「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



結果から言えば、法治国家でありながら、その根っこ
である憲法が、時の為政者の好き嫌いで勝手に解釈を
変えてもいいことになりました、っていう歴史上の汚点
を残してしまったな。

民主主義だった日本は、今日から専制君主国家に変わった。
という汚点を。


憲法は、専制君主の独断で国が運営されないための、
人類の至宝のひとつだと思うんだけど、東洋のちっぽけ
な国の、ごく一部の好き嫌いによって、その宝をゴミ箱
に投げ捨てた日になった。


どうしても、安全保障上の心配があるというのなら、
その心配を国民がちゃんと理解し、納得いくように
説明した上で、憲法改正の手続きを淡々と進めれば
いいとおもう。

それでも「憲法は変えません」、という判断を国民が
下して、結果、国の安全が損なわれたならば、それは
選択をした国民一人ひとりが結果責任を背負えばよい
だけの話。(自動的に背負わされる事態)
それが、いわゆる民主主義だったはず。



安全保障上の心配があるからといって、そのときなら
憲法無視したって良い、なんて話はありえないはず
だと思うんだけどな。そんなユルユルのものは法律
でもなんでもない。

なんにしても、国民の意思を無視して独断で法律を
曲解した前例は、
 「あのときだって結局okだったんだから…」
と、多分今後何百年、もしくはそれより長い時間、
尾を引くはず。
将来の人に、
 「なんでこんなこと許したの?」
といわれたら、
 「私たちの世代は頭使って物考えてなかったから」
ってしか答えられないな。本当に申し訳ない。

未来の人に、何を謝っているのかといいば、「戦争を
する国」云々じゃなく、日本を「専制君主国家」に
変えてしまったこと。



色々悔しいので、ネットで色々な人がうったえていた、
そして私の心にもぐっと来た議論とかを、メモとして
リンクを残してこう。3日もすれば忘れて冷めている
だろう、とか国民を馬鹿にするようなことを言って
いるらしいので、永遠に忘れないために。




まずこれ。

https://twitter.com/SEALDs_jpn/status/621157280554180608
うん。独裁国家の第一歩。


https://twitter.com/rappresagliamth/status/620854233605144577
違憲訴訟の準備…。
こういうときには、憲法学者さんは専門家としてぜひ
戦って欲しいな。


https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/621265488807510016
「どうせ理解はされない」
 →為政者が国民を無視して独断で国を運営する
  意思の現われ。
「時間が経てば忘れるだろう」
 →はなから馬鹿にしていることの現れ。


その表れのひとつがこれ。
https://twitter.com/nied_inok/status/621265996184055808
「新国立競技場については見直すから機嫌直せ」
 →馬鹿にしていることに現れ。



http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/14/nhk-ototake_n_7798520.html
公共放送の価値無し。存在意義無し。大本営発表の
電波を垂れ流す機関であることが明確になった。

人事の仕組みに問題がある。
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/621176161574359040
ここ。
https://twitter.com/tsuda/status/621216058477641729
https://twitter.com/tsuda/status/621215201912696834
下の人たちじゃなく、上層部と、その上のトップの
問題。野党は、こういうところもちゃんと楔を
打ち込んで欲しい。

もしこれからも変わらなければ…
https://twitter.com/hirakawah/status/621139768861044736
多分もう、ジャーナリズムというものは完全に死んで、
腐った死体になってるんだろうな。

その腐った死体の中に住んでる人たちは、そのにおい
に耐えられるんだろうか?むしろ居心地いいのかな。



自分は、法律も、もちろん政治についても素人で、
まったくかかわってきたことがないから、どうしても
他人任せになってしまうけど、法律の世界で生きて
きた専門家の人たちには、今、がんばって欲しい。


http://mainichi.jp/select/news/20150715k0000m040083000c.html
戦争をさせない…。は、心情としては解らなくはない
んだけど、でも今回の一件、そこを論点にすると
焦点がずれちゃう気がするんだよな。

戦争を「したくない、させたくない」はもちろん
気持ちはわかるし、否定もしないんだけど、
もし他国からひとたび攻められたら、文字通り
流血の戦争になるのは間違えない。そこすら
否定するのはオカシイ。多分論点はそこでは無い。

自衛権に関して、超法規的解釈で独断で勝手に
立法したことが問題なのかと。

自衛権自体は、現在の憲法でも否定されないことは
議論が重ねられてきた結果、一定の合意は得られて
いると思うけど、「集団的自衛権」は自衛なのか?
の議論は十分ではないというのが、一般的な認識
だったかと。


同盟国、特にアメリカのような、国益を確保する
ために、あっちこっちで火種を巻いて、戦争状態に
自ら入り込んだ国が居るからといって、そして
その国が攻撃を受けているからといって、その
マッチポンプに巻き込まれて「自衛」であるとは
いえるのかいえないのか?

多分自衛の範囲を超えるから、現在は「違法」で
あって、どうしても仲間として集団的自衛権を
行使したいなら、その妨げになっている憲法を改変
する議論を始めればいい。

プラカードには、
「集団的自衛権に関する改憲をちゃんと議論しろ」
って書くのが筋なんでは?って気がする。

そもそも、アメリカはじめ戦勝国から見れば、日本は
事実上はまだ「敵国条項」として縛っておきたい敵国
のままなんだけどな。



http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-3962.html
法律の専門家のひとたちは、いつまでもこんな
 「違憲だが、無効ではない」
なんて言い続けていて平気なんだろうか?


http://twitcasting.tv/moi_kokkai0
今日の特別委員会。録画が残ってた。
ちなみに視聴者数、7万人を超えたみたい。
たった一このツイキャスが。



https://twitter.com/gonoi/status/621148048735887360

7/15日に、爺さんの岸信介が内閣解散したことの、
鬱憤を晴らすためにこの日を選んだのかもしれない
けど、その期待の逆方向に進んでいくことを祈ろう。

世の中を自分の思い通りに変えたい、っていう危うい
志向に、誰もが気づいたんじゃないかと思うんだけど、
それを「仕方ない」で済ませたら、未来の人たちに
本当に申し訳ないことになってしまう。



今日のことは、一生覚えておこう。忘れないではなく、
覚えておこう。

そして、一度頭が冷静に戻ったら、もう一度整理を
しなおそう。




コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする