■世の中には「悪日(アクビ)」という不思議な巡り合わせが集まる日があるものですが、本当に偶然が重なって起こる不運が何の脈絡もなく同時多発的に起こるように見えて、実は「同時」に起こる理由がちゃんと存在しているということもあるようです。変な陰謀話を活用すれば面白おかしい因縁話を作り上げられるのでしょうが、今日は何だか「来るべきものが来た」というだけの情けない話が集まってしまったようです。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は11日、小沢一郎代表が辞任することを発表したのを受けて、自身も幹事長職を辞する考えを明らかにした。
5月11日19時27分 産経新聞
■相撲ファンにとっては夏場所2日目、少しでも政治に興味のある人にとっては党首討論の日程が決まった翌日、多くの人にとっては例年に無い連休疲れが身に染みている月曜日に、クラッシャー小沢さんが「時間の問題」と思われていた民主党代表の辞任を決意!政権交代を云々する前に民主党自体が空中分解するのではないか?と多少でも政権交代を願っている人達にとっては旧田中派の尻尾が気になって仕方がなかったこの2箇月。公設秘書が逮捕されたのが桃の節句でしたから、端午の節句に次の動きでもあるか?と思っていたら、小沢代表は連休を利用して熟考したのだそうです。
■「追い腹」と言うべきか後追い型の「抱き合い心中」と言うべきか、鳩山幹事長も辞任だそうです。他にも「小沢続投!」を主張していた人達が動きを見せるかも知れませんが、寄り合い所帯の野党の悲しさで、次の代表以外はマスコミも相手にしてくれそうにもありません。奇怪な補正予算案が国会を通過しようとしている時に、野党第一党が逃げの一手で論戦もなく解散を強要するでもなく、景気対策・外交問題・パンデミック対策などなど、それこそ「朝まで生国会!」を開催して皆様のNHKが延々と実況生中継しなければならないような大問題があるというのに……。
舛添要一厚生労働相は11日午後の衆院予算委員会で、今後の新型インフルエンザ対策に関し、「医者や検疫官の数が限られており、上手な資源配分を考えないといけない。少しずつ国内態勢強化に移っていく必要がある」と述べ、水際重視の態勢見直しを検討する考えを明らかにした。……国内初の新型インフルエンザ感染者の周囲にいた人たちが10日間の「停留」と呼ばれる措置で留め置かれていることについて……停留期間の短縮を検討していく考えを示した。共産党の高橋千鶴子氏への答弁。
5月11日 時事通信
■栗林中将の硫黄島守備隊を思い出すような「水際作戦」でしたが、最初からWHOから「無駄」と言われていたのに、政府が事前に決めていた事だからという理由で自衛隊まで動員しての水際「簡易検査」作戦!手抜かりの連続になったのは、絶対に現場でご苦労しておられる皆さんの責任ではございません。正確な情報とリアリズムを欠いた想像力しか持たない誰かさんたちが、「後は野となれ山となれ」式の最悪パンデミックを前提とした絵に描いた餅同然の計画を作って安心・慢心していたことが問題だったのでしょうなあ。
■「医者や検疫官の数」を掌握しているべき役所は何処なのでしょう?これが強毒性の鳥インフルエンザその物の来襲だったら?と考えたらぞっとします。別に発症したからと言って特別な持病でもない限りは「即死」するようなことは無いのですから、誰もが等しく感染・発症の可能性を持っている事実を前提にして、栗林中将の作戦通りに上陸侵攻を前提にした長期的な撃滅作戦が基本になるのでしょうなあ。実際の歴史では、陸軍の栗林中将を馬鹿にしていたアホな海軍守備隊が勝手に「水際作戦」を実行したばかりに地下要塞計画も長期ゲリラ戦の工夫も一瞬で吹き飛んでしまったのが硫黄島の悲劇となったそうな。イーストウッドの『硫黄島からの手紙』には、武士の情か作品を台無しにしてしまうからか?海軍守備隊の愚挙は描かれていなかったようですなあ。
■「水際作戦」は「不沈艦」やら「常勝軍」と同じ、秀才が夢想する机上の空論らしいですなあ。激烈な艦砲射撃に襲われることはないものの、「水際作戦」の人海戦術に借り出された皆さんには、感謝と共に少しばかりの同情を申し上げる次第であります。舛添クチサキ大臣は、深夜の記者会見に自己陶酔してしまって厚労省と政府が失ったいたリアリズムを再構築する必要性を感じている暇が無いかのようです。
判決終了後、小室被告は弁護士らとともに、大阪地裁近くの大阪弁護士会館で記者会見。「私は大変大きな過ちを犯してしまいました。被害者の方に大変長い間苦しい時を送らせてしまいました。ファンの方、音楽関係の方、多くの方を裏切ってしまいました。深く深くみなさまにお詫び申し上げたい。本当に申し訳ありませんでした」と改めて謝罪し、深々と頭を下げた。
5月11日 産経新聞
■裁判員制度が実施されるとどんな悪逆非道な犯罪をした容疑者でも、泣いたり土下座したり、はたまた化粧や衣装まで素人受けするように工夫して「反省」パファーマンスを繰り広げるようになるのだそうですなあ。あまりにも真に迫っていたら、素人芸と言えどもコロリと騙されてしまいそうです。特に下手な学芸会レベルのテレビ・ドラマやタイアップ映画などを見慣れていたりすると……。
■今でも小室被告に5億や10億のカネを稼がせてくれる「ファン」が存在しているのかどうか?そもそも「ファン」ほど移り気で無節操なものも無いそうですからなあ。下手くそなウソ泣きパフォーマンスを見せられて、毎度御馴染みのマンネリ・パタンに載せて愛だの恋だのを謳い上げられても、誰が本気で聴くのやら……。小室被告は5億円騙し取った相手を訴えていたそうですなあ。盗っ人猛々しいのレベルを遥かに越えた米国風の過剰訴訟の臭いさえ感じる異様な行動も「大変大きな間違い」の中に含まれているのでしょうか?何だか『宇宙戦艦ヤマト』で人生を狂わせてしまった某プロデューサーを思い出すような小室被告の表情でありました。ところで、どうして容疑者になると茶髪や金髪が一斉に黒髪に変わるのでしょう?うっかり真似している中高生はじっくり考えてみた方が良いかも知れませんぞ。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は11日、小沢一郎代表が辞任することを発表したのを受けて、自身も幹事長職を辞する考えを明らかにした。
5月11日19時27分 産経新聞
■相撲ファンにとっては夏場所2日目、少しでも政治に興味のある人にとっては党首討論の日程が決まった翌日、多くの人にとっては例年に無い連休疲れが身に染みている月曜日に、クラッシャー小沢さんが「時間の問題」と思われていた民主党代表の辞任を決意!政権交代を云々する前に民主党自体が空中分解するのではないか?と多少でも政権交代を願っている人達にとっては旧田中派の尻尾が気になって仕方がなかったこの2箇月。公設秘書が逮捕されたのが桃の節句でしたから、端午の節句に次の動きでもあるか?と思っていたら、小沢代表は連休を利用して熟考したのだそうです。
■「追い腹」と言うべきか後追い型の「抱き合い心中」と言うべきか、鳩山幹事長も辞任だそうです。他にも「小沢続投!」を主張していた人達が動きを見せるかも知れませんが、寄り合い所帯の野党の悲しさで、次の代表以外はマスコミも相手にしてくれそうにもありません。奇怪な補正予算案が国会を通過しようとしている時に、野党第一党が逃げの一手で論戦もなく解散を強要するでもなく、景気対策・外交問題・パンデミック対策などなど、それこそ「朝まで生国会!」を開催して皆様のNHKが延々と実況生中継しなければならないような大問題があるというのに……。
舛添要一厚生労働相は11日午後の衆院予算委員会で、今後の新型インフルエンザ対策に関し、「医者や検疫官の数が限られており、上手な資源配分を考えないといけない。少しずつ国内態勢強化に移っていく必要がある」と述べ、水際重視の態勢見直しを検討する考えを明らかにした。……国内初の新型インフルエンザ感染者の周囲にいた人たちが10日間の「停留」と呼ばれる措置で留め置かれていることについて……停留期間の短縮を検討していく考えを示した。共産党の高橋千鶴子氏への答弁。
5月11日 時事通信
■栗林中将の硫黄島守備隊を思い出すような「水際作戦」でしたが、最初からWHOから「無駄」と言われていたのに、政府が事前に決めていた事だからという理由で自衛隊まで動員しての水際「簡易検査」作戦!手抜かりの連続になったのは、絶対に現場でご苦労しておられる皆さんの責任ではございません。正確な情報とリアリズムを欠いた想像力しか持たない誰かさんたちが、「後は野となれ山となれ」式の最悪パンデミックを前提とした絵に描いた餅同然の計画を作って安心・慢心していたことが問題だったのでしょうなあ。
■「医者や検疫官の数」を掌握しているべき役所は何処なのでしょう?これが強毒性の鳥インフルエンザその物の来襲だったら?と考えたらぞっとします。別に発症したからと言って特別な持病でもない限りは「即死」するようなことは無いのですから、誰もが等しく感染・発症の可能性を持っている事実を前提にして、栗林中将の作戦通りに上陸侵攻を前提にした長期的な撃滅作戦が基本になるのでしょうなあ。実際の歴史では、陸軍の栗林中将を馬鹿にしていたアホな海軍守備隊が勝手に「水際作戦」を実行したばかりに地下要塞計画も長期ゲリラ戦の工夫も一瞬で吹き飛んでしまったのが硫黄島の悲劇となったそうな。イーストウッドの『硫黄島からの手紙』には、武士の情か作品を台無しにしてしまうからか?海軍守備隊の愚挙は描かれていなかったようですなあ。
■「水際作戦」は「不沈艦」やら「常勝軍」と同じ、秀才が夢想する机上の空論らしいですなあ。激烈な艦砲射撃に襲われることはないものの、「水際作戦」の人海戦術に借り出された皆さんには、感謝と共に少しばかりの同情を申し上げる次第であります。舛添クチサキ大臣は、深夜の記者会見に自己陶酔してしまって厚労省と政府が失ったいたリアリズムを再構築する必要性を感じている暇が無いかのようです。
判決終了後、小室被告は弁護士らとともに、大阪地裁近くの大阪弁護士会館で記者会見。「私は大変大きな過ちを犯してしまいました。被害者の方に大変長い間苦しい時を送らせてしまいました。ファンの方、音楽関係の方、多くの方を裏切ってしまいました。深く深くみなさまにお詫び申し上げたい。本当に申し訳ありませんでした」と改めて謝罪し、深々と頭を下げた。
5月11日 産経新聞
■裁判員制度が実施されるとどんな悪逆非道な犯罪をした容疑者でも、泣いたり土下座したり、はたまた化粧や衣装まで素人受けするように工夫して「反省」パファーマンスを繰り広げるようになるのだそうですなあ。あまりにも真に迫っていたら、素人芸と言えどもコロリと騙されてしまいそうです。特に下手な学芸会レベルのテレビ・ドラマやタイアップ映画などを見慣れていたりすると……。
■今でも小室被告に5億や10億のカネを稼がせてくれる「ファン」が存在しているのかどうか?そもそも「ファン」ほど移り気で無節操なものも無いそうですからなあ。下手くそなウソ泣きパフォーマンスを見せられて、毎度御馴染みのマンネリ・パタンに載せて愛だの恋だのを謳い上げられても、誰が本気で聴くのやら……。小室被告は5億円騙し取った相手を訴えていたそうですなあ。盗っ人猛々しいのレベルを遥かに越えた米国風の過剰訴訟の臭いさえ感じる異様な行動も「大変大きな間違い」の中に含まれているのでしょうか?何だか『宇宙戦艦ヤマト』で人生を狂わせてしまった某プロデューサーを思い出すような小室被告の表情でありました。ところで、どうして容疑者になると茶髪や金髪が一斉に黒髪に変わるのでしょう?うっかり真似している中高生はじっくり考えてみた方が良いかも知れませんぞ。