こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

知りませんでした。

2018-11-26 18:38:34 | 今さら日記
いくつになっても映画『ゴジラ』が好きなオババです。
もちろん『シン・ゴジラ』も観ました。
が、ゴジラの出来た歴史的背景まで考えたことがなく、新幹線や東京タワーが必ず破壊される怪獣映画…と言う認識しかなかったのです。お恥ずかしながら…。
『今起きていることの本当の意味がわかる戦後日本史』(福井紳一著)に、ゴジラのことが書かれていた。硬い本だと思ったら、映画や音楽のことも書かれてあってスラスラ読めた。

1954年の3月、アメリカがビキニ環礁で水爆実験を行い、その放射能灰をあびた日本船の日本人乗務員が亡くなった。この直後に『ゴジラ』が作られたそう。終戦から9年。まだ東京が燃えた記憶が鮮明に残っていた時代。構想の原型は空襲の最中の防空壕でつくられたとか…。特撮がローテクなわりに、業火に包まれる東京の迫力は海外でも定評があるのは、東京が燃えるのを見た人たちが作っているからなのだと書かれている。

『シン・ゴジラ』を観たとき、なんか嫌な感じがしたのは戦争を思わせるようなところがあったためだと今更ながら気づいた。
今度いつ、昔の『ゴジラ』を見る機会があるかわからないけど、上記のこと頭に入れて観てみたいと思う。

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