マカオ・香港旅行記・・・・13

2010年01月22日 | 
それこそ最終日、ホテルの朝食のバイキングで、コックさんの帽子の高さを確認してしまったわ。やっぱり偉かったんだー。

 最後の買い物ですよと言われて免税店へ。「30分でいいですかー」とは珍しい・・・・。
昼食もワンタン麺かジャージャー麺の注文もクルマの中で段どるすばらしさ。早く空港に行って、席を確保しましょうと・・・どんどんと進む。

 「きっと彼女の午後の日程が詰まっているのね」なんてみんな思ったりして。でもここまで来れば、とってもすっきりして気持ちがよかったわ。

 なんだかんだと言いながら、目一杯楽しんだ旅だった。今回現地の方との会話を随分楽しめた。もちろん万国共通語も使ってね。ツァーで行くと現地の人と土産物屋以外で話したことあるかしらと思うことさえあるもの。

 オプションも入れず、自由行動するのも、治安のいい国だからこそ。そこを一番の基準においている。貴金属の類も、ブランド物も身に付けず、ヤーンダ(岩村田)の町を歩く姿そのものだ。

 随分食べ物のことを書いたけど、食べ物がその旅のすべてではない、食事はただ心がこもった料理を食べたいだけなのだ。郷に入れば郷に従うがモットー。

 何年か前、西安で3回続けて「マーホードーフ」が出た。食事の最中に土産物の営業トークにうんざり。その西安のガイド氏から、日本からのお客様がこんなに来なくなってしまうなら、都会へ出て行かなければなりません、なぜ来ないのでしょう、と真面目に聞かれた。
 「マーボードーフ」のせいよ、と冗談にも言いたかった。向いている方向が違うのだ。ついこの間まで体制の違う国にそれ以上のものを急速に求めるのは過酷でもあったが。

  そのガイド氏の切実な声に胸うたれた私は、旅の最後の夜を原稿用紙3枚ほどに、旅の印象を綴り、日本人がこの地に来たくなるような提案をし、旅行会社に送ったがなんの音沙汰もなかった。

 どこの旅行会社もそうでもあらずで・・・・ちゃんとご丁重な肉質のお手紙をくれる上司がいることも本当。

 飛行機に乗ってあの青い空が見れたら、3ケ月はにこにこしていられると思ったのは当初の頃。今はひたすら「通路側」を狙うからその青空を見てることはほとんど無い。

 私が何十年という日々を働き続けた原動力はこの旅。非日常の中に身を置き、外から内を見る。それは日本の国を見ることでもあったり、わが心の内を見ることでもあったりする。

 最後にハブニング・・・・どう我慢をしても、靴の不具合はどうしょうもなく、香港の空港で「もうやってられない」とばかりに靴を脱いだ。両手に下げてスタスタと。もう人目なんか・・・。
 シャトルバスに乗ろうとしたら、1人の青年が目パチクリとして笑いかけてきた。私も目顔で「そうなのよ」と肩をすくめた。

 後日また私の靴は入院した。この前の手術の失敗って私は思ったけど、職人さんは、手をかけた分としてしっかりと再手術料が請求された。

 とりあえずの旅の記録はお終いにしょう。
 時間の経過と共に記憶がさだかでなくなっているし、休日を潰すのも限界。新年会の続く日々もやってくるし、なにより仕事が・・・・。

 時間があれば、わたしの見た外からの小さな感想・・・・そんなことが書ければと。
長ーい、長ーい、文章お読みいただきまして有難うございました。
 依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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マカオ・香港旅行記・・・・・12

2010年01月21日 | 
女人街と呼ばれる露天の集りの中を歩く。確かに格段に安い。中国のトレンドを見る積りで。最近時計に興味を持ち始めた孫にいいかなと、つい手にとってしまった。とっても安いのに機能はバッチリ。3歳の孫には必要ない機能だわね。やめようと思った瞬間から、一方的に値段が下がり始める。要らないといえば言うほどに、夫が見かねて買ったらと言うけれど・・・安いものは金属アレルギーの元になるかもしれないから・・・と内心の危惧を。

 花園街と呼ばれるスニーカーやスポーツ用品の店の通りを探しているんだけど、通っているのか違うのかわからない。携帯のお店もやたらに多いから。

 疲れが最高・・・実は足が痛い・・・修理したはずの靴・・直した時に底が持ち上がっているのではないのかしら。

 ティールームを見つけて一休み。ほんともう動きたくない感じ。「ゴールドフイッシュ・マーケットといって金魚のお店の街があるらしいのだが、夫はたぶんそれを見たかったのだと思うのだが、私はもう足つぼマッサージへ直行したい気分。
 
 朝通りでもらったマッサージ屋さんのパンフレット、確か50分で1000円程度、格安みたい。やっとそこを見つけて入ったけど、香港の家賃は高いとはいえ、どうみてもきれいには縁が遠い。それでもテレビを日本人向けにしてくれようとオーナーは大サービス。
 マッサージの前には、どこでも水分をくれる。日本にはない習慣だけど。この水を飲むにも勇気がいる。

 始めてもらったら、これがうまいのなんのって、でも夫のほうはやっぱり初心者のようで、昨夜のほうがよかったらしい。途中70分150香港ドルの交渉が入る。もちろん・・・私は大歓迎。それでも昨夜の半値以下だもの。

 終わった後、ゆるゆるになった靴を履いて、今夜の食事場所を探す。本当はホテルに戻って着替えればまともなお店にいけるんだけどなー。あいにく私はジーパン。
 ショツピングセンターの上階ならそんなにあたりはずれが無いはずと見当を付けて、飛び込んだら上等過ぎた。予約なしのジーパンでは門前払い、1階下がったら、韓国料理の焼肉のお店。あちらはよくてもこちらの方が。

 結局・・・日本人の方もお見えですと書かれた「ターバンを巻いたインド人」のおじさんが客引きをしているお店へ。すごい妥協・・・・これ以上疲れられないから。なんたって帰国したら次の日から仕事だから。

 でもけっこう混んでいて、例の酢も合格した・・・何がお勧めかしらと言ったら、ここはちゃんと「写真」がありました。ぜったい日本では食べない「なまこ」料理に挑戦。もちろん小籠包を注文する当りは・・・。なぜかおこげ料理を見つけてこれもねえと。
 ここには北京ダックもあった。上海料理と確かにうたっていたようだけど・・・何でも屋なんだ。

 鳥は苦手だけど、それでも夫が食べたきゃあと注文した北京ダック、マネージャーがお出まし。お二人では食べきれませんので・・・・私内心うれしかったのょ・・・。

 どんなに食べたくても、ボリュムが多すぎて3品以上はいただけないのです。
もっともワインは別だけど。

 最後の夜もやっぱりワインバーで締めくくり。顔なじみになった彼女たちと記念にパチリ。

 さらにビクトリアハーバーを散策・・・最後の夜を惜しんだのでした。そんな時間にも写真屋さんが、10ドルですって。撮ってもらおうよ、なかなかツーショツトないんだからと。10ドルって本当は手札版で客引き用。実際は50ドル100ドルになるのよ、香港ドルだからたいしたこと無いけど。もっと笑ってしまったのはその場でパソコンで打ち出すの。

 夫が色が変わっちゃうから夫のカメラで撮って50ドルにしようと提案。ついでに私も彼の写真をパチリ。まったく愉快なお話。でもプロだけあってきれいに撮れていましたよ。少々芸術的に撮れていて、年齢不詳気味。100万ドルの夜景がメインなのかもね。夫のカメラに収まったツーショツト・・・・こちらはなかなかよく撮れていました。

 依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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1月23日「太陽エネルギーセミナー」に向けて

2010年01月21日 | 住まいづくり
朝顔を合わせたトタン、「ブログ書き過ぎ、読むのが大変」と社長から。「はいすみません」旅行記は休日に書き溜めているもので・・・・。おまけに正月休み休養したから、書きたいこと山積みなんだけど・・・・・。

 週末のイベント、二酸化炭素削減・そしてエコ・・・・多くのお客様からデータをいただいて分析。お客様たちも積極的にエコ生活を楽しまれているご様子だ。それも快適な生活をおくられながらだ。

 なぜ今更、こんな勉強会をと思われる方もいらっしゃるはず。でも世の中全てがそっちに動いているといって過言ではない。

 我が家にくる「営業の電話」・・・悪いとは思うけど、一人の主婦として聞いてしまいます。でもねえ・・・途中から、それ「だまかし」か「錯誤させるの充分」じゃあないのと思ってしまう。

 お客様を守らねば・・・・。

 我が家の電気・水道・ガス代のデータなら10年分以上取ってある。子供たちが学業で家を離れたり、戻ったりまた独立したりと、その当時の様がやっぱり数字には表れる。
 途中でガスからIHにも替えたから、その効果もちゃんと数字では出ているし、昔の太陽熱温水器をつかっていた時期、冬場の灯油もやっぱりちがうというのも数値でわかる。

 ただ・・・・一番の問題を言うならば、エコ=使わないという観点から言うならば我が家はその点優等生に違いない。しかし住みごこ地とは別の世界だ。

 なにを隠そう我が家の今の問題は・・・寒さなのだ。どんなにストーブを焚いたとしても、廊下に出れば、身が縮む。夜中のトイレだってその通りだ。

 先日お客様とお話していたら、長野県を初めとした東北地方は昔から脳卒中で亡くなる人が多かった。近年その数字は劇的に減ったと言われている。(問題はそれで闘病している人)

 ここ佐久には、健康補導員制度なるものが昭和30年代中期から始まり、誰でも1度は順番でこの役をおおせつかるから、その役員期間に勉強する機会が自動的にあたえられたのである。
 その活動の中で一部屋暖房運動が起こされたという。たとえ一部屋でも暖かい場所がほしい・・・石油ストーブがでてきた時代のことであろう。信州の寒さは今の比ではなかったから・・・。

 突然死という言葉を聞かないだろうか。朝暖かい布団から出たばかり2時間ぐらいの間・夜中のトイレ・お風呂・・・・これが要因で倒れる方が多いのだそうである。
共通しているのは・・・・家の中の温度差なのである。

 どんなバリアフリーといえども、温度差が健康には一番障害だと思っている。当社ではもう20年近くも温度差のない住宅を作っているのに、テレビでコメンデーターが、起きた時に1枚上着を羽織れば・・なんて真面目に言っているのを聞く度に、知らない事を恐ろしいと思う。

 温度差のない家・・・決して暑い家ということではない、きちんと気密と断熱をとった家ならばたとえわずかな熱源でそれは可能なのであるから。

 市役所の保健課に、脳卒中の死亡率や罹患率をたずねてみたが、そんなに具合のいいデーターは無いようだが、医療の発達にもよるから、すぐには亡くならなくても、長く闘病を続けている方は、冬場の寒さの厳しい地域では多いようですとお客様は教えてくれた。

 二酸化炭素削減もエコも大切だが、私たちは健康のためにその力を使う、それは闘病に使うお金よりも格段少なかろうし、病人を抱えた家族・・・それよりも当人の幸せのため・・・それは廻りめぐって一番エコそう言い切れよう。
  依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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「太陽エネルギー」セミナー

2010年01月20日 | 住まいづくり
    「無限の太陽エネルギーで省エネ・CO2削減」エコ学習会

     1月23日(土)午後1時よりシステム見学会  本社
            午後2時よりセミナー モデルハウス

     太陽光発電をいつか載せたいとお考えの方ぜひお出かけください。

     当社で施工させていただいたお客様にお願いして、発電量・売電料金・電気料金
     の資料をいただき、グラフを作成しています。

     オール電化でも、太陽光発電有りの場合、太陽光発電無しの場合の資料、
     太陽光発電あっても、暖房が電気以外のFFストーブの場合、薪ストーブの場合、

     オール電化でウェルエコ使用の場合、今ぞくぞくと資料が集まってきています。
     中部電力さんにも資料をいただきました。

     あなたはどんなエコをお考えですか? 勉強になりますよ。お出かけください。


     お待ちしています。

            中島 みゆき
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マカオ・香港旅行記・・・・・11

2010年01月20日 | 
 書き始めてしまった旅行記・・・・お付き合いしていただくのも恐縮ほど長くなり、当然休日に書き溜めしています。夫は旅行の後アルバムを作成します。ガイドブックの説明文から持ち帰った全ての印刷物もももちろん領収書まで。

 なにかの調子に行った先のことが話題になっても・・・私は・・記憶にありませんが、彼が誠に鮮明なのはこのアルバム作りにあるからだと気が付きました。つまり復習がいかに大切か。これって学校の勉強と同じです・・・・今頃よく分かりました。

 彼がアルバムなら、私は文章で。と言うわけでこうして残していますが。だんだんに記憶が薄れていきますので思い違いがあったらお許しを。

 ジェイド・マーケットに入る。不勉強な私はこのヒスイのお店の中味がどの程度なのかも分からないので、なるべく捕まらない程度の歩調で。ふと一番隅で年配の女性がリリアンを編んでいた。なぜかその手元が気になってしまって・・・見とれてしまったのだ。携帯のストラップ用らしい。石に干支があるらしい。これは寅だという。「ふーん」「もうひとつないかしら?」「簡単のなら」「同じのがいいわ」・・・・この会話を何語でしたのだろうか。

 とりあえず待つから同じものを編んでと交渉成立。なんたってこちらは時間はたっぷりなのだから。彼女の手元を私が務めて、その手の込んだ寅が出来上がるのを待った。確か思った価格の下位で交渉しなさいと言われたのは、ここのことだったのかしら。
 彼女は最初の一つを電卓に「60」と打った。ようやくにして出来上がった時彼女は「80」と打った。一瞬数の論理で2つで「80」なのかしらと錯覚したら、すかさず「140」と打った。

 あれだけ手をかけた物だもの、もし安ければ「ご祝儀」を出すつもりでいた私・・・夫もそう考えていたらしい。なんたって今年私たち「寅年」だもの。

 しきりにカメラに納めた夫に彼女は名刺をくれた。・・・・やっぱり彼女の方が一枚上手だった。
 
 専門店街が続く、中国料理の調理器具のお店が続いて・・・なんとなく蒸篭に目がいってしまう。本当に白だけ集めた中国食器のお店・・・・あの団体向けのガチャガチャやっても割れない物以外にいっぱいいいものがあって・・・・安心したわ。仏具を扱うお店もあったりして・・・本当は覗いてみたいなと思いつつ・・・相棒の興味も考慮しなくちゃあね。
  
 依田 美恵子
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生産者の都合

2010年01月19日 | 住まいづくり
事務所にいる時間の多い私は、突然のお客様の来訪にも、アポを取ってこられても、ちょっと時間差が出る間のお相手でもなんでもこなす。・・・・なんたって世間話なんておちゃのこさいさいは年の功だから。

 最初に商社の方からメーカー同伴のアポをいただいた時、当社には馴染まないお話では・・・とやんわりお断りしたが、本日お見えいただいた。社長が午前の会議を終えて駆けつけるまでの間「お話お聞きしていて」とのことだったから。

 最近生産を始めたという商品説明のお話をうかがいながら、「大変失礼なことをお聞きするんですが・・・・、当社の住まいの工法をご存知でいらっしゃいますよね」とお聞きした。「ええ存じています」「これを使うということはかなり後退を意味するのですが・・・・。」

 エコだCО2削減だの耳障りのいい言葉が今世界中を駆け巡る。化石燃料を使わない自然素材と言えば、ますます耳障りはいい。素人ならのるんだろうな。

 「これって生産者の都合の商品ですよね」・・・・ああ我ながらなんときつい言葉。

 どんなに素材としてはよくても、それがどのように使われるかが問題なのだ。

 最低レベルの代替品ではないか・・・なんでまだこんな程度の情報しか持ち得ないのだ。

 最近開発されたという商品・・・・わたしが見たって、どんなに自然素材だから何でもいいなんて思えない。サラリーマンは惚れもしない物を売らなければならないから大変なんだろうけど。

 ちょうど社長が帰って来た。「社長の視点は私とは違うかもしれませんから」と私はそうそうに退席した。

 たぶん社長は私より「大人」だから、静かにお話をうかがっていただろうな。感想はたぶん私と50歩100歩だろう。「価格も聞かなかったよ」と言っていたから。
  依田 美恵子
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「無限の太陽エネルギーで省エネとCO2削減」

2010年01月19日 | 住まいづくり
    「無限の太陽エネルギーで省エネとCO2削減」
          1月23日(土)
     最新の太陽熱温水器のシステム見学会  本社    1時より
     太陽エネルギーセミナー        モデルハウス  2時より

     現在社屋で実験中の太陽エネルギー利用の温水暖房システムを
     御覧いただけます。(毎日温度測定しているんですよ)
     この太陽熱温水システムは真空ガラス管式の集熱器で、
     密閉循環ソーラーシステム専用の集熱器です。

     社屋は暖房、我が家は給湯で実験中です。

     太陽光発電パネルの一般的な変換効率が15%程度であるので、
     エネルギー換算で言えば4倍程度性能が高いと言えるそうです。
     (詳しくはセミナーで!!)

     以前の屋根置き太陽熱温水器より、進化しているんですよ。
     是非御覧下さい。

                中島 みゆき
     
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何回目かの成人式を迎えて。

2010年01月19日 | 読書
朝、私より先にご出勤なされていたお客様。「おはようございます」と事務所に入ったらお客様が迎えてくれました。県外から見えて当社が一番先だから、こんなことが度々なんですねぇ。

 時間があったと見えて「依田さん○回目の成人式なの」と、わたしの宅建の資格証明書を見られたらしい。・・・・せっかくここまで取った年だもの隠すことはないわねぇ。
 でも来社される方がお若くなったというのは・・・・もう実感・実感です。

 65歳まで延長といいながら、大手ほど早いような気もしますねえ。

 今年も成人式が終わった。成人式というとあのセレモニーばかりが取り上げられる。現代版では「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする若者を励ます」ことが趣旨らしい。

 成人の義務や権利というものも20歳になれば、当然あたえられる。

 昨夏戦後65年ということだっただろうか、ずっと語らずを通してきた戦争経験者が「今語り継がねば」という意の話を「ラジオ深夜便」で語るのを聞いた。

 分かりきっているはずで、知っているようで全然実感として知らない事だったのは・・・・実際戦争に行って戦っていた人たちの年齢。・・・・私は恥ずかしくて夜中に涙した。1銭5厘で人は招集された。末期には若い人だけでは足りなかったし。

 それは士官学校というものなのか・・・その実その軍関係の組織は理解していないが、でも確実にそこを出た20才前後からの人たちが、戦場で指揮をとったものである。そのためにどんな教育がなされたか。その教育の仕方を聞いたのだった。上級生が下級生を仕込むということも含めて。

 人間的な経験の少ない若い上官であっても、何十人もの部下の命を預かる。そのためには、一瞬の躊躇も許されない。そのための訓練がなされた。それは現代ではどんなに不条理といわれようとも、戦争とはそういうものだったのだと・・・私は知った。

 今も世界中で戦争はなくならない。国を越えたテロもとどまるところを知らない。人間は愚かだ。ただ愚かさだけで物が片付くであれば、とっくに世の中は変わっているはずだ。

 昔、武士が元服を迎えると、父親から切腹の作法を教えられることを知った。元服すれば当然戦場へ行って生死を賭ける。

 ここ60年ばかり、現代の成人も含めても、私たちはどんなに幸せな時代に生まれたことか。自国だけがいいとからいいとは決して思わないけれど、「日米安保」を考えた時代の私としても、いまやや普天間基地から始まる、日本の安全問題を人事のような気分で見過ごしていいのだろうかとこの頃不安を覚える。香港で眺めた普天間のニュースの映像は日本国内で流れるものとは、はっきり違って見えた。オブラートに包まれているのは私たちか。

 戦争なんてありえないと思いつつも・願いつつも・・・もしやの時に戦場にかりだされるのは、私たちの息子や孫であるのだから。その時過去の女たちと同じように私が何をできるのやら。

 晴れ着を着た新成人たちを見ながら、この幸せが永遠に続くならばと、○回目の成人式を迎えた私は吐息した。
 依田 美恵子
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マカオ・香港旅行記・・・・10

2010年01月19日 | 
この日は1日自由行動。どこへ行っても少なくとも1日は自由行動の日を入れる。朝ゆっくりと起床。NHKで日本のニュースをチェック、ついでに天気予報も、やっぱり寒波だ。それにしても香港の天気予報、アジアだけでなく、ヨーロッパに北米の天気まで毎回雨雲まで出している、温度は当然だけど。・・・やはり日本って本当に閉鎖的というか島国なんだあと感じる一瞬だ。

 NHKといえども、ニュースは英語と中国語、ときたま日本の大臣の肉声が混じる程度。
それでも漢字は便利、なんとなく意味が分かるもの。それでも日本人の最低覚える当用漢字の数ってご存知ですよね。1850字位で義務教育の範囲で881字。人名用漢字は985字なんて記憶がありますが。

 でも最近パソコンだと出てくるんですよね。実際は書けないというような文字、おおよそパソコンには7000字弱はいっているのではないでしょうか。
 中国も簡体字なんていうのも出てきますけれど、日本より覚える数は3倍もあるのではないでしょうか。

 いつどやラジオで清の時代には5万字もあったなんて聞いて、生まれる時代と場所を間違えなくて良かったと思いましたけど、ギネスブツク並みにいうならば20万字という世界もあるようですよ。・・・ここまでの話は真偽の程の責任持てませんが。

 香港のお店は開店が遅いです、ショツピングセンターもおおよそ11時頃から、その分、夜も10時ごろまでとか。絶対本格的な「飲茶」を食べると決めて、ガイドブック片手にホテルのエレベーターに。中で高いコック帽子をかぶられた方が、目ざとく私たちのガイドブックを覗き込まれて「ペラペラ」と。ご親切に日本語の分かる人呼んでくれますと。

 ホテルの近くの飲茶のお店を教えてもらったんだけど・・・・昨日と同じところ???なのかな。あの高いコック帽子の方にチップを渡すべきなのか、失礼なのか悩んじゃいましたねえ。・・・どう見ても総料理長タイプだもんね。・・・声をかけていただいてとってもうれしかったですね。

 とりあえず今日は1日散策をすることに、ホテルの朝食は付いていたけど、それを抜いて8時半開店のお店を目指してトットコトットコ。商店街もまだ閑散。

 ようやく訪れたお店は・・・・無くなっていた(ガイドブック2010年版だよ)。同じく飲茶の店にはなっていたけど11時開店なんて待っていられるかーとなり、第2希望の店に。尖沙咀駅から5分が曲者。これは今日の散策コースを逆戻りするということなのね。まあ時に空腹と食欲には勝てないのでトットコトットコ。これが見つからないのよ。廻りをぐるぐる回ってみて・・・・工事中の建物があるのでこちらも撤去・・・なんて想像力たくましくしていたの。念を入れてガイドブックの英語字を見て・・・ニューワールドセンターの中じゃあないの・・・もう自分に怒り状態ね・・・。

 それでもようやくに「東海海鮮酒家」の窓際の席に座われた。そこでまずはビール、香港のでいいですと。一番しぼりに慣らされた身であっても、最近の中国のビールもおいしくなったー。何しろ私の水分補給にはこれが一番必要なんだもの。
 当然「酷」でチェック。これがおいしいのなんのって。ついついにこにこしてしまいましたよ。隣のテーブルのご様子などもチェックして、本当に飲茶らしい飲茶を堪能しました。
 香港に来たかいがあったわと夫ともどもにこにこ。

 料理にきちんと手がかかっているかどうかだと思うのです。団体旅行向けは仕事をくれる旅行会社だけを向いているという印象。だからお客様は私たちではないのですね。
 
 テーブルの担当に「この酷分けて」と交渉開始。マネージャーに聞いてきますといって「一瓶詰めてきてくれました」おー感激。お代は当然直収。・・・これを1日中抱きかかえて歩いて・・・おまけにスーツケースの中で割れた時の被害を考えると(泣泣)

 ショツピングセンターの中の高級スーパーを覗く。さすがだと思う。めずらしい果物をパチリパチリやっていたら、ノーと言われてしまった。

 香港人は基本的には「寝ている魚は食べない」のだそうだ。「寝ている」とはうまい表現。だから冷凍ものはあったわー。でも本当にお客様がいないのー。きれいな制服を着たレジのお姉さんが何人も立ちんぼしていました。その中を何も買わずに出てくるのも勇気がいりますね。
 
 午後のネイザンロードものすごい賑やかさ、貴金属・カバン・漢方薬のお店が目立つ通りで、10メートルおきににかかる言葉「社長・・社長 ニセモノ見る?」「だんな・・・ニセモノ 時計・バック・・・」律儀に要らないを繰り返す夫。最初のうちは隣で聞いていても我慢が出来たけど、1日聞いていたらすごいイライラとなる。どう見てもカメラとガイドブックのせいよね。

 野菜や果物・肉・魚の売られている青空市場を覗く。これが面白いのね。並んでいる物も珍しい物も多いし当然ラッピングも無い世界、市場がその国の国民性を一番表すみたい。「かえる」なんて見ちゃうとぐっと食欲が後退する気分もあるけれど。食というのがとても身近なものに見える。

 依田 美恵子
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正月早々のいい話・・原点回帰を目指すパン工房キキョーヤさん。

2010年01月18日 | 日々のこと
どの位忙しいかって想像してくださいね。まったく遊んできた後というのは、仕事の先取りがない分、メチャメチャですねえ。出かける前は何かの都合で半月位は留守にしても大丈夫路線でいたのに・・・・。

 私が高校生時代にお世話になったパン屋さんの息子さんが、突然訪ねてこられたのは、ちょうどそんな仕事始めの日でした。

創業93年、創業者の祖父の時代に薪でパンを焼いていたと。その薪の出どこが当社だったらしいと(本当に調べて)・・・・・とそんなお話から始まったのでした。

 社内見回しても、私しかその当りのルーツに答えられそうな人いないわねえ・・・。

 お話をお伺いしたら商売人として10代も続く名門のお宅、岩村田の町の本通りで7代も旅館をしていたのだという。今から3代前に大火災で旅館を焼失されたとのこと。きっと桔梗屋旅館さんといったら今でも町場の方はご存知の方も多いでしょう。

 火災以後パン屋さんを創業して今年で93年。「パン工房キキョーヤ」の3代目の36歳の当主が、創業100年に向けて、「原点回帰」に一歩を踏み出したらしい。

 「原点回帰」の言葉は、若き経営者の内なる決意をひしひしと感じさせて、心に響く物があった。そこには人の真似事ではない本物が感じられた。

 長い歴史の蓄積・・・・彼にとっても自分探しの一歩かもしれない。

 これだけ物があふれる時代、消費者の心をつかむ事は容易ではない。どれだけ人の琴線に触れえるか。こだわりか・質か・サービスか・安さか・安全か・見た目なのか・・・・。おいしいは当たり前の上だから。

 薪に関しての私の知っている(見ていたわけではないけれど)かぎりの古い~古いお話と、今後薪は何がベターなのか、そしてその入手の仕方まで・・・・、二酸化炭素対策からすれば、薪は追い風ではないか。ただしねえ・・・・ここ何十年も植林は唐松に杉だからねえ。

 それでも若き経営者の爽やかな視点に、私までがぐーんと熱が入ったんだけど、アポを入れていたお客様がお見えになってしまって・・・・又出かけてくださいねとなってしまった。

 「原点回帰」のためには、どうしても薪で食パンを焼いてみたいという。幸運にも薪の石釜を作る職人さんにも出会えたという。・・・・自分の息子を応援してみたい気分がどんどん・・・私単純なんだなー。
 

 高校時代私たちの胃袋はどれだけキキョーヤさんのお世話になったことか。あの揚げアンパンの味が無性に懐かしく思い出され、正月早々なんかとっても心がほんわかした。

 今お店は岩村田駅のすぐ横、欲にもたくさん食べられなくなった私だけど、実家の母は日に1度はこちらのパンを食していた。
依田 美恵子
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