ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

決戦は金曜日でした。

2022-05-01 19:37:43 | 日常のこと


決戦は金曜日」だった。
ドリカムの歌のようなカッコいいものではなく・・・。

金曜日、暴風雨が来ると言われている日に、あの愚弟が救急車で運ばれた後、財布と携帯電話を取りに行って鍵を閉めて帰った後、約2か月放ったらかしにしたままの実家に行くことになっていた。

臭くてゴミ屋敷のようになって、中に入るのも躊躇われる。
出来れば入りたくないんだけど、通帳、キャッシュカードなどを探しに行かなければいけない。

たぬ吉と二人で行けば、喧嘩勃発するに違いない。

拝み倒して娘に緩衝材代わりについて来てもらうことになった。

よりにもよって暴風雨が来る日に行かなくてもという話だが、その日しか娘の予定が空いていない。

「汚い服で来てね。」とLINEをして、アルコール消毒剤、ゴム手袋、ゴミ袋、その他諸々を持って駅に集合。
もう、雨が降り出している。

実家に着いて、2階の愚弟の部屋に行くのが怖かった。
もっと悪いことを考えていたので、思ったよりはマシだった。

「汚い、汚い!」というねこ吉に、「お前は下にいろ。」と言われ、ねこ吉は1階を担当。

たぬ吉と娘が、権利書や通帳、キャッシュカード、印鑑などを探す。

ねこ吉は、一階で郵便物と広告を分けて、必要そうなものを持って帰る。
玄関も、台所も、リビングも、おびただしいワンカップ大関の空瓶と蓋と、「鬼殺し」という紙パックのお酒の空パック。

いつからゴミを捨ててないの!

毎月、義母の月参りに来て、たぬ吉は気がついていたはず。
ねこ吉には黙ってたんだろうな。

リビングでゴミを片付けてたけど、ゴミ袋足らんやん!

神戸と西宮ではゴミ袋も違うし、分別の仕方も違うし・・・。

アホらしくなって、腹が立って止めた。

2階で探してる二人からも見つかったという声は聞こえない。

2階では、たぬ吉の「物が捨てられない病」が始まってるらしい。

12時を過ぎたので、強制終了。

実印とキャッシュカードと通帳は、結局見つからなかった。

病院で面会を予約して、愚弟と会って話し合って思い出してもらうしかない。
年金額は判る通帳が見つかった。
しかし、この額で入れる施設は見つからないと思う。

色々思う事はあるけど、とりあえず鍵を閉めて帰ることにした。

3人で神戸屋で、ランチすることになった。

愚弟に払ってもらおう。

「ステーキでもなんでも一杯食べよう。」と言ったものの・・・。

ハンバーグ定食とシーフード定食。パン食べ放題でも、皆あまり食欲はなかった。

3人とも、探していた物が見つからなかったことが引っかかって食欲を邪魔してる。

ランチを終えたら、我が家に帰って来ることになっていた娘が、「身体が痒いから家でシャワーを浴びてから行くわ。」と自分のマンションに帰ってしまった。



2人で家に帰って来て、ねこ吉もシャワーを浴びた。
たぬ吉は着替えただけ。汚いのに・・・。

マァ、自分の実家を、「汚い、汚い。」と言われて気分を害してるんだろうな。

雨は酷くなり、一瞬マンションが揺れたかと思うほど酷い風。

夕食までには戻ってくると言ってた娘も、これでは嵐が収まるまで帰ってこないわ。
早く帰って来てェ~。

愚弟の郵便物を整理して、インターネット関連を解約したいんだけど、電話はNTTではなく、プロバイダーは何処なのか・・・。
一銭も保険金をもらえない傷害保険も3個ぐらいある。
一つ一つはそんなに大きな金額ではないけど、毎月、何年も払い続けるのは随分な無駄だと思う。

絡み合った糸をほぐすのは大変。

7時前、「今日は、もんじゃ焼き作ろう。」と材料を提げてやって来た娘。

「この家の包丁は切れない!」と怒りながらも準備をしてもんじゃ焼きを焼いてくれた。

お疲れ様、有難う。

一触即発の親の雰囲気を察して、本当に緩衝材になってくれた。

「まだまだ、ねこ吉のスマホ、パソコンの問題も聞きたいけど、今日は止めておくわ。
明日、よろしく頼むわね。」と言ったら、

「私、早く帰るわ。」と言ってた。

続きはまた今度。






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