イザと言う時に備えて原油や天然ガスからの
利益を積み立てて来た国家基金。
原油価格などの下落で財政が赤字になった時に
備えた安定化基金と株式市場や債券市場の
安定化に備えた国民福祉基金とからなっている。
2013年ごろには原油価格1バレル当たり$100を
ベースに国家予算を組み、国家基金も$5000億に
達すると報じられ余裕たっぷりだった。
2014年に原油価格が$80/バレル台に下落が
始ってから下がり続けたため基金の取り崩しが
行われ、2015年に入って効き始めた経済制裁の
影響で1~10月にも赤字の埋め合わせに基金
から1兆5600億ルーブル(約2兆4400億円)を
摂り崩している。
政府の16年度予算は、2015年10月に原油価格を
$50/バレルで設定して決定された。
歳入の約半分を原油と天然ガスに依存している
ロシアにとって、$50を切って、更に原価を割り、
$30割れが定着化して来れば今年度以降は
巨額の赤字計上を迫られることになる。
西欧諸国の締め付けも厳しくなり、国内企業も
資金不足で救済を求めており、このままでは
2019年始めにも基金は底をつくとされる。
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