久々の書き込みです。
3月の卒業式シーズンでビデオ収録と同時に当然、編集作業が付いて来ます。
今年はご依頼の学校が増えたので、ブログどころではなくなりました。
やっとサンプル品が出来あがって先生に内容チェックをして頂くところまで来て一段落しましたので、ぼちぼちブログも再開して行こうと思います。
ところで、今回の編集作業で二つもの問題が発生し、対処したのでノウハウとして記録に残しておきます。
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Encore6.0での Blu-ray書き出し時、ビットレートエラー
「video buffer underflows.total bitrate is too high near time」
で処理が中断して進まなくなりました。

久々の新たなエラーに困惑。
Premiereで書き出した動画内に高ビットレート個所が有ると言ったエラー内容です。
他のファイルを読み込んで同様に書き出しても発生しないので、Encoreのプロジェクトの問題ではなく、今回の作成した動画ファイル特有の物の様です。
Premiereでの動画書き出し条件は以下のとおりです。
H264 18MB-24MB VBA
なお、指定ビットレートを変えても事象は発生します。
ネット検索すると、同じエラーに対する質問記事は出て来ましたが、原因と解決策の記述はありませんでした。
この様な「困った」だけの書き込みで終了してる情報は沢山あります。
その後自己解決したとしても結果を残さないんですね。
他人に助けを求めるのに自分が得た有用な情報は出さないと云った人が多い様です。
私は対処方法を特定しましたので開示します。
原因を特定するには、多分どこかの場面で何らかの原因が存在していて結果となって表れているものと思いますが、約2時間の動画のどこかを特定するのは至難の業です。
半分づつに区切って絞り込んでいくしかないと思いますが、モニタ画面で見る限りでは何の問題も無いので、そこまで時間を費やす必要もありません。
:::対処方法は至って簡単でした:::
Premiereの出力指定をVBR(可変ビットレート)指定からCBR(固定ビットレート)指定にして解決しました。
H264 22MB CBR
CBR22MBでも25GBのブルーレイディスクに収まりましたのでハイビジョン画質的にも何ら問題はありません。
分かってしまえば「簡単」の一言ですが、様々な実験を重ねた結果の事で、解決には一日が潰れました。
次回はもう一つの問題について・・・
もっと厄介でした。