台風19号による関東地方への豪雨による
大洪水から、コンクリートが首都圏防衛に
大きな働きをしたことが明らかになった。
民主党政権下で一時、建設が中断された
利根川上流の吾妻川の八ツ場ダムが、10月
1日に始まったばかりの[試験湛水]のため、
空っぽの状態から約7500万m3の水を貯めて
下流域を洪水から救った。
同じ利根川流域で栃木県を流れる7河川では
堤防決壊や越水による洪水が相次いだ。
また、報告では埼玉県春日部市に建造されて
いる全長6・3Kmの世界最大級の地下放水路の
[首都圏外郭放水路]は最大約67万m3の水を
貯める能力を備え、地下神殿と呼ばれ5河川の
増水を貯めて氾濫の危機を防いでいる。
荒川中流域には、巨大な貯水池[彩湖]が
築かれているほか、東京西部の山手地域では
環状7号線地下広域調節池が大きな働きをした。
これらのコンクリート群が、首都を洪水から
守る貢献をし、洪水が懸念された250万人が
暮らす荒川と利根川水系の江戸川に囲まれた
海抜ゼロメートル地帯の江東5区(墨田区、
江東区、足立区、葛飾区、江戸川区)を守った。
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