
写真は、先日送ってきた、株主優待品の蟹缶と、前時代的な缶切りです。
何をもらおうか、カタログを見て悩みに悩んで決めた蟹缶。
いつもカニカマで貧乏くさい芙蓉蟹を作っているので、蟹缶を入れて本物の芙蓉蟹を作ろうと思い・・・。
やって来た蟹缶は、今時珍しい缶切りで開けるタイプ。
最近は、プルトップを引っ張って開ける缶詰ばかりで、缶切りなど長い間使ってない。
キッチンの引き出しを探し回って、やっと出てきた代物。若干さびてた。
クックパットでレシピを探し、ねぎ、シイタケ、インゲンの茹でたのを少し。
苦労して開けた蟹缶を見てびっくり!
脚肉が入ってない。ほぐし肉ばかり。赤味が全然ない。
甘酢あんも作って、ご飯の上に乗せて天津飯にした。
何か物足りない。
たぬ吉に、「どう思う?」と聞いた。
「蟹の味がしない・・・。」
そうだよね。
カニカマで作った方が、それらしい風味がする。
楽しみに、苦労して作ったのに・・・。
何という事!
思い出を一つ。
京都の叔母は、とても料理の上手な人だった。
今も従兄妹同士に語り継がれる、ソーセージを梅に見立てたお節料理。
夏休みや、冬休みに遊びに行くと、美味しくて、珍しい料理を食べさせてもらった。
芙蓉蟹を食べさせてもらったこともある。
小学校5,6年だったと思う。
お手伝いをしていた従姉が、多分タラバガニの大きな蟹缶を4個ぐらい、缶切りをキコキコしながら開けていた光景を思い出す。
素晴らしく美味しかった。
ねこ吉がもらった蟹缶は、缶切りで開けるというところだけ同じ。
余りにもしょぼい蟹缶だった。