北京オリンピックで中国は、51個の金メダルを獲得して
一位となり、国中は興奮の渦に巻き込まれていました。
しかし、祝賀ムードが盛り上がれば盛り上がるほど
片方では、負け組みの立場は厳しくなりました。
河南省は、人口が9869万人と中国一の人口を抱える
大きな省で、世界規模ではドイツをも上回り、優に10
位台前半に位置する大国なみです。
この省で、河南省の選手団が、金メダルを一つも取れ
なかったことで、体育局の局長の責任問題がニュース
になっていました。
できれば、二つは欲しかった金メダルがゼロで、結果は
銀メダル一つに終わったことに対するメデイアの責任
追求だったようです。
確かに、大国並みの人口を抱え、省を挙げてオリン
ピックに 備えた取組をしてきたことを考えれば、もう少し
何とかならなかったのかと気持ちは理解できないことは
ないですが、もともと、メデイアが煽ったことが原因です。
現場の指導者にとっては、とんだ、とばっちりです。
女子サッカーでも監督とチームとのいがみ合いで、内紛
があり、また、男子サッカーでも監督とコーチの衝突が
チーム力を削いでしまい、決勝トーナメントに進出できず
多くのサッカーフアンを嘆かせました。
ここでも責任論が火を噴いているのです。
「オリンピックは、参加する」ことに意義があると、教科書
に載っていたと思うのですが。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
安全と安心の非常持出袋の準備は?