備えよ常に! 備えあれば憂いなし



一般的に、どこの国でも国民が願っている
ことは、家族が明日も安心して、無事に
生活が送れることである。
韓国では、12月初めの非常戒厳騒動勃発で
街の自営業者は一様に売り上げが落ち込み
商売上がったりと嘆いた。
今、中国が陥っている経済不況の大きな
要因は消費の減退である。
3年間に及ぶロックダウンで当たり前だった
日常生活を送れることに不安を感じて、
モノを買わなくなったことである。
1が4つ並ぶ11月11を“独身の日”と定め、
最近はアリババなどの通販企業だけでなく、
一般商店も負けじと参加する一大特売セールの
日となっている。
多くの消費者は、この日に狙いを定めて、
買い込むため、2019年には4兆5,628億円の
売り上げを記録したが、これは楽天の1年間の
売上高3兆9000億円を上回っていた。
2020年以降は、セール期間が延長され、21年
には売上が9兆円を超えるイベントになった。
だが、24年は景気の沈滞で売れ行きが停滞して
いたため、割引券を付けて販売の嵩上げを
図ったが効果はなかった。
逆に、割引券を手に入れるために、不必要な
物品を購入し、すぐさま購入商品を返品する
人が増えて、返品の山が築くことになった。
24年の独身の日セールでの前年比売上高増は
僅に2~74%増に止まり、効果はなかった。
消費マインドがすっかり冷めてしまって、
国内総生産(GDP)の4割を占めている個人
消費の落ち込みが、中国経済に大きく影響。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?