6月末に向けて設立準備が進むAIIBでは、中国が
出資金の半分を負担し、トップは中国人の金立群、
本部は北京に置き、加盟国による常設理事会は
設けず、融資や運営はトップダウンで決めると言う。
合議制による透明性を備えないため、これでは
中国共産党直営の国際金融機関になってしまう。
4月17日に開幕するG20に先立ち日米会談で
AIIBは融資や組織運営などで国際基準を順守
させるには世界銀行などの国際機関との協調
融資が透明性を備える上で有効との認識で一致。
中国が設立を急ぐ理由の一つとして、最近の
中国からの外貨の急激な流出があるとされる。
米財務省は2月末時点の米国債の国別保有額で、
日本が中国を抜いて2008年8月以来6年半ぶりに
首位に復帰している。
中国商務省が発表した1~3月期の対中投資の
統計でも、日本から中国への直接投資実行額は、
前年同期比12.3%減、米国からは40.4%減に、
ASEANからも31.2%減と軒並み大幅減になった。
3兆8000億ドル(約455兆円)もの外貨準備が
あるが、かたや借金も膨大で内実は火の車。
中国はAIIBによる融資と決裁に使う通貨に
人民元を加えるよう加盟国に要請していると、
既に、早々と本音が漏れて出て来ている。
急激な外貨の流出で資金集めに追われており、
株式市場の異様な高値も、行き場のない庶民の
貯金や不動産市場からの資金をかき集める
手段として操作されているとの専門家の見解も。
現状で設立されても格付けは2級となり、借入
条件は不利になり運営が困難になる事態にも。
日本に副総裁のイスを準備するとかの甘い言葉に
乗らないことが大切だ。
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