ベトナムとフィリッピンの間には多数のサンゴ礁の小さな
島々が存在しており、北を西沙諸島、フィリピンの南西の
パラワン島西部の島々を南沙諸島と呼んでいる。
西沙諸島はベトナムと中国で分けて支配していたが
ベトナム戦争時に中国は全域を占領して飛行場まで
建設して実効支配している。
2002年にASEAN諸国と中国との間で「南シナ海における
関係国行動宣言」が交わされたが、中国は近年これを無視し、
南シナ海の実効支配に備え積極的な軍事行動を起こしている。
言わずとしてたことながら、日本や韓国の船舶がインド洋へ
抜ける必要不可欠な航行ルートとなっている。
問題は、今年3月に中国指導部が西沙諸島や南沙諸島
までもを、領有に対しては一切の妥協を許さない「中核的
利益」のカテゴリーに加えたことが明らかになった。
これらの島々を領有すると言うことは、南シナ海が中国領に
組み込まれることになり、海上の自由な航行が妨げられる
ことになる非常な危険性を備えている。
現在ベトナム漁船の拿捕や銃撃事件が日常的に発生
しており、アメリカもついに、「いかなる武力または武力の
脅威を用いて、南シナ海の争議問題を強制的に解決する
ことに反対する」との声明を出した。
尖閣諸島と同様に「核心的利益」に組み込まれた、これら
地域はアメリカも巻き込んだ係争の地となりそうだ。
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