(1)コロナ感染者数がここにきて大幅に減少した。はっきりとした原因はわからないが、ワクチン接種がかなりゆきわたったからだろうとか、緊急事態宣言が続いて飲食店などの夜間営業規制が長引いて事業経営継続が困難になり、休業、廃業が続いて感染媒体が減ったからだろうとかあっても推論、推測だから確証はなく不確実性の時代だから、冬に向けて再び感染拡大の警戒、危惧が指摘されている。感染者大幅減少の原因がはっきりすれば今後の対策に生かされるが、そうともならない。
(2)先日、気候変動対策を大人にまかせられないという新聞特集があった。先駆けて国際社会に気候変動危機を訴えた若い環境活動家グレタさんに影響を受けて若い人たちが自主的に立ち上がり活動をしている話だった。
気候変動問題に対して若い人たちの自主的な活動が大人たちを動かせるのか、大人たちにまかせられないといっても大人たちを巻き込まないことには大きな成果、結果にはなかなか結び付かない。
(3)気候変動国際会議では各国に二酸化炭素排出量ゼロに向けて目標達成値を義務づけて、日本、米国は50年カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)達成方針を打ち出して、中国、ロシアは60年までのカーボンニュートラル達成方針を表明している。
この国家目標、方針をどうやって実現可能な現実のものとして担保(security)するのか、それぞれに30年、40年先の目標とあれば現在の国家指導者はその時点まで指導者でいることはまず考えられずに不可能で、後を継ぐ指導者がこれをどう引き継ぐのかはわからない。
(4)国連、気候変動国際機関で各国方針、目標を担保することが必要だが、30年、40年後に国連、国際機関がそのまま存在しているのかさえ保障されずに、冒頭コロナ対策のように不確実、不確定だから再び感染拡大の危険、危惧がつきまとうことになる。
30年、40年先に仮に目標達成してもそれまでの間に地球環境がどれだけ破壊されて深刻さを増しているのか、とりかえしがつくのかもわからずに、若い人たちが大人にまかせられない危機感となって現実的な問題として行動になって動かしている。
(2)先日、気候変動対策を大人にまかせられないという新聞特集があった。先駆けて国際社会に気候変動危機を訴えた若い環境活動家グレタさんに影響を受けて若い人たちが自主的に立ち上がり活動をしている話だった。
気候変動問題に対して若い人たちの自主的な活動が大人たちを動かせるのか、大人たちにまかせられないといっても大人たちを巻き込まないことには大きな成果、結果にはなかなか結び付かない。
(3)気候変動国際会議では各国に二酸化炭素排出量ゼロに向けて目標達成値を義務づけて、日本、米国は50年カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)達成方針を打ち出して、中国、ロシアは60年までのカーボンニュートラル達成方針を表明している。
この国家目標、方針をどうやって実現可能な現実のものとして担保(security)するのか、それぞれに30年、40年先の目標とあれば現在の国家指導者はその時点まで指導者でいることはまず考えられずに不可能で、後を継ぐ指導者がこれをどう引き継ぐのかはわからない。
(4)国連、気候変動国際機関で各国方針、目標を担保することが必要だが、30年、40年後に国連、国際機関がそのまま存在しているのかさえ保障されずに、冒頭コロナ対策のように不確実、不確定だから再び感染拡大の危険、危惧がつきまとうことになる。
30年、40年先に仮に目標達成してもそれまでの間に地球環境がどれだけ破壊されて深刻さを増しているのか、とりかえしがつくのかもわからずに、若い人たちが大人にまかせられない危機感となって現実的な問題として行動になって動かしている。