どこ吹く風

旅のことを主に書く。

計画煮詰まる

2008年09月14日 08時54分56秒 | 天空への旅
 九塞溝観光と青蔵鉄道乗車は別々に思いついたけど何時しかそれが合体して一度に行く気になった。オキナワから行くとなると九塞溝は成都経由の便が良い。一方青蔵鉄道は西寧始発だけでなく北京や成都からも出ている事が分かった。それで今回は成都を起点に動くことにした。

 それで成都について調べていくと、四川省の州都で近くには多くの観光地がある事も分かり益々気分が高まってきた。三国志の蜀の国で劉備元徳や諸葛孔明が活躍した地なのでその関連の施設・場所も多いけど今回は歴史的に有名な場所は意識的に避けた。自然の景観を見ることを主体にしたい。
というのは歴史的なこととその場所を結びつけるのにはある程度の知識が必要となる。今さら勉強や復習をしたくないというのがホンネです。美しい自然を心置きなく眺めるのを目的とします。

 調べているうちに
海螺溝をしり聞いたことがあるミニヤコンガと結びついた、大きな収穫だ。成都から300Kmしか離れていない、3日間あれば行けそうだ。そこでラサへの出発を後ろにずらして日にちを確保した。
日程については私の希望であり、いま現地旅行社と打ち合わせ中です。香港の旅行社からは16日までに入金せよと連絡が来た。成都には再々問い合わせ中なので未だ流動的。四川省は見るべき場所が多々あるので臨機応変に対応すれば代わりの場所は見つかる。さほど心配はしていない。

 旅に出かける前はいつもそうだが私は今を楽しんでいる、今も楽しんでいる。計画段階でも楽しいものだ。
 私なりの計画は次の日程表のようになった。

   --------
9日(木) 那覇発     香港泊
10日(金) 成都へ 
     中国国際6502 香港→成都 1020 1250 成都泊
11日(土) 成都から黄龍見物後九塞溝へ 九塞溝泊
12日(日) 九塞溝見物     九塞溝泊
13日(月) 九塞溝見物     九塞溝泊
14日(火) 九塞溝から成都へ  成都泊
15日(水) 
16日(木) 海螺溝
17日(金)           
18日(土) 夕方 青蔵鉄道でラサへ  
19日(日)        車中泊
20日(月) 夕方 ラサ到着   
21日(火)   ラサ市内観光
22日(水)   ラサ市内観光
23日(木) 空路成都を経て  香港へ 
        成都→香港  中国国際427 1600 1825
24日(金) 香港発 オキナワへ

天空への旅  (助走)

2008年09月12日 14時00分38秒 | 天空への旅
 このカテゴリー名を「天空への旅」としたのは、西寧からラサまで運行している列車に乗り、テレビで流された風景をこの目で見たい味わいたいと思ったからです。高原を行く汽車は将に天空に向かって走っていくように見えた。それに天空という言葉がいい、格好をつけ過ぎる感もあるがそれだけ期待しているということです。

 その青蔵鉄道のステップが近くなりつつある。年明けから今年は北京オリンピックがあるので中国旅行はひかえ、来年に延ばしたほうがスムーズに行くのではと考えもした。するとあのラサでの暴動発生、それに追い討ちをかける様に四川大地震の発生と状況は悪くなるばかり。
しかし”さすが中国”と言うべきか”やはり中国”と表現すべきか予想以上のスピードで混乱が収まりつつある。大きな国の一つの出来事として飲み込まれたのか、良くも悪くも大きな国の巨大なる権力で意識的に一定の方向へ突き進めて納めたのか。しかし観光旅行へ出かけることが出来るまでに現地は落ち着いたと私は判断している。

 また今回の旅のもう一つの柱である九塞溝は成都からの陸路に問題は残っているものの九塞溝の地域には地震の直接被害は少ないとのことなので安心している。あの美しい風景はほぼ無傷で見ることができるようだ。
大きく迂回するルートしかとれないが通ってみたい。天空への旅と銘打っているものの成都から空路で往復するのは勿体無い気がする。この目で地形風景を見るのが観光なのだから目的地までの途中とはいえ眺めたい。でも10時間以上もバスに揺られなければならない。私はそれでも良いと思っているけど財布および全ての決定権を持っている妻が納得するかは地震並みの問題だ。

 また四川省の観光についてインターネットで調べていると素晴らしい場所を発見した。海螺溝という場所だ、ミニヤコンガと言う名前のほうが通りが良いかもしれない。ミニヤコンカは7556m高峰で海螺溝はミニヤコンカを目の前に見渡せる展望所のある場所のようだ。また海螺溝へ行く途中には途中には瀘定橋(大渡河)という中国革命の記念すべき場所もある。学生時代に中国の赤い星を胸をワクワクさせて読んだときの事を思い出した。大渡河、長征のクライマックスとも言うべき場所がそこにあったのだ。成都から僅か300Kmしか離れていない。行ってこの目で見たい、多少ムリしてでも行くべきだろう。

 成都付近のことを調べていくと素晴らしい場所が次々と出てくる。日程を勘案しながら強行軍になろうともアチラこちらと廻りたい。それに川劇も見たい。

夢・希望が湧き上がってくる今日この頃です。

九塞溝 準備を始める

2008年09月03日 07時40分41秒 | 天空への旅
 国慶節の10月1日は水曜日、3日間は休みなので土日に続き第1週は大型連休だろう。九塞溝へ行くとしたら第2週に出発するのが無難だ。
HISで上海と香港までの航空運賃を調べてたら次の通りだった。

 香港    上海
航空券代金     50000 64000
空港施設使用料     0 0
出入国税等     1740 1500
燃油サーチャージ  4800 17940
 ------ -----
合計   56540 83440

往路  香港    上海
出発時間     17:00    13:30
到着時間     18:25    14:30

復路
出発時間     16:40 9:30
到着時間     20:00 12:30

 上海が予想以上に高い。上海便は中国東方航空、香港は香港エクスプレス航空が就航している。いずれも単独路線なので程度の料金になるのだろう。地方の悲哀ということか。
 料金と便数の多さから香港経由で成都へ行こうと思う。ただ香港便は曜日によって運行時間が昼になったり夜になったりするので乗り継ぎに影響する。その辺りも勘案して出発日を決めなければならない。今のところ10月9日出発することにしよう。

となると香港で1泊し翌日成都入りとなる九塞溝へは何時行こうか、着いた翌日出発すると土曜日になる、チケットは手に入るか。片道はバスにしたいけど妻は10時間以上もバスに揺られるのはイヤだと拒否している。しかし飛行機だと日程が縛られるので九塞溝から成都へ戻るのはバスが良いのだけど。

 その前に香港から成都までの航空チケットを手配せねばならない。これまで具体的に何も手をつけていない。これから頑張ろう。

写真は雨の中を九塞溝入口へ向かう大勢の観光客