備えよ常に! 備えあれば憂いなし



12月3日の尹錫悦大統領による非常戒厳
宣布による政治の混乱で、街の商店店主は
軒並み、客が来なくなったと嘆いていると
するニュースが伝えられていた。
この客足が遠のいたのは、混乱で街に出るのを
控えた一時的な減少ではなく、韓国経済人
協会が依頼した消費支出計画調査では、
回答者の53%が来年の消費支出を今年より
減らす計画だと回答したという。
今回で3回目となる大統領弾劾による民間の
消費支出減少の状況は、前2回と比べて
影響が大きく出ていると指摘されている。
最終消費支出対名目GDP比の落ち込みの
影響は、2004年の盧武鉉大統領弾劾の年は
前年より54・07%から51・59%へとおよそ
2・5ポイントの落ち込みに、2016年の朴槿恵
大統領弾劾の年には前年の48・54%から
47・96%へとおよそ0・6ポイントの落ち込みだった。
専門家の予測では、今回の政変による来年の
家計消費支出は今年に比べて平均1・6ポイントの
落ち込みになるだろうと予想している。
単に物を買い控えるということだけでなく、
影響が大きいのは貿易への影響だという。
輸出関連の中小企業の4分の1以上が、海外
取引先が韓国の不安定な政局を理由に契約を
延ばしたり、取り消したり、減少させたという。
政局の不安が海外取引にも大きく影響している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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