大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

アメリカ 公的資金75兆円投入

2008年09月26日 | Weblog




20日にアメリカ政府は、総額で7000億ドルの公的資金

で銀行など金融機関が保有する不良資産を買い取ると

発表しました。

この大規模な政府の支援措置は、1930年代の大恐慌

以来のものです。

ここへ来てアメリカ政府も、サブプライムローン問題に

よる金融市場への打撃の深刻さに全面的に取り組ま

ざるを得ないと判断して対応に乗り出したようです。

しかし、ニュヨークのマーケットでは、具体策が決まって

いないことや、議会の一部からは反対論も飛び出して

いることで、依然として不安な空気が漂い市場の雰囲気

も改善しませんでした。

25日には、大統領が自らテレビの前に立って、国民に

アメリカの現状を説明し、危機に備えるため、理解と協力を

求める演説をしたニュースが流れています。

このままでは、アメリカ経済が破綻して、国民全員に

大きな被害が及ぶから、税金の投入を理解し、アメリカ

の窮地を救うために協力をしてくれと、脅し半分ともとれる

なりふり構わぬ印象を受ける訴えでした。

更には、民主、共和党の両大統領候補を呼んで、2人

にも理解と協力を求めています。

戦時態勢を思わせる状況で、アメリカはここへ来て

国の威信をかけた危機突破への取組みの宣言をしました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

安全と安心非常持出袋の準備は?






  





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