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nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

ニンニクの育ち具合 と その秘密

2025-04-14 08:11:31 | 家庭菜園
家の裏の畑の現状です。
やっぱり上空から見るとよく分かりますね。
手前のビニールハウス的な物がぶどうCaffeで、その左隣が堆肥作成場で、その向こう隣に不織布を被せてある畝がニンニクです。


私は3年前まではニンニク作りがとても下手で小さいニンニクしか採れませんでした。
しかし、2年前から突如として大きなニンニクが作れるようになりました。
地上に降りてみると・・・
不織布の天井に葉が当たっていたので不織布を外してあげました。

この時期に既にこんなに大きくなっています。


ただ、球根部が大きくならないと意味無いですが・・・
あまり肥料を与えすぎると葉ばかり大きくなって実が小さくなる事もあるのだとか。
それは多分大丈夫だと思います。

でも、なぜこのように大きくなるようになったのか??

それは、ズバリ「土」です。

草や、庭の芝刈りの時に出る芝の葉、秋になるとコスモスなどの大量に出る枯れ草を随時堆肥場に入れていきます。


そこへキッチンで出る生ごみにEMや容器に付いた納豆のネバネバの水などを入れた生ごみを上に置きます。


カラスにいたずらされないように枯草などを上に乗せておきます。


まだ作物を植えていない畝があればバケツの半分の生ごみはそちらへも穴を掘って入れておきます。
土を被せておくと、2週間くらいで生ごみは消えています。


生ごみは百均で売ってるバケツの様な蓋付きの容器に入れてキッチンの所でいっぱいになるまで3、4日くらい置いています。


一日に一回程度、納豆菌や自家製豆乳ヨーグルトなどの食べたあとの器に付いた物を少しの水で落として生ゴミの上に撒いたりEMを撒いたりします。
これは自分で活性EMにしたものを撒いている所です。


その上からコーヒー豆のカスを下駄箱の消臭剤などに使って最終処分として生ごみに乗せます。


コーヒー豆は多孔性のため微生物の住処にもなります。
この繰り返しでバケツ内で何層にもなっています。

これらの微生物のお陰で、生ごみがキッチンに有っても全く匂いませんし、勿論生ごみを入れる時に蓋を開けても匂いません。

これを堆肥場に入れると、バケツの底の方にあった生ごみが一瞬匂いますが、数分で全く匂わなくなります、すぐ脇のぶどうCaffeに居たって全く匂ったりしませんので日々楽しくCaffeを楽しんでいる訳です。

更に堆肥場が枯草でいっぱいになった頃に牛糞堆肥一袋の半分くらいを上から均等に掛けておくと枯草などが堆肥になるのが早まります。

3月くらいには下から堆肥と云うよりは土その物に変化したものが次から次と手前に崩れ落ちて出て来ます。


土が崩れ落ちて来るとは、こんな具合です。


草と生ごみだけで土を掛けたりしていないのに、下からどんどん土が出て来るんです。

時々その土を集めてふるいにかけてコンポストに随時貯めて秋の冬野菜の種蒔きの時までずっと使い続けています。


使い方は畝の土にペットボトルで穴を開け、底の部分に鶏糞を少しだけ入れてからその取り出した土の代わりに堆肥を入れて苗を定植するなり、種をまくなりします。
なので、最近畑を耕すことをしなくなりました。




それだけです。

買うものと云えば牛糞堆肥と肥料としての発酵ペレット鶏糞だけですが、この二袋でたったの500円程度です。
鶏糞は少ししか使わないので一袋で2年は使えます。

以前、畝全体に堆肥を透きこんだ事もありましたが、あまり効果が見れなかったし、堆肥が大量に必要になるのでこの堆肥場で出来る堆肥の量では足りませんでした。

しかし、上記の様な方法でスポット的にやると堆肥の量は少なくて済んで一年分の堆肥が賄えますし、種の発芽率も良いし作物の発育がすこぶる良くなります。


誰かの真似では無く何時もの閃きで得られたアイディアです。
多分、こんな方法で育ててる情報は検索しても出て来ないと思います。

極小規模の家庭菜園だから出来る事でしょうけど、この手間がまた楽しい訳です。

課題があればあるほどその解決のためのアイディアが出せるし、結果が出るまで期待が高まって、好結果が出ればまた楽しいです。
結果が悪ければそれはそれでまた新たな課題となって楽しめます。

家庭菜園はとっても面白いです。

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