっていた、他に日本人夫婦がいるだけの閑散としたレストランでの食事だった、ワインのハーフボトルを傾けて今日のことやこれからの事を話した。
Rigi 山は日の出の名所なので明日のご来光が期待できる。
写真は、リギ山登山鉄道にある個人用プラットホーム
中央の小さな台がそうです。
二階デッキが見晴らしが良さそうなので上がりベンチに坐りルチェルンの街を見ているうちに出航した。入り組んだ湖なので広さは感じず水辺から急な角度で伸びていく稜線が美しい。風景を楽しんでいると検札があり二階は一等席というのでスゴスゴと下へ移る。
入り江には集落があり、そこへ寄港するがほぼ時間通りだった、観光船の役割だけでなく生活路線なのだ。対岸の集落をジグザグに寄港しながら進み、リギ登山電車が出るフィッツナウ Vitznau に着いた。船尾にスイス国旗を靡かせた船は揺れも感じさせずに滑るような1時間ほどのクルージングでした。
スイスの湖上遊覧は是非体験したいと思っていたので組み合わせたが良かったと思っています。しかもスイスパスでの旅ではタダなのもいい、ただし二等のスイスパスなので船も二等席だったが。(笑)
たった1時間とはいえ、直射日光は強いが心地よい湖の風に頬を撫でられながらの至福の時間を過ごしました。
フィッツナウの船着場は目と鼻の先に登山電車の駅がある。最終電車の時間まで数分しかないので焦ってキップを買いに走るが、係員はまったくのんびりスローモーで応対する。電車に乗り込むが誰もテキパキ必死という態度をする人は見受けられない。時間になっても出発しない、向こうから手を振り急ぎ足の人がいる子供づれだった、駅員は分かっているという風に鷹揚に構えてお客が乗り込んでから出発の合図をした。
ここは田舎なのだ、観光と生活が両立している地域なのだ
乗客も地元の人が多い、多いというのは観光客に比較してのことで、その観光客も私たちだけと思われる、つまりガラガラの状態だった。運転士と話しこんでいる人、乗ってくる人降りる人はキップを持っているかどうかも疑わしい感じだ定期券があるのだろう。
一番ビックリしたのは高校生風の女の子が降りる準備をして、電車が減速したら飛び降りた、そこには鉄製の個人用プラットフォームと思われる小さな台があった。朝夕はそこから乗降しているのでしょう。
また野原の真ん中で停車するとミルク缶の積み込みが始まった、先頭に付けた台車に乗せている、牛乳の出荷なのか加工場まで運ぶのか・・我々の目か見ると観光路線を生活とが密着したほのぼのとしたものに見えた。会社と地域住民とのふれ合いを感じる面白い光景だった。
電車は喘ぎながら登る、登るにつれて変化していく湖や対岸の山々、遙か遠くの峰々に近くの牧場と何処を見ても絵になる中を頂上ホテルに着いた。
山岳ホテルは夕食も付いている、スープ、サラダ、メインなどを数種類の中から選ぶようになっていた、他に日本人夫婦がいるだけの閑散としたレストランでの食事だった、ワインのハーフボトルを傾けて今日のことやこれからの事を話した。
Rigi 山は日の出の名所なので明日のご来光が期待できる。
写真は、リギ山登山鉄道にある個人用プラットホーム
中央の小さな台がそうです。