現在、世界で排出されるプラスチックゴミの
量は年間3億トンを超えているとされるが、
このまま増え続けると2050年には120億トン
にも達すると予測されている。
また、プラゴミが海に流れ込み細分化され、
微小な粒子の「マイクロプラスチック」となり、
魚や海鳥など生き物の体内の取込まれ、更に
人間の体内にも入り込んで健康に大きな影響を
及ぼす懸念が広まっている。
海洋に拡散したマイクロプラスチックが分解
されるまで数十年から数百年要するとされる。
プラゴミを巡る問題は、人間社会の健全な
環境保全に備えた重大な課題となっいる。
今年6月に開催されるG20大阪サミットでも
議題になる見通しで、経団連としては日本の
経済界の取組みを国内外にアピールする予定。
経団連が中心になって、20業種を対象として
プラゴミの削減に備えた目標を設定している。
特に、ペットボトルについては、家庭など
から回収した使用済みペットボトルを別の
製品や再びペットボトルに作り替えたり燃料
として利用したりする有効利用率を、2017
年度の92%から2030年度に100%へ引上げる。
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