大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

WHO事務局長が「集団免疫」否定 

2020年10月16日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、

10月12日、記者会見で新型コロナウイルス

対策を巡り、人口の一定割合がウイルスへの

免疫を獲得することで感染を抑制する[集団

免疫]について、[科学的にも、倫理的にも

問題がある]と指摘した。

集団免疫をめぐっては、一部の専門家が感染

拡大抑制に備えた対策として、60%以上などと

一定の割合の人口がウィルスに感染することで、

パンデミックを阻止する方策を提唱しているが、

テドロス事務局長は、否定的な考えを強調した。

経済活動への影響をできる限り抑える目的で、

緩やかな制限措置を続ける北欧スウェーデン

集団免疫を形成する政策を採用し、成功した。

また、日本人についても、発生初期段階からの

変異を重ねるウィルスへの複次的感染により

ほぼ集団免疫を獲得しているとする専門家の

指摘もあり、今更否定されても、[集団免疫]で

よいではないかとなる。

しかし、感染症の専門家としての立場から、

[これまでの公衆衛生の歴史の中で、集団免疫が

感染症の流行に対応するための戦略として

用いられたことは一度もない]とバッサリ。

国民の半数以上が、感染による免疫を獲得

している状態を「集団免疫」と呼ぶことが

何故だめなのかと言えば、[集団免疫とは、

ワクチン接種に関して用いられる概念だ]と指摘。

ワクチンによる免疫で、感染から守られることを

意味し、人々をウィルスに晒すことではなく、

ウィルスから守ることによって達成される

ものだと述べている。

専門学的には、そうだとしても、感染により

免疫を獲得したことをどう呼べばよいのか。

取敢えずは、多数免疫か過半免疫とでもするか。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

健康と安心のメタボへの備えは?





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。