中共中央政治局の常務委員は9人で構成されているが
この内、5人が江沢民派、乃至は軍部に近いとされている。
胡錦濤総書記は改革派で、格差是正を目指す「和諧」を
唱え、温家宝首相は、8月末に深センで「政治改革」の
必要性を訴えるなど、政治局内部の不統一が見られた。
特に最近は軍部が外交問題まで、何憚ることなく口出しを
して、ASEAN諸国や欧米の各国に問題を広げている。
西沙諸島や南沙諸島に対する中国海軍による実効支配の
露骨な動きに対してASEAN拡大国防相会議で米国の
ゲーツ国防長官の懸念表明に対し「口出し無用」と反発。
8月の米韓軍事演習に対する中国軍幹部の「やり返すぞ」
との恫喝発言や、9月の尖閣諸島の領土問題解決に備えて
軍艦を派遣するとの解放軍幹部の発言。
反日デモでは、「尖閣(釣魚島)諸島を返せ」と叫んでいた。
外部に対する軍部の露骨な直言は、同時に党中央に対し
相当に強硬な批判やプレッシャーを掛けていることだろう。
15日から開かれていた共産党第17期中央委員会の
第5回全体会議(5中全会)では、序列6位の習近平が
中央軍事委員会副主席に就任し、胡錦濤総書記の
後継者の座が確定した。
習夫人が解放軍に所属する歌手であることで軍に支持
基盤を備えており、本人自身が江沢民のお膝元の上海市
党委書記から2階級特進で中央入りを果たすなど軍部や
江沢民派に推されている結果なのだ。
胡ー温ラインの敗退は、江沢民時代への逆戻りだけでなく、
拡張路線を突き進む軍部の台頭が懸念される。
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