こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

パリ二日目

2010-05-15 23:01:52 | ひとり言
『君と見る千の夢』の当日チケット、やはり電話繋がらず…(涙)。
山手線でグローブ座の横を通ると、ちょうどお芝居が終わった後のようで、劇場から人が沢山出て来ていた。いいなぁ~(羨)。

さて、メー・デーでのパリ一日自由行動の日。パリでの二日目。
午前中はツアー参加者の何人かの人たちと、モンマルトの丘へ行く。祝日でも寺院系はオープンしている。なぜか日本の鯉のぼりが、ヒモノのように寺院の塀に並べられていた。祝日で、他の観光地がほとんど休業なので、寺院系は人が集まってくるようだ。ちょうど教会の中ではミサが行われていた。観光客はその周りを黙って通らなければならない。
寺院の近くではいろんな画家が似顔絵を描いて稼いでいる。ちゃんと敷地内で座っている画家はライセンスがあるので、料金も確かだけど、その辺で客引きをしながら歩いて絵を描く画家は偽者で、お金を騙したりするので要注意だとのこと。いろんなタッチで似顔絵を描く画家たちがいたけど、私は自分の顔を絵にしてもらう勇気はないので、サンプルの絵だけを見て回った。

ムーラン・ルージュの近くのカフェで昼食をとり(パスタを頼んだけど、ものすごい量で1/3くらいしか食べられなかった)、地下鉄に乗り凱旋門へ。そこから乗り降り自由なパリ市内循環バスのカー・ルージュに乗り、日本語の案内をイヤホンで聞きながらパリの観光地を巡った。どこもものすごい人なのでバスを降りる気にならず、バスの中(と言っても2階席のオープン)からの観光に終わった。バスを降りてからチュイルリー公園や街中をぶらりと歩いたあと、電車に乗ってホテルに戻った。
結構歩いてクタクタになった。

3年後…

2010-05-14 22:34:48 | ひとり言
今回の旅行も知人から借りたスーツケースをお供に…。
と、言うことでお返しに参りました。
このスーツケース、小型のもので年季が入っているため、私が旅行慣れしているように見えたみたい。ツアーでおひとり様参加が私ひとりだったってこともあるようだけど…。なにより荷物検査でも「これだけ?」と聞かれたり、中身を調べられることもなくすんなりと通れたのでありがたい。それにしても何で皆、あんなに大きなスーツケースなんだろう?まぁ、大は小を兼ねる…で、中身はスカスカなのかもしれないけど…。
今回もボロ着を何枚も詰めて、現地で捨てて来た。帰りのスーツケースの中身はほとんどお土産。
スーツケースを貸してくれた知人に、3年後海外に行くからまたその時は貸してくれと頼んで来た。だから3年後もちゃんと元気で生きていて欲しい。癌に負けないでいて欲しい。

パリ一日目

2010-05-13 21:21:22 | どーでもいいこと
TGVに乗ってパリに到着したその日、バスでざぁ~っとパリ市内を観光。
5月1日が一日パリの自由行動になるけれど、その日がパリではメー・デーの祝日で、ほとんどのお店や観光スポットが休業であることを旅行会社は明示していなかった。代理店でも説明がなかった(私だけではなく、他の方々も同じでその話題がかなりのぼった)。
そんな不満があって、なるべく到着したメー・デーの前日にパリでの自由行動が持てるように予定時間が変更された。
でもメインはルーブル美術館。パリでは添乗員さん以外に現地のスタッフがふたり参加。パリはスリが多いからと、何かあるごとに現地のツアー・ガイドの人に注意を促され…。見て回る絵もほんの数点。スリに注意と何度も促されたので、絵を心ゆくまで観ることが出来なかった。そしてやはりモナリザの前には近寄れない位の人、人、人!遠目に、「あ、モナリザだぁ~」って感じで通過。

予定外の自由行動で、私はちょっと前にN○Kで紹介されたパレロワイヤルに行き、その近くのパッサージュに行ってみた。けど5時を回っていたせいか、パッサージュはすべてすでに閉店~。ガックシ…。
集合場所への帰り道、「Super market」と書かれた小さなお店に入り、お水とハイネケンを買った。お店のお兄さんが店先に売り物のすずらんを置いていた。その一束を私の鼻先に近づけた。
「Smell good!」
と答えてニッコリ。パリではメー・デーに大切な人に健康を祈ってすずらんを贈るそうだ。私もすずらんが大好き!ステキな風習ね。でもナゼ、メー・デーなんだぁ~!

その夜、凱旋門近くの中華料理店で夕食。なぜパリくんだりまで来て中華料理か?…なんてヤボなことは聞かないで!正直ドイツ、スイスの夕飯は日本人には質素すぎる…。やっと口に合う夕食が出て来て、皆ホッとしておりました。
食文化は俄かには変えられない…実感しております。
中華料理で、いろいろと不満のあったパリ一日目は終わったのであります。

腰痛

2010-05-12 23:01:26 | どーでもいいこと
この芽吹く季節…。過去に突然ひどい腰痛を起したことが2回くらいあったかな?
そして今回も前かがみが出来ないくらいの腰痛になってしまった…。お辞儀がきちんとできないので赤ベコ状態。骨盤ベルトをガシッと締めて一日行動。
ちょうど昨日、腰痛についての番組やってたなぁ~。

TGVより…

2010-05-10 22:15:40 | ひとりよがり
きゃっ、キャッ!今回のツアーでは世界一早いTGVに乗れるぅ~!時速300キロ~!ってすごい~!と、旅立つ前、周りの人たちに吹聴していたオババである。
生まれて初めて「のぞみ」に乗ったときは、体調が悪かったせいか目が回った。窓の外の景色があまりにも速く動くので…。あの当時、のぞみは270キロくらいだったかな?また、あの目の回る衝撃を体験するのかと思うと、旅立つ前からワクワク、ドキドキであった。
だけど実際TGVに乗ると、なんか薄汚い。しかもそんなにスピードが出ているような感じもせず、窓の外の景色はゆったりと動いていく。きっと景色が壮大なので、スピードを感じないんだろうなぁ~と思ってみたけれど、車内販売もなくつまらない。約3時間ちょっと、ジュネーブからパリまでの乗車だったけど、3時間ちょっとと言えば、ちょうど私がよく乗る新幹線の東京~岡山間と同じ。車窓の景色は新幹線の方が断然バラエティにあふれていていいかな?さすがに見飽きたけど…(笑)。

さて、私の席は2人席が向かい合ったボックス席の通路側。TGVは席が固定されていて動かせない。私の隣の窓際の席にはすらっとしたフランス人(?)の若い青年。ずーっとゲームをしている。斜め向かい側は「こんにちは」ぐらいの日本語が話せる50代くらいのフランス人(?)のビジネスマン。ずーっと新聞とかお堅い雑誌を読んでいる。そして私の前に座った女性(やっぱフランス人?)はヨークシャテリアを抱いて乗車。ヨークシャテリアはTGVに乗りなれているらしく、女性の腕の中でジーっとしている。
この4人。何の会話もなくパリまで乗車。
と言うことでなんか緊張して、眠いのに一睡も出来ずパリに到着したオババです。
景色は…。東京~岡山間の景色の方がバラエティに富んでいいくらいだったから、ほんとは車窓の景色はどーでもよく、旅の疲れを癒すべく、寝たかったなぁ~。

縁…。

2010-05-09 22:51:36 | 自己満足
いやいや『新参者』、通ってる歯医者さんの街が舞台になっているから、ひとりでテンション↑↑↑になって観てます。ちなみに小伝馬町で働いている友人は、全く興味を持っていないようです。単に私がミーハーなだけなんですかね?

さて、今回の旅行も、ツアーにひとりで乗っかった私。今回はおひとり様は私ひとりでした。参加者の半数は新婚さん♡…そんな私を不憫に思ってか、あるベテランご夫婦にとてもよくしていただきました。借り物のデジカメの使い方がイマイチ理解出来ておらず、写真を撮るにもチョット不安な私のために、沢山ご自分のカメラで私めの写真を撮ってくださいました。

縁は異なもの味なもの…とはよく言うもので、友人のデジカメを借りていた私。その友人のデジカメは友人の実家のお父様からのお下がりで、そのお父様、自分の持ち物にはキッチリ、住所と電話番号、もちろん名前を貼り付けております。私がデジカメがなんかおかしいと言ってたら、「ちょっと見せて」とそのデジカメを手に取ったご主人。そしてその貼り付けられた住所を見て、
「え?こちらのご出身の方?」
と訊ねられました。いえいえ、ああで、こうで…と答えたワケですが、何を隠そうそのご主人、まさにその書かれた住所の隣町ご出身と言うことで、随分驚かれたようです。ほんとにすごい偶然ですね~。と、言っても私自身はその土地に全く縁もゆかりもないのですが…。
と、言うことで友人のお父様のおかげで、随分話が盛り上がりました。

そのご夫妻から旅行中の写真が沢山届きました。ひとりだとほとんどの被写体は風景のみで、自分が写ることが少ないのですが、お蔭様で今回は自分が写っている写真が沢山(←いいのか、悪いのか?)。
添乗員さんもひとりの私に気遣ってシャッターを押しましょうか、とよく声を掛けてくださいました。私自身も、何処の国の人かわからないけど、シャッターを押してくれとお願いしたりもしてたから(逆に写真を撮ってあげたりもした)、今回は随分沢山写真が撮れました。

本当に、旅は縁を感じるのであります。
ありがとうございます!

写真はユングフラウヨッホの展望台にいるアルペンドール。

スイスの首都は?

2010-05-08 20:58:27 | ひとりよがり
これって、私にとってはベタな質問なんですが、必ずと言っていいほどバスの中で添乗員さんはこの質問を投げかけます。たぶんジュネーブとかチューリッヒとか思っている人が多いからなんだと思うのですが…。あたしゃ小学生の頃から知ってたよ~!(←って、他に自慢できるほどの知識がないもんで、ついつい大きく出てみました。エヘヘ…)

Answer→ベルン!

小学生のころからベルンがスイスの首都だと知っておきながら、そのベルンには全く興味のないオババでしたが、今回縁あって、ベルンの街を少しだけ見学することになりました。
私と誕生日が(生まれた年もちろんは違うゾ!)同じ、アインシュタインが住んだことがあると言う建物もありました。今は小さいながら博物館になっているそうですが、残念ながら休館日で中には入れませんでした。

それにしてもスイスの人は国旗が好きですねー。ツェルマットでもそうだったけど、本当によく国旗が飾られています。ベルンでも国旗と州の旗が沢山飾られておりました。日本で国旗好きだと右翼と間違えられそうだけどね。私としては昭和天皇が崩御されたときに表参道にずらっと半旗が揚げられた記憶が日の丸にはあって、どうも国旗に対してポジティブなイメージがない…。残念である。

話はそれたけど、束の間のベルン。ま、もう来ることはないだろう…とか思っている。

ヤッホー!

2010-05-07 18:43:10 | 自己満足
私はずーっとユングフラウヨッホをユングフラウヤッホー!だと思っていた。
さすが山だな、と…。ちなみにYahooもヤッホーだと思っていた。
でも何で人は山に向かって「ヤッホー!」と叫ぶのだろうか?とは言っても、今回は山に向かって「ヤッホー!」と叫ぶベタな人は見かけなかったけど…(3年前に行ったときは叫んでいる日本人がひとりいた。残念ながらアルプスの山々は返事をしてくれなかった…)。

しかしまさか高所恐怖症の私がこんなに早く、再び標高3454mにある展望台に登るとは夢にも思わなかった。ええ、予算と日程重視で選んだツアーだったので(ヨーロッパ限定で)、たまたまここも入っていたんですねー。今回の旅のテーマは「縁」。縁あるところに行くって感じでした。

さて、登山鉄道に乗って行くのですが、乗り換えの駅でいかにも日本人のツアー客向けって言う感じの写真撮影が今回もありました。スイスと言えばセントバーナード犬と言う、これまた日本人の(誤った?)旅情を誘うようなワンちゃんと記念撮影(でも、スイスでセントバーナードを散歩させている人を見たことがないんだけどなぁ~)。ちなみにこの子は3年前と同じ子なのか?尋ねるとそうだと言う。只今6歳アスティーちゃん。この子で5代目だそうです。セントバーナード犬は外見とは相反し、内臓が弱くて寿命が短く、長く生きても10年なんだそうです。
この写真は以前20スイスフランだったような記憶があるけど、今回は25スイスフランに値上がりしてました。日本円では2,300円。え?私?2枚も同じような写真はいらないだろうとは思ったけど、やっぱ買ってしまいました。家に帰って2枚の写真を照合させ、本当にワンちゃんが同じか見てみたけど…同じような、同じじゃないような…。犬の顔は見分けがつかん(笑)。

残念ながら今回もツアーでの見学。時間限定は1時間。1時間で全てを見て回る余裕はないので、前回行った一番高いところにあるスフィンクス展望台を諦め、前回行けなかったアイスパレス、プラトーテラス、ゲレンデに団体を離れ単独行動。
今回も天候にメチャクチャ恵まれ、雲ひとつない青い空~。雪の白さが眩しくてサングラスがないと目を開けていられないくらいです。氷点下の気温も、太陽に照らされ風もなければそんなに寒くは感じられません。実はかなり寒いだろうと想定して、ここに照準を当てて着るものを持って来たけれど、思ったほどではなかった。真っ白い壮観な山々を見てはしゃぐ世界各国の人たちを見て、パワースポットってこんなところを言うんだろうなぁ~と思いました。実際パワースポットかどうかは知らないけど、人々を幸せな気持ちにしてくれるんだもんね。これをパワーと言わずして何と言おうか!
ところで今回はインドの方が沢山見えていました。山信仰と何か関係があるのでしょうか?展望台は美味しそうなカレーの匂いで充満。

そうそう、高所恐怖症の私が3年前登ったスフィンクス展望台で、山よりも鳥の餌付けに夢中になり怖さを紛らわせていたんだけど、あのカラスをふた周り小さくしたような鳥の名前がわかりました。アルペンドールと言うカラス科の鳥で、標高の高いところにしかいない鳥だそうです。アルペンドールなんてかわいい名前!今回もポケットにラスクを忍ばせていたんだけど、アルペンドールはスフィンクス展望台にしかいなかった。残念。

時差ボケ

2010-05-06 23:31:18 | どーでもいいこと
いやいや、今回はすごいゾ!時差ボケ…。
3時には目が覚めて、それからなかなか寝付けなかったしぃ~。
はぁ~。歳はとりたくないもんだッ!

そして現実に引き戻された第一日目…。
ボケまくった頭で仕事して、その後歩いてグローブ座へ。
『君と見る千の夢』のパンフとメモ帳を購入するため。パンフはひとり5冊まで、メモ帳は2冊まで。販売開始の5分前に到着。話に聞いていた通り、長蛇の列。でも20分くらいで購入できた。

長蛇の列と言うと、パリのオルセー美術館に45分くらい並んで入れたけど、それを絵好きの友人に自慢したら、「へん!国立新美術館があるもん!」とのこと。何のこと言ってるのかと思っていたら、帰りの山手線の電車の中に広告を見つけた!
5月26日から8月16日、オルセー美術館の115点が国立新美術館で展示されるとのこと…。
なんかムカつく…。

再会

2010-05-05 20:02:44 | 自己満足
歳をとるとなかなか時差ボケが取れないと言うけど、ホント、身にしみるわぁ~。今回は帰国2日目の今日もまだ身体がだるくて辛い…。

さて、怖い思いをしながら一夜を爆睡して迎えたその日。
バイエルン王ルードヴィッツ2世が17年の歳月と莫大な予算を費やして築いたノイシュバンシュタイン城へ。ディズニー・ランドのお城は、このお城をモデルにして建てられたそうです。よくいろんなところで目にしていたお城だけに、感動もひとしお。ロマンチック街道と言えば、このお城がメインよね。

ドイツは車窓からの景色がとても綺麗だった。特に今の季節。緑の草原に黄色いタンポポがバァ~っと咲いていて、なぜかポツ、ポツと平原の中に等間隔に立つ2,3本の木が見え…。たまに見えるレンガ色の屋根のお家。バックは真っ青な空…。絵心のない私でも絵を描きたくなるようなパステルカラーな風景。どこかで見たことのある風景画の景色、こんなところにあったんだ~。
それに本当に森が多いのね。確かにジゼルが出てきそう…。
途中でランチをとったレストランの庭で四葉のクローバを発見!なんだか幸先がよさそ~!

そんなのどかな風景、バスがスイスに入った途端、豹変いたしました。雪で白く覆われたアルプスの山々が、ファンタジーな景色から自然の険しさに塗り変えていきます。でも、無意識にテンションがアップしたので、ホント、私はスイスが好きなんだなぁ~と実感。ナゼ好きなのか?自分でもわからない…(笑)。

そしてしばらくすると見覚えのある山の形が遠方に出現。
「あ!あそこはサルガンスだ。絶対に!」
と、11年前に泊まった何にもなぁ~い町だと確信する。十数分後、私の記憶の通り、サルガンス城が姿を見せた。3年前にもバスの中で見たサルガンス城。縁があるのね~。

バスは目的地のインターラーケンへ。「インター」とは中間の意味。「ラーケン」は湖。その名の通り、大きな湖に挟まれた街。また、しかもこんなに早く、ここに来るとは思わなかった…。この街の記憶はまだ新しい。
サルガンスにインターラーケン。一度訪ねた街との再会…。また会えるとは夢にも思っていなかったので、なんか嬉しい…。