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オニシバリ

2024-02-10 | 樹木 草花


変わった名前のオニシバリ
樹皮が強靭で、枝を折っても千切れないことから、この木の樹皮で鬼を縛っても切れないだろうとオニシバリの名になった
夏に落葉することから、ナツボウズの別名もある
日本固有種

ジンチョウゲ科の落葉樹林内に生息する落葉小低木
高さは1m以下と小さい
葉は互生し、葉身は5~13cmほどの長楕円形
夏期に落葉し秋から新葉が出る冬緑樹木

花は2~4月に咲く
雌雄別株、葉腋に黄緑色の花を数個束生する
花弁に見えているのは萼で、萼筒の長さは5~9mm、先は4裂する
萼片の長さは萼筒の2分の1ほど

果実は液質の核果で、長さ8mm程の楕円形
5~7月に赤く熟す・・辛くて有毒
硬い内果皮に包まれた核があり、中に種子が1個入っている
コメント
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