刈谷市総合文化センター音楽ホール(3/14)と多治見市文化会館(3/19)での財津和夫さんのLive & talk 2014です。
(1)刈谷駅周辺のガラス張りの近代的なコンベンションセンターの中にある音楽ホールで、外観からはホールという印象はありませんが中に入ると世界的な木工メーカーの「カリモク」の本社工場のあるところですから、木材をふんだんに使ったホールでワイドに横に広い音響効果のいいホールです。シンプルでクリアーな音が広がります。
財津さんは力強いパフォーマンスを随所にみせまして、第1ステージラストの曲ではシンフォニック(symphonic)に編曲された自作の壮大な組曲をまるで指揮者のように両腕を力強く振り、またまっすぐ押し出すように下に伸ばして気概を全面に出しての熱唱となりました。
先日テレビでオーケストラを指揮する坂本龍一さんを見ましたが、風貌もよく似てきましたのでまるで坂本龍一さんもいるような錯覚になりました。年令的には坂本さんが財津さんに似てきたというべきところです。
「われわれの若いときには、昭和の生まれといいますと、明治でもない大正でもない昭和ということで、若い感じでいましたが、今では昭和といえば古い年寄りになってしまいました。これからは若い人の背中を押してあげたい(本ブログ注:財津さんは芸術系大学の教員として学生を指導)。」
そして「生まれかわっても、また会いましょう(if I'm reborn , I will certainly go to see you)」とやさしく語っていました。
第2ステージの歌唱指導コーナーでは、ステージ最先端に出てきて片手を突き上げて何度も絶叫イェイ をくり返していました。普通は2,3回に分けて話す学生時代、アマチュア時代、プロデビュー時代の話題もこれを話すと30分はかかるので、これを話すと45分、これを話すと48分はかかるのでやめますがと言いながらいつしかいっきょに盛り込んで長いトークになりました。
(2)多治見市は日本一暑い街で有名ですが、伝統的な陶磁器の街で有名で、幹線道路沿いの文化会館ホールはトラディショナルな古い建物でやはり木造りのワイドに横に広い、しかしよく手入れのきいた音響効果のいいホールです。
財津さんは高音もきれいに伸びて力強いボイスワークを披露しました。smile , eternal flame , what a wonderful worldのカバー曲はメロウ(mellow)な財津ボイスに歌のうまさが財津音楽の世界をつくりだして、オリジナルより「いい」との声も聞かれました。
「届かぬ夢」では、イントロ16小節の情緒揺れて流れる印象的なメロディのくり返されるところが心をゆさぶる歌になりました。「wake up」、「青春の影」、「サボテンの花」は幅広い音程の難しい曲を自在な財津ボイスで存分に「聞かせ」ました。
多治見でもスクリーンに昔の映像を映しながら、いきなりいっきょに話題のオンパレードでトークを聞かせました。
地下鉄のホームでの別れの歌「ストロベリー・スマイル」では、「男と女がひかれあう、わくわくする心のときめきはいつでも大事です。結婚してしまうと、それを抑制してしまうというのもいけません。不倫という言葉がよくないんで、何かほかの呼び方家に帰って考えてください」とこれは歌の世界のことでもなく財津さんの持論なんですかね(本ブログ注:あるコンサート会場でお見かけしたことがありますが、相思相愛の奥様はいかにも堅実なクリスチャンですから、これは財津さんの営業用の芸術観ですか)。
4月からは(オフィシャルには5月から)姫野達也さんをゲストに招いての財津さんのあたらしいコンサートが始まります。企画力の高い財津さんですので、楽しみです。
(1)刈谷駅周辺のガラス張りの近代的なコンベンションセンターの中にある音楽ホールで、外観からはホールという印象はありませんが中に入ると世界的な木工メーカーの「カリモク」の本社工場のあるところですから、木材をふんだんに使ったホールでワイドに横に広い音響効果のいいホールです。シンプルでクリアーな音が広がります。
財津さんは力強いパフォーマンスを随所にみせまして、第1ステージラストの曲ではシンフォニック(symphonic)に編曲された自作の壮大な組曲をまるで指揮者のように両腕を力強く振り、またまっすぐ押し出すように下に伸ばして気概を全面に出しての熱唱となりました。
先日テレビでオーケストラを指揮する坂本龍一さんを見ましたが、風貌もよく似てきましたのでまるで坂本龍一さんもいるような錯覚になりました。年令的には坂本さんが財津さんに似てきたというべきところです。
「われわれの若いときには、昭和の生まれといいますと、明治でもない大正でもない昭和ということで、若い感じでいましたが、今では昭和といえば古い年寄りになってしまいました。これからは若い人の背中を押してあげたい(本ブログ注:財津さんは芸術系大学の教員として学生を指導)。」
そして「生まれかわっても、また会いましょう(if I'm reborn , I will certainly go to see you)」とやさしく語っていました。
第2ステージの歌唱指導コーナーでは、ステージ最先端に出てきて片手を突き上げて何度も絶叫イェイ をくり返していました。普通は2,3回に分けて話す学生時代、アマチュア時代、プロデビュー時代の話題もこれを話すと30分はかかるので、これを話すと45分、これを話すと48分はかかるのでやめますがと言いながらいつしかいっきょに盛り込んで長いトークになりました。
(2)多治見市は日本一暑い街で有名ですが、伝統的な陶磁器の街で有名で、幹線道路沿いの文化会館ホールはトラディショナルな古い建物でやはり木造りのワイドに横に広い、しかしよく手入れのきいた音響効果のいいホールです。
財津さんは高音もきれいに伸びて力強いボイスワークを披露しました。smile , eternal flame , what a wonderful worldのカバー曲はメロウ(mellow)な財津ボイスに歌のうまさが財津音楽の世界をつくりだして、オリジナルより「いい」との声も聞かれました。
「届かぬ夢」では、イントロ16小節の情緒揺れて流れる印象的なメロディのくり返されるところが心をゆさぶる歌になりました。「wake up」、「青春の影」、「サボテンの花」は幅広い音程の難しい曲を自在な財津ボイスで存分に「聞かせ」ました。
多治見でもスクリーンに昔の映像を映しながら、いきなりいっきょに話題のオンパレードでトークを聞かせました。
地下鉄のホームでの別れの歌「ストロベリー・スマイル」では、「男と女がひかれあう、わくわくする心のときめきはいつでも大事です。結婚してしまうと、それを抑制してしまうというのもいけません。不倫という言葉がよくないんで、何かほかの呼び方家に帰って考えてください」とこれは歌の世界のことでもなく財津さんの持論なんですかね(本ブログ注:あるコンサート会場でお見かけしたことがありますが、相思相愛の奥様はいかにも堅実なクリスチャンですから、これは財津さんの営業用の芸術観ですか)。
4月からは(オフィシャルには5月から)姫野達也さんをゲストに招いての財津さんのあたらしいコンサートが始まります。企画力の高い財津さんですので、楽しみです。