吹雪や雨のKlein Matterhorn、それでも楽しめたけど何か心残りもする。この旅もあと一日を残すのみとなった。最後の日を如何に過ごすべきかを二人で話し合い、再度KlieMatterhornへ行くことにする。
スイスのホテルは概して朝が遅い、夕食前に支払いを済ませた。その際ディナーで飲むであろうビールの料金も前払いしたらフロントの可愛い娘さんが笑っていた。カウンターにエーデルワイスの鉢植えが置いてある。産毛に覆われたような花で雪から顔を出してニッコリ微笑んでいる感じがする。
長くて短いような旅ももう一日で終わり、これまで見た山々を思い出しながら明日の天気を期待してカンパイした。
夜中は月明かりで満天の星も薄明かりだったがその天気は続きそうだ。朝の散歩でMonteRosaに朝日があたるのを見て荷物を降ろして朝食を急いで済ます。前に書いた駅までの荷物運びの苦労はこの時起ったのである。
始発でGornergratへ登る。目の前のMonteBosaからMatterhorn、それに周囲の山々が目の前に360度の展望が広がる。後で調べると山々の名前は西にD.Blanche(4357m)、Weisshorn(4505m)、北にDom(4545m)、北東にWseissmies(4023m)の4千メートル級の山であった。
もっとのんびり滞在しGornergratからRotenboden駅を通り、逆さMatterhornで有名なRffelseeリッフェル湖を通り泊ったホテルがあるRiffelbelgまでのハイキングを楽しんでもよかったが、もう一度KleinMatterhoronまで行きたかったので早々に降りた。
KleinMatterhornまでのロープウェイからの眺めは昨日にまして素晴らしい。遠くまでハッキリ見える。トップに着くと昨日の雪が十字架のキリストの脇にへばりついている。晴れていても気温は0℃前後なので溶けないのだろう。その気温の中でもノースリーブや短パン姿の観光客が珍しくない。私たち南国人は薄手のセーターを羽織っている。
目の前のブライトホルンには大勢の人が取っ付いている。手で掴まえて引っぱられる式のリフト(?)も空きが無いほどスキーヤーが繋がっている。天気が良いので山を楽しむ人々が大勢いる。
マッターホルンは目の前に聳えている、人影は見えない。展望台の案内板によるとマッターホルンの左手の目立つ山はGrandCombin(4314m)で更にその左奥の真っ白な山がMontBlancであろう。さすが遠めに眺めても気高く美しい。
眺望を楽しみながらバナナにパンお茶のランチをとる。ただ坐っているだけでも好い気分だ。
ここからのマッターホルンは肩が強調されて、シャープさよりどっしりした感じを受ける。急峻な斜面にへばりついている雪のラインが凄さを感じさせる。真昼の上からの日光を浴びて景色がボケてきた、しかし孤高の山の威厳はしっかり保っている。
マッターホルンが数あるスイスの名山の中でも特に有名で人気が有るのは、4千メートル級の山が連なっている中での独立峰だからであろう。独立峰とは違うが、そう見える。スイスで一番高いMonteRozaがすぐ横にあるのに、マッターホルンが姿形が美しい。
朝夕の陰影がハッキリした時間帯なら、なお一層素晴らしかったであろう。
スイスのホテルは概して朝が遅い、夕食前に支払いを済ませた。その際ディナーで飲むであろうビールの料金も前払いしたらフロントの可愛い娘さんが笑っていた。カウンターにエーデルワイスの鉢植えが置いてある。産毛に覆われたような花で雪から顔を出してニッコリ微笑んでいる感じがする。
長くて短いような旅ももう一日で終わり、これまで見た山々を思い出しながら明日の天気を期待してカンパイした。
夜中は月明かりで満天の星も薄明かりだったがその天気は続きそうだ。朝の散歩でMonteRosaに朝日があたるのを見て荷物を降ろして朝食を急いで済ます。前に書いた駅までの荷物運びの苦労はこの時起ったのである。
始発でGornergratへ登る。目の前のMonteBosaからMatterhorn、それに周囲の山々が目の前に360度の展望が広がる。後で調べると山々の名前は西にD.Blanche(4357m)、Weisshorn(4505m)、北にDom(4545m)、北東にWseissmies(4023m)の4千メートル級の山であった。
もっとのんびり滞在しGornergratからRotenboden駅を通り、逆さMatterhornで有名なRffelseeリッフェル湖を通り泊ったホテルがあるRiffelbelgまでのハイキングを楽しんでもよかったが、もう一度KleinMatterhoronまで行きたかったので早々に降りた。
KleinMatterhornまでのロープウェイからの眺めは昨日にまして素晴らしい。遠くまでハッキリ見える。トップに着くと昨日の雪が十字架のキリストの脇にへばりついている。晴れていても気温は0℃前後なので溶けないのだろう。その気温の中でもノースリーブや短パン姿の観光客が珍しくない。私たち南国人は薄手のセーターを羽織っている。
目の前のブライトホルンには大勢の人が取っ付いている。手で掴まえて引っぱられる式のリフト(?)も空きが無いほどスキーヤーが繋がっている。天気が良いので山を楽しむ人々が大勢いる。
マッターホルンは目の前に聳えている、人影は見えない。展望台の案内板によるとマッターホルンの左手の目立つ山はGrandCombin(4314m)で更にその左奥の真っ白な山がMontBlancであろう。さすが遠めに眺めても気高く美しい。
眺望を楽しみながらバナナにパンお茶のランチをとる。ただ坐っているだけでも好い気分だ。
ここからのマッターホルンは肩が強調されて、シャープさよりどっしりした感じを受ける。急峻な斜面にへばりついている雪のラインが凄さを感じさせる。真昼の上からの日光を浴びて景色がボケてきた、しかし孤高の山の威厳はしっかり保っている。
マッターホルンが数あるスイスの名山の中でも特に有名で人気が有るのは、4千メートル級の山が連なっている中での独立峰だからであろう。独立峰とは違うが、そう見える。スイスで一番高いMonteRozaがすぐ横にあるのに、マッターホルンが姿形が美しい。
朝夕の陰影がハッキリした時間帯なら、なお一層素晴らしかったであろう。