イエメンのお金持ち

　あるホテルでの事

夕食後　中庭のプールサイドで民族舞踊があるから・・・との事で

プールサイドで椅子に座り待っていると　向かい側に金持ちそうな紳士と真っ黒いアバヤに

顔はシャターラで勿論見えないが　女性３人・・・

我々は　あれはきっと第１、第２、第３夫人だね・・・と勝手な想像

楽器に合わせ　踊リが始まって暫くすると　その紳士が片方の手だけで札束を持ち器用に

そのお札をヒラヒラと花びらのようにまき散らすのである。（相当の枚数であった）

お！お！お！　何だ！何だ！　である。

楽隊も踊り子も　演奏、踊りをそっちのけでお札を拾うのに夢中である。

昔　日本でも金持ちのお旦那が料亭のお座敷で札びらを撒き芸者さんが拾う・・・

イノシシ遊び　と言うのがあると聞いた事がある。

何処の国でもお金持ちは同じようなことをするものである。

このファミリーの部屋がすぐ傍のスイートルーム、３人の奥さんと思ったのは

娘さん３人で部屋に入れば普通の少女（アバヤの下は綺麗なドレス）　

部屋のドアを開けっ放しで　前を通った私に盛んに話しかけてくる。

アラビア語と日本語と　ジェスチャーで沢山の会話　楽しかった！

真白いドレス？にジャンビーア（お腹の所に付けている先の曲がった剣）の紳士も

部屋に入ればステテコでうろうろ・・・何処のお父さんも同じである。

そのお父さんも入っての写真等を沢山帰国後送ってあげました。

（３人は姉妹だがお母さんが違う？　第二夫人は黒人？）