ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

ミルキーを買った。

2018-12-11 22:12:44 | 思い出
土曜日、不二家の商品を一杯並べて、ペコちゃんが販売促進のためにスーパーの店頭に来ていた。
小さな子と一緒に写真を撮っていた。

「どうぞ、ご一緒に。」と言われたけど、さすがにババアは遠慮した。

ペコちゃんだけ撮らせてもらった。

ミルキー、懐かしいなぁ・・・。
缶入り練乳と同じ味だ。

よく練乳を舐めていた子どもだったから、ミルキーも好きだった。

小学生の時だったか、棒状のミルキーを買ったことがあってペロペロ舐めていたら、当時飼っていた猫が異常に欲しがって、ねこ吉に登って来た。

口元まで登ってきて困った。



今日、スーパーに行ったら、ミルキーがワゴンに一杯あった。
よく見たら、色んな顔があった。
笑っている顔、目が寄っている顔、舌が反対の顔。

ねこ吉は定番の上段の真ん中のペコちゃんを買った。

ホントは、こういうキャンディを食べることを歯医者さんに禁止されている。

歯の詰め物がとれるといけないので舐めていた。

そして、ペコちゃん、不二家の事をいろいろ思い出した。


ねこ吉が小学校2年生くらいの頃、父親がテレビのコマーシャル関係の仕事をしていた。
当時はテレビの創成期だったのではないかと思う。
確か、関西テレビ開局記念の記念品、8の字のついたスプーンが家にあった。

日曜の7時半から始まる漫画「ポパイ」は、不二家の提供だった。
家にテレビが無かったので、父親は会社の事務所まで行って不二家のコマーシャルをカメラで写していた。

テレビが見られるので、電車に乗ってねこ吉もついて行く。
阪神電車を梅田の手前で降りていたようだから、会社は福島辺りにあったようだ。

事務所は、いつも誰もいなかった。

ついたら、「やりくりアパート」をやっていた。
佐々十郎と大村崑、ダイハツのミゼットという自動車のコマーシャルをやっていた。
ドタバタ喜劇だったんじゃないかな。

それが終わると、武田薬品提供の「月光仮面」が始まる。
サタンの爪が怖くて、あまり見てなかった。

タケダ、タケダ、タケダァ~。というコマーシャルは今も覚えている。

それが終わると、不二家提供の「ポパイ」が始まる。
父親は三脚を立てて写真を撮っていた。

ねこ吉は漫画を見て笑ってた。

確か、それが終わると、谷内六郎の絵が表紙の週刊新潮「週刊新潮は明日発売です。」というコマーシャルがあったような気がする。

「赤とんぼ」のメロディが流れて、父親が事務所の鍵をかけて、家に帰るのである。

毎週行っていたのか、隔週だったのか思い出せないけど・・・。

たまに不二家から、ミルキーや、当時あった「フランスキャラメル」を1カートン?頂いた。

押入れにしまわれて、毎日1個もらって食べた。

嬉しかった、美味しかった。

今はもう無い「フランスキャラメル」あの味、忘れられない。



ネット検索したら「フランスキャラメルの写真が出てきた。
便利な世の中だわ。

ミルキーを一袋買って、ねこ吉は昔の事を一杯思い出した。

最近、酷いもの忘れで自分が怖い。
脳みそがカスカスに乾いている気がする。

不思議なことに思い出が詰まっている場所には、泉が湧き出ているんだろうか・・・・。

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