北山商店さんちの煮干

2008年04月16日 | 料理
 夕食後夫の帰りを待ちながら、煮干の頭とはらわたをとる。この海無し県で鰹節屋さんを営む北山商店さんの極上物である。

 最近は大ぶりよりも小ぶりの物が、我が家では受けがいい。ようは歯が立たないからだ。本来なら出しを取る物なのだが、カルシュウムのために食したいのだ。こんな些細なことだけどね積み重ねの力は大きいからだ。

 これをたっぷり使った味噌汁はおいしい。既製の出しもあるが、少し辛目でもあれを入れると不思議にごまかせるところを見ると・・・・やっぱり使いたくない。

 マーケットで手軽には買えるけど、やっぱりプロの扱う物はその色艶から違う。
鰹節がメインで、和食料理店やホテルに削りたてを届けているのだそうだ。鰹節から出しを取らない和食屋さんもいる時代だそうだけど、本物の味はやっぱり違う、そんな味に出会えた時はうれしいものだ。

 家庭でも、コンビニ弁当でも、既製の味や濃い味に慣らされ過ぎると、舌がばかになってしまうだろうから、できるだけ素材の味を生かした薄味で多少の手抜きは上等の調味料でカバーしてをモットーにしているんだけどな。
 
 書き出したら・・・・思わぬ方向へ行ってしまって・・・・・本命にたどり着くには無理がありそうなので・・・・今日はここで。

                      依田 美恵子
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