ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

ファッションショー&忘年会

2017-11-30 22:21:30 | ホームソーイング 手芸
(何のお料理が出てくるにかな・・・。

今日は、洋裁サークル年に一度のファッションショーだった。
ねこ吉は10年以上前に買ってホッタラカシ?にしていたカーキ色のベルベットでジャケットを作って出場。

よくもまぁ、自分の腕も顧みず、こんな縫いにくい布を買ったものだ。

終活?と称して、出来るだけ手持ちの布で服を作っているけど、あまりの縫いにくさに途中で捨てようかと思ったほど・・・。

何とか形にしたというか、引っ付けたというか・・・。

無事、ファッションショーを終え、忘年会会場へ・・・。

16人ものほぼ老人がゾロゾロ西村屋大丸芦屋店へ移動する。賑やかだ。

席順は自由。

「あ、ヤバい。このままでは、バナナの皮夫人の隣になりそう。」

ねこ吉は、向かいの列の一番端に逃げる。
自慢話を聞かされるのが疲れるのだ。
清水焼の高い茶碗を買った話。
私学小学校に通う、将来医者になる予定の孫の話。
遺産相続の話。

バナナの皮夫人というのは、商社マンだったご主人が買ってきたバナナの皮の繊維でできた布でワンピースを縫ったから、そういうあだ名がついた。

芦屋山の手に住む芦屋夫人らしい。かなり年齢はいっている。ガリガリの人である。
常に太りたいと言っているのも、結構反感を買っている。

今日もマキシムの帽子、カルチェの指輪、その他諸々・・・。有名ブランドで身を固めている。

いつも不思議で仕方がない。そんなお金持ちでブランドが好きなのに、何故洋裁を習いに来るのか?
きっと誰かと喋りたいから通っているんだろう。洋裁は昔通っていて心得があるらしい。



(松花堂弁当風。笹の葉で包まれたものは麩饅頭。)

皆、2,3人のグループで喋りながら食べている。
バナナの皮夫人は、誰と喋っていたんだろう。何処かのブランドの赤いブラウスを着ていて、食べ物で汚したらいけないので一人だけ紙エプロンをしていた。

変な奴だ。その上、マキシム?の帽子を被ったまま食事をしている。
時代は変わっても、やはり帽子は脱いだ方がいいと思う。

「マキシムの帽子ですか?」って誰かが聞いてくれると思っているの?誰も聞かないよ。
「カルチェの指輪?」って誰も言わないよ。

ねこ吉の隣に座っていた人なんて、マキシムもカルチェも知らないよ。



(2段目、刺身の上に乗っている穴の開いた三日月形の物はズイキだって!何か骨粗しょう症みたいだ。)

今、バナナの皮夫人が、縫おうとしているワンピースがサークル内で話題になっている。
トランプ大統領夫人が、来日した時着ていたらしい濃紺のディオールのワンピース(100万円らしい)を縫いたいと言って、先生に相談に来たらしい。

「ジュンク堂に売ってる本の○○ページの服が縫いたいんです。」

先生はジュンク堂まで行って、どんなデザインか見に行ったって。
興味があったので本を買ってしまったんだって。

普通お願いする人が買うもんだよねぇ。



(茶碗蒸しです。特に珍しくもなく・・・。)

「ほんとに、ディオールは品があるから好きなんです。」とのたもうたそうです。

先生が苦労して型紙を起こし、まずはシーチングで仮縫いをすることになった。

布はシルクウールが欲しいらしく、あちこち探し回っても見つからなかったらしい。

バナナの皮夫人は、ついに京都の高島屋のオーダーメイドに行きついた。
しかし、濃紺は無かったのでチャコールグレーを買ったって。

どんどんトランプ大統領夫人のワンピースから離れていく。

しかし、その布のお値段が9万円だって!

ねこ吉は腰を抜かしそうになったよ。

布に9万円、ねこ吉なんか既製服だって9万円もする服など買えない。

お金持ちだから買えるんだね。

しかし、載っている本は買わず先生に丸投げ。
ねこ吉にはお金持ちの感覚は判りません。

1年かけて作るそうだから、来年のファッションショーで絶対着てきてランウエイを歩いてくださいね。
ねこ吉はそれを楽しみに、身体に気をつけて自分もファッションショーに出られるように頑張るわ。

















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