どこ吹く風

旅のことを主に書く。

ツールド モンブラン トレッキング

2011年02月23日 15時46分29秒 |  チェルヴィーノ
 さて今年は何処へ行こうか。前々から狙っている梅里雪山に本格的に取り組もうか、それともカイラスコルラは無理としてもエベレスト観望なら肉体的に無理が無いのではないか。等など考え始めていたら、学士会のほうでツールドモンブラントレッキングの話が出てきた。それに妻が動かされたような感じがする。

 モンブランのトレッキングを検索してみると、完全に歩くとなると10日ほどかかるけど途中バスを利用するルートもあるようだ。
それに起案者の大先輩によると参加者の年齢を勘案して
”そこでその核心部だけを歩きモンブラン、グランドジョラスを北と南から眺めるのはどうでしょう”
とのこと、この程度なら肉体的に付いて行けそうだ。

 年賀状にドロミテ・チロルへ行くのも捨てがたいと書いたけど、いざアルプス方面へ行けそうなのに胸弾むような気分が湧き出てこない。「アルプスのどこを見たいの?」と妻に問うも”いいじゃない、このような機会でもなければ先輩方や学士会の皆さんに会えないじゃない。”と言う。それほどアルプスに慣れてしまったということでしょう。

 これ以上スイスに拘るとマニアの世界に入ってしまいそうだと書いたことがある。一般的な名所は二度三度と足を運んだ、これ以上のスイス行はバリエーションの世界になる。普通の観光客では行かない場所へ行ったり、峠廻りとか滝・氷河とかのテーマを決めて探索するとか、ハイキングに喜びを見出すとかになりそう。

 実際ややこの傾向が出始めている。スイスではマイナーなグレッチャー3000へ行ったのも、中部のティトリス、リギ山へ行ったのも浅く広く見たいということで行った。有名どころのクルムホテルは殆ど泊まり、ぜひ泊まりたいところはロートホルンを残すのみ。
とは言えドロミテはもう少し回ってみたいしチロルもヒンタートゥックスのロープウェイから見た山岳ホテルに泊まりたい。シャモニー行を敢えて反対するものでもない。

 ただワクワク感に乏しいから引っかかるだけです。贅沢な悩みなのです。
シャモニーは夏の話だし、まだ決定ではないのでいろんな角度・条件を考えて楽しい旅を組みたい。