勘違いしてました。ステッピングモーターを駆動する
パルスを入れる順番のこと。
X→Y→/X→/Yの順でOKですよね。コイルの
巻き方考えれば当たり前なのになぁ…。
コイルの絵を描いててふと気付きました。
そうそう。FETトランジスタアレイを繋いで、
実際にモーターを回してみました。
PWMでもマイクロステップ駆動はやっぱり
できるんですねぇ。
以前買って置いた1周96ステップのものも、
先日買って来たコパルのステッピングモーターも、
どちらも回りました。
あとで、arduino用のページに、ムービーと併せて
纏めておこうと思います。
ちなみに、そこそこスムーズに回ることは回るんですが、
難点もあることはありますね。
(1)トルク
(2)スムーズさ
まず(1)ですが、普通の1-1相励磁より少しトルクが
出て無い気がします。まぁ、中間状態っていうのは
構造上どうしても掛かる磁力が弱くなるんだろうなぁ。
磁力は距離の2乗に反比例するんでしたっけ?
磁極と磁極の中間位置では、要は距離が離れて
いるわけだから、2乗に反比例して弱まるって
ことなんだろうなぁ…という理解をしてみました。
そして、(2)ですが、1ステップ分進む間に少し
速くなったり遅くなったりします。多分(1)と
絡む話なんだろうなぁ。X、Y両方のコイルに
掛ける磁力を足すと1-1相励磁と同じ磁力に
なるように「単純に按分」しているんですが、
按分するだけだと、磁力が強い方の極の方が距離が
近いので、反対側は遠くなっちゃって発生している
磁力の割には有効なトルクにならない、と。
(文章で書くと伝え難いな…)
あと、オマケとして音が出ます。
京急のVVVF(通称ドレミファインバーター)
みたいに、PWMの発振周波数約490Hzで
音が鳴ります。オモシロイ!
いずれにしても、コチコチと振動が出るような
ことは無くなりました。
(音は振動じゃないのか?という突っ込みは
聞き流します(ーυー) )
トルクを出すために、2-2相っぽい感じの
駆動が出来ないかなぁって思ったんですが、
そうすると向かい合った相がお互いの磁力を
打ち消しあうだけになって無駄なので、
考えるだけちょっと無駄かな…という気持ちに
なって来ました。
まぁ、ムダを承知でやってみたら、1-1相
以上のトルクは出せるかも知れませんけど。
(プログラム的には、ホンのちょっとの修正
で出来ちゃうので、やるだけやってみても
いいんですが)
続きはまたこんどだな…。
(追記)
色々考えてみたんですが、1-2相励磁っぽい
波形を作ったら、もう少しトルクがも出て、
スピードも滑らかに出来そうな気がしてきました。
あとで試してみたいなぁ。
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