中國 EV車補助金廃止で売上げ急落
中国の2018年の新車販売台数は 2235 万台と
28年間連続で伸び続けてきたが前年割れした。
理由としていろいろな要因が指摘されているが
やはり、一番大きな要因は経済の減速による
心理的な買い控えだとされる。
3500万台の購買力を備えた市場だと持て
囃されたが、市場は既に飽和状態との指摘も。
購買意欲の抑揚に備えて実施されてきた
補助金などの優遇策が廃止されたことも大きい。
EV車については、2018年には105.3万台と
前年比で82%増の大幅な伸びを記録した。
EV車の保有台数は281万台に達している。
2018年に、政府は大気汚染状態の改善に備える
目的もあり、[青空防衛三年行動計画]を発表し、
新エネルギー車産業を育成し、2020年に新エネ
ルギー車の販売台数200万台達成を目標とした。
販売台数の4台に1台は、新エネルギー車に
したいとの目標もある。
2017年に、新エネルギー車メーカーが200社に
達したとされたが、2019年4月には486社にまで
急増している。
だが、政府は方針とは裏腹に、2019年6月に
EV購入者への補助金を突如、打ち切った。
EV車生産を、自動車産業成長の権力に据える
方針の修正で、補助金目当てに急増したEV車
メーカーにとっては大津波の襲来となった。
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