こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

遅すぎる開眼

2012-12-05 21:11:00 | 今さら日記
歴史は苦手だった。
弁解するようだけど大学受験のとき、第一志望校の受験科目に歴史はなかった。だから歴史の勉強に身が入らなかったのよねぇ~。しかし、今思うに、なぜ受験科目に歴史がなかったか?いや正確に言うと社会科の選択科目がなかったのか?きっと大学側の手間を省くためだったのだろう…とか推測するが…。今はどうなっているのか知らないけど、大学は学科にこだわらず、受験生に幅広く知識を問う義務があるような気がする。だって、法学部を卒業しても皆が弁護士になれるわけでもないし、音大を出ても皆が音楽に携わる仕事に就けるわけでもないでしょ? だったら博学を持たせることはある意味ツブシがきき、社会に出たときに役に立ち、また世にも役立つと言うもの…。
…とかなんとか、オノレの歴史アレルギーを責任転嫁してしまいましたが…。
そんな話をしたいわけではなかったのですが…。

ワタクシ、若い頃、遠藤周作のファンでした。
でも、残念ながら歴史物が苦手で手を出せませんでした(恥!)。だから遠藤ファンだと言えないなぁ~と、いい歳になった頃、戒めておりました。
が、『戦国鍋TV』のおかげで少し歴史の苦手感がなくなり、ついに『男の一生』と『女』を読むことができましたぁ~!!!
歴史が一般常識な方にとっては、「ふぅ~ん」ってなもんでしょうが、私的にはこんなに嬉しいことはありません!また再び、新鮮な気持ちで遠藤文学に触れることが出来ますもん!
遠藤文学に限らず、よくよく見ると歴史小説はあまたあり、また後世に読み継がれているのも歴史小説であることは、歴史がいかに普遍なものであるかを証明しているのねー。
いやぁ~。我が恥をさらすけど、この歳になって初めて歴史の面白さに開眼したのでございます(←遅ッ!)。

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