mega48で作ったFM音源の実験のお話。
打楽器は倍音成分を持たないので、モジュレータの
周波数比を整数倍にしなかったら打楽器系の音が
出せるのではないかというお話をしてました。
で、それを実際に実験してみました。
(結論)
・今回作ったプログラムでは打楽器っぽい音色
には聞こえない感じでした
→一応適当に大きな素数を使ってみたんですが、
なんとなく金属的な倍音成分を含む音色になった
(理由)
・非整数といっても、実際はプログラムの都合上
周波数比を1~255の間で設定出来るだけ
なので、適当に大きい数値を使って、
いわゆる乱数算出ロジック的にするのが精一杯
・音程(基音)がドミソドの4音だけでバリエーション
が少ない
・アルゴリズムが単純(モジュレータが1個しかない)
というわけで、樋口宗孝のベードラ並に胸にズンとくる
音色には至りませんでした。
もしかしたら、基音をあれこれ変えたり、周波数比を
もっと非整数になるようなロジックにしたり、アルゴリズム
をもっと複雑にしたりしたら、ちゃんと打楽器っぽい
音が出るのかも知れません。
いずれまた実験してみたい…。
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