2001年12月に、アメリカで唐突に出現して世間を
驚かせた電動2輪車、「セグウエイ」と同様の原理を
用いた立ち乗りの電動2輪車、「Winglet (ウィング
レット)」を、トヨタが販売することになり、試乗車が
テレビなどでも紹介されています。
「セグウエイ」は発売当初は、環境に優しい近距離用の
車として注目を集めました。
利便性を備えているとして、1台が90万円と高価格に
設定されたことで販売が低迷しました。
更に、肥満が問題になっている米国内では、ジョギング
を重視する人々には受け入れられませんでした。
このため、目標の販売台数、100万台が3年間で
6000台に止まりました。
「ウィングレット」は、サイズを46cmと肩幅程度の
巾サイズに抑え、重量、面積共に「セグウエイ」の1/3
程度にしています。
最高移動時速も、6km/hと「セグウエイ」の19km/h
に比べて安全性を重視しています。
重心を前後に動かすだけで移動し、ハンドル付きと
ハンドルなしなど、3機種が準備されています。
道路交通法の制度上、公道では利用できませんが、
空港内や大型ショッピングモール内、病院などの施設
内での利用が予定されています。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
安全と安心の非常持出袋の準備は?