Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

映画 「テッド」 レビュー

2013年03月31日 02時05分30秒 | Weblog


映画 「テッド」 (R15+) レビュー

(ネタバレなになるかもなぁ)



この映画の封切り後、何週間たったか知らないが、すでに下火であろうと思って、その映画館では最終週になるこの作品を観てみた。
客の入りは、約3分の1ぐらいだった。


観衆の多くは、20代前後の若者グループがほとんどだった。
まあ、おそらく話題の時期に観そびれたオレと同じような連中に違いない。


オレ自身も、いきつけの映画館がこの作品の最終週になってしまったことを知って、慌てて観に来たのだが。
どーでもいいことだが、人生初の日本語吹き替え作品鑑賞となってしまった。


これは、すでに字幕版が終わってしまっていたことと、有吉弘行氏が青年時の主人公の吹き替えを行っていることで鑑賞に至ったのだが。

さて、早速レビューをしよう。


まず、アニメとSFモノは絶対に観ないと決めているが、SFではなくコメディ映画なのだろうと思って鑑賞した。
実際には、友情と愛情が織りなすなかなか考えさせられる作品になっていた。


テディベアが、ぬいぐるみであることを除けば、ちょっとしたヒューマン映画かも知れん。
それにテディベアのテディ(愛称名はテッド)が、ぬいぐるみでなくてもピンチのシーン以外は通用する作品である。


まず、なぜR15+なのかは、登場人物のほとんどが、日本の作品なら絶対に出てこない下ネタワードが連発するからであって、カラミのシーンなど一切ないことを説明しておこう。(人間×人間はないということだけどね・笑)


逆に、下ネタワードを知らない知らない方々にとっては、とても下品なワードが出て来ても一切理解できないかも。
そもそもこの作品は、アメリカ人のために作られたものなので、アメリカ人なら必ず知っているであろうキーワードらしきものも普通にジャンジャン出てくるので、日本人として理解できないことも多い。


まあ、このように残念なことは、まだまだ多くて、吹き替え版であるがゆえに日本人に合わせた表現である「ガチャぴん」や「くまモン」などの翻訳で出てくるので違和感も満載なことだ。


たとえば、テッドとテッドの親友のジョンが、掛け合い漫談のようなシーンがあるのだが、全く日本人として理解できないことや、「くまモン」で逆上するテッドもなんかつながらない。


そのあたりは、アメリカの作品なんだから、アメリカテイストで押し通してよかったと思う。
どうせ、アメリカ特有のバックグラウンドストーリーは払しょくできないのだから。


評価するところは、テッドの吹き替えの有吉氏がハマり役に感じたこともひとつに挙げたい。
また、思いっきり笑える作品になるのかと思っていたが、ヒューマン映画のようにと表現したように、笑えるシーンはない。


むしろ考えさせられることが多くなるだろう。
大親友を失うこと、結婚を考えてもいい恋人を失うこと・・・・等だ。


一瞬一瞬だが、そのようなことを脳裏に浮かばせながら鑑賞した。
だが、ラストはオレにとって意外なハッピーエンドを迎えることになるのだが、ラストのラストはハリウッド映画らしかなぬ雑な扱いとしているのが超残念だったな。


あ、最後にエンドロール情報を。
サプライズはないので、暗転したら席を立ってOK。


なお吹き替え版は、エンドロール終了後に日本語吹き替え版のキャストが出てくるので、どうしても声優のキャスティングを知りたい方はどうぞ。
オレは、テッド役の有吉氏しか結局わからなかったけど。


で、最後のコメント
オレの評価点は5点


やっぱり、起承転結の波が弱い。
あとは、無理やり日本向けに吹き替え翻訳されちゃっていることも残念。


断然にアメリカ国内向けに作られた作品だと言える。
さらに、観ていないけど字幕版でも、オレたちの知らないアメリカ文化をよく知らない限り、面白さや楽しさも満たされないと思う。


じゃーなぜ、日本でもそこそこ流行ったのか?
CMのインパクトだろうね、テディベアに命を吹き込むという発想に魅力があるワケであって、おそらく日本ではリピーターはいないだろう。




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