ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

ねこ吉、文楽を見に行く。

2021-11-09 21:16:57 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書


(阪神なんば線日本橋で降りてすぐ国立文楽劇場はあった。小雨に煙っていた。)

ねこ吉は、今日初めて文楽を見に行った。

コロナ以前、たぬ吉はほぼ毎月文楽を見に行っていた。
何度か誘われたけど、いつもねこ吉の返事は、「絶対寝そうだから行かない!」



そんなねこ吉が、一度ぐらい見に行ってもいいかなと思ったのは、YouTubeで「国立文楽劇場 お客様へのお願い」の動画を見たときだった。
エスカレーターを文楽の人形がソーシャルディスタンスを保って上って行く。
その最後に狐さんが抱かれて上って行く。

「あの狐さん可愛い!」

たぬ吉に、狐がいっぱい出る演目があったら見に行きたいと伝えておいた。



(入るなりマスクをした大きな頭がドド~ンと・・・。)

第一部「蘆屋道満大内鑑」に狐が出てくるというので、今回チケットを取ってもらった。

長い間緊急事態宣言が出て、色んなことが制限される日が、またいつやって来るか判らない。

つくづく世に棲む日々も減って来たと思う今日この頃。
文楽も縁があって見られる間に見ておこう。



開演時間よりかなり前に劇場についてしまい、撮れた席は前から3列目のど真ん中。
ここなら、よく見えるわ。
たぬ吉が、「そんな前に行ったら全体が見えない。」と言っている。
ねこ吉は、「全体よりも顔がみたいよ。」という。



開演時間まで、あちこち写真を撮ったり、お土産を買ったり、資料室に入ったり・・・。
たぬ吉の得意分野だから、いくらでも蘊蓄垂れ放題。

蘊蓄は、右から左に抜けていき・・・。



優しい顔をしたお馬さん。
この上にお人形が乗るんです。



ライブで聞く、三味線、太鼓、義太夫はお腹に響いて迫力があった。
義太夫の竹本織大夫さんは、Eテレ「にほんごであそぼ」に出ていたから見たことがあった。

狐さんがピョ~ン、一瞬で早変わり。

「恋しくば尋ね来てみよ和泉なる信田の森のうらみ葛の葉」の歌を障子に書いて姿を消す狐さん。
切ないねぇ・・・。



筋書きと「錦秋文楽公演ご鑑賞記念」というお菓子をお土産に買った。中身は栗饅頭1個と、大野屋のラムネ。高かったわ。



小さな落雁のようなラムネ。
こんなラムネ初めて食べた。何とも品のいいラムネだった。

たぬ吉は、明後日第二部「ひらかな盛衰記」を一人でまた見に来るんだって!
チケットを買ってたわ。





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