いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

盆休み返上改革。 innovation to give up the `japanes bon' holiday

2024-08-16 20:46:08 | 日記
 (1)自民党総裁選について石破茂元幹事長が盆明けに態度を明らかにすると表明していたので、岸田首相としても9月の総裁選に出るのか、出ないのか態度表明が求められる時期であって、14日に立候補しないことを表明したのは選択の節目ではあった。

 (2)本日の紙面では霞が関官庁街も盆休みで静まり返っていたものが、突然の岸田首相の記者会見、立候補辞退表明で休暇中の官僚たちが急きょ呼び出されて一気に仕事モードとなったとの記事だ。
 働き方、休み方改革を推進する政府、機関としてはそろそろという予感がなかったのか、岸田首相もさすがに休み方改革の旗振り役として盆休み中の記者会見、表明はないだろうという期待だったのかもしれないが、盆明けとなれば石破議員の態度表明と重なり先手を打つしかなかった14日の岸田首相の記者会見、表明で事前に周囲にリークするわけにもいかない。

 (3)今年の日本の盆は宮崎(日向灘)地震で南海トラフ臨時情報(巨大地震注意)が発表され(15日夕に終了)、東北、関東台風に横浜沖地震が続いて、自然の猛威がセットになって日本列島を襲った。
 政府機関としては厳重注意、準備体制が必要な事態でもあったから岸田台風(その規模かどうかはわからない)もそれを見越して官僚たちを呼び戻したひとつだったともいえないこともない。

 (4)岸田首相の党総裁選に立候補しない表明を受けてすでに10名以上の自民党議員が立候補を考えているとの情報で、20名の推薦人確保に向けて思惑情報が出ている。いち早く動きをみせていた石破議員は自らの選挙区の鳥取から日本を変えたいとの意向をみせていた。
 安倍内閣で地方創生担当大臣を務めていたこともあり、東京一極集中へのアンチテーゼとしてまずは地方活性化を目指して鳥取から日本の今後の進むべき方向性、あり方を示す象徴とするかの発言だ。

 (5)しかし、9月の自民党新総裁(首相)は来年までにはある衆院選で政権交代の可能性も大きくあり、まずは政治とカネ、自民党大改革論が求められて議論はそこから始まる。盆休み返上は総裁選立候補を考えている自民党議員だ。
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