連載3日目です。
いよいよ燃焼実験!
わーっ! ドキドキ!
まず最初に、パイプの手前の蓋って取っておいた方が良いのか閉めた状態が良いのか??
とりあえず、閉めた状態で着火。
紙ばかり燃えて、なななか上手く木に火が移りません。
だって、火は上に燃える物。
なら・・・
完璧!
あっという間に火がついて燃え出すと、どうもその状態になれば蓋を閉めた方が燃焼が強くなるみたい。
炎も煙も全部吸い込まれ行って、ここからは何も出て来ません。
最初、まだ煙突が熱くない内は煙も多少出ました。
しかし、煙突が熱くなってくると・・・
ゴーと云うもの凄い燃焼音。(この音が「ロケットストーブ」の由縁らしい)
殆ど煙が見えません。
やった~!! 成功! ほぼ完全燃焼。
試しに、鍋でお湯を沸かしました。
煙突部を少し下げて有るのは、蓋を載せたときにぶつからない様にする為と、鍋を直接載せた時に塞がらないようにするためです。
更に左右のブロックが前後より高くなるのも計算ずくで、排気をスムースにするために役立ちます云って見れば五徳みたいな・・・。
ブロックの寸法って普通は横長で積み上げて、間につなぎのモルタルを入れるので短い方の長さが長い方の1/2より短くなっていて、積み方の違いでこの段差が生まれます。
机上で全て計算して有ります。
10分程で沸騰。
ただ、底が若干小さい鍋なので鍋を載せたら落ち込んで排気が狭くなってしまうようです。
酸素供給が弱くなるので不完全燃焼を起こして若干煙が出やすくなります。
今後は、網などを敷いて小さい鍋でも鍋底が低くならないようにしましょう。
大きな鍋なら横同士の高さに段差が有るので本来ならあまり影響は無いはずでした。
総合的には下の写真の様に二カ所同時に使うつもりです。
下の鉄板も、最初早く熱するために上の部分で加熱してから下に移動して使えば良いと思います。
ちょっと長めの材料をぶち込んでおけば、ず~と燃えてくれるので楽です。
かなり結構な量の剪定枝を燃しましたが、灰はほんの少しでした。
灰をかき出すのに古い小型熊手を細くして道具にしました。
灰は吸気の風で飛んで行くのでしょう、一番奥まで有りました。
灰は良質な肥料になります。
すぐ脇の畑のドウダンの根元に撒いて終了。
一石三鳥!
最後にこの鉄板ですが、厚みが6mmもあってサイズはA4判(約200mm×300mm)です。
なかなかこのサイズの厚手の物が無くやっと見つけました。
今回の設計の際、この鉄板のお陰で全ての最善の寸法が確定しました。
参考にブログ最下部にアマゾンのリンクを張っておきます。
さて、次は天気の良い日に試しバーベキューで〆でしょう!
温度具合は? 鉄板の扱いは? 肉や具材の焼け具合は?
期待点がた~くさん!
次回もきっと見逃せない情報有るかもよ。